「偽看護師」が患者の点滴チューブ切断、鎮痛剤盗む目的か

「偽看護師」が患者の点滴チューブ切断、鎮痛剤盗む目的か
4月24日、米シアトルで看護師に変装した女(写真)が病院に侵入し、患者の点滴から薬を盗もうとした事件で、警察は写真を公開した(2013年 ロイター/Seattle Police Department)
[シアトル 24日 ロイター] 米ワシントン州シアトルで、看護師に変装した女が病院に侵入し、患者の点滴から薬を盗もうとする事件が発生した。女の行方は分かっていない。警察は女が鎮痛剤の依存症を抱えている可能性があるとみている。
女は13日、シアトルのスウェディッシュ・メディカル・センターで男性患者の病室に入り、点滴の中に入っていた鎮痛剤を盗もうとした疑いが持たれている。
男性はこの女と面識がなく、何をやっているのかを尋ねると、女は病室を去ったという。後に本物の看護師が病室を訪れたところ、男性患者の点滴のチューブが切断されていたことが分かった。女はその直後にも別のフロアで目撃されている。
シアトル警察の広報官は24日、「特異な事件で、女がいかに薬を欲していたかが分かる」とコメント。顔写真を公開し、逃げた女の行方を追っている。

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