クライミング中にハチ被害か、米男性が宙づりのまま死亡

[フェニックス 8日 ロイター] 米アリゾナ州の警察は8日、同州ツーソン南部の山中で男性(55)が宙づりの状態で死亡していたと発表した。男性はクライミング中にハチに刺されて死亡した可能性が高いという。
サンタクルス郡保安官事務所によると、亡くなった男性はクライミング歴約30年のベテランで、今月3日にツーソン南部の山に向けて出発した。報道によれば、6日になっても職場に出勤してこなかったことから行方不明が発覚。その後救助隊などが捜索し、遺体を発見した。
同保安官事務所では、男性が高さ約45メートルの崖を半分ほど登ったところでハチの群れに襲われ、「行き場を失った」とみて調べている。また男性の飼い犬もハチに刺されて死んでいるのが見つかった。

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