180キロのゴリラ逃走で機動隊出動、隊長「最も恐ろしい任務」

180キロのゴリラ逃走で機動隊出動、隊長「最も恐ろしい任務」
3月19日、米ニューヨーク州のバッファロー動物園で、体重約180キロのゴリラがおりから逃げ出し、特別機動隊(SWAT)が出動する騒ぎとなった。バッファロー動物園提供(2012年 ロイター)
[バッファロー(米ニューヨーク州) 19日 ロイター] 米ニューヨーク州のバッファロー動物園で19日、体重約180キロのゴリラがおりから逃げ出し、特別機動隊(SWAT)が出動する騒ぎとなった。
動物園によると、ゴリラは鍵のかかっていなかったおりのドアを通って職員が利用するエリアまで出てきたという。担当の女性飼育員は手とふくらはぎをかまれたが、大事には至っていない。ゴリラはSWATのほか、獣医や動物園の職員らが協力して捕獲。無事、おりに戻された。
任務に当たったSWATの隊長は、「その気になれば、このゴリラは人間の腕を引きちぎることもできる。私のキャリアの中で最も恐ろしい任務だった」と話していた。

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