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「慶応義塾大学病院ロービジョン外来」番組担当の塚本です。先日、この「こぼれ話」の欄では、二回にわたって慶応大学病院に開設された「ロービジョンケア・ハブ」について紹介いたしました。慶応大学病院では、「すゝめ」というタイトルの広報誌を定期的に発行しており、そのVoL.22にロービジョン外来が紹介されていましたので、今日はその内容について触れさせていただきます。慶応大学病院の眼科には、一般外来の他に、19の専門外来を備えており、ほぼすべての眼疾患に対応できる体制をとっているということです。その一つにロービジョン外来が
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【番組概要】Vol.5この記事では、ラジオ放送第五弾の概要を紹介します。『知っていますか?ロービジョン~0と1の間Vol.5』は、文化放送で2024年9月23日(月・祝)11時00分より放送されました。当番組は、自らロービジョン者である文化放送社員が企画・制作を担当しています。今回もパーソナリティには、この番組の趣旨を深く理解しているサヘル・ローズを迎えています。今回の第五弾のテーマは「ロービジョンの歩き方」。視覚障害者は、移動する時、大変な困難を抱えています。そんな視覚障害者の「移動」の現状につ
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【告知】放送決定!番組第五弾の放送が決定しました!今回のテーマは、「ロービジョンの歩き方」。ロービジョン者の「移動」に焦点を当ててお送りいたします。出演は、これまでに引き続いて、サヘル・ローズと文化放送局員の白石仁司です。その他、取材におこたえいただいた方々の声もお届けいたします。以下のラジオ局・日時で放送されます。番組名:『知っていますか?ロービジョン~0と1の間Vol.5』<文化放送>2024年9月23日(月祝)11時00分~12時00分<北日本放送>2024年9月22日(日)12時00分
記事
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【番組概要】Vol.5この記事では、ラジオ放送第五弾の概要を紹介します。『知っていますか?ロービジョン~0と1の間Vol.5』は、文化放送で2024年9月23日(月・祝)11時00分より放送されました。当番組は、自らロービジョン者である文化放送社員が企画・制作を担当しています。今回もパーソナリティには、この番組の趣旨を深く理解しているサヘル・ローズを迎えています。今回の第五弾のテーマは「ロービジョンの歩き方」。視覚障害者は、移動する時、大変な困難を抱えています。そんな視覚障害者の「移動」の現状につ
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【番組概要】Vol.4この記事では、ラジオ放送第四弾の概要を紹介します。『知っていますか?ロービジョン~0と1の間Vol.4』は、2024年3月31日(日・祝)15時00分より放送されました。当番組は、自らロービジョン者である文化放送社員が企画・制作を担当しています。今回もパーソナリティには、この番組の趣旨を深く理解しているサヘル・ローズを迎えています。今回の第四弾のテーマは「働く」。視覚障害者の労働の現状について理解を深めるべく、働くロービジョン者にインタビュー。視覚障害のある中で仕事をし続ける
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【番組概要】Vol.3この記事では、ラジオ放送第三弾の概要・最後に出題した問題への応答を紹介します。『知っていますか?ロービジョン~0と1の間Vol.3』は、2023年9月18日(月・祝)午前10時00分より放送されました。当番組は、自らロービジョン者である文化放送社員が企画・制作を担当しています。今回もパーソナリティには、この番組の趣旨を深く理解しているサヘル・ローズを迎えています。今回の第三弾では、多様なロービジョンの症状についてロービジョン専門医に取材した模様を紹介するほか、これまでのシリー
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「『あるもの』と『ないもの』の証明」番組担当の白石です。今日は「あるもの」と「ないもの」の違いについてロービジョン者の経験からお話します。私の病気、緑内障は視野が欠けています。分かりやすく言うと、人を見た場合、例えば右手と下半身そして顔半分が欠けていたりします。欠けているところは真っ黒になるわけではなく、背景と同化して、半透明人間のように見えます。(背景と同化するため緑内障初期の人はなかなか症状に気付きません。)私のようにかなり症状が進むと、動くことに慎重になります。例えば食卓。コップが「ある」と認識できれば、
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「第6回ロービジョン・ブラインド川柳」番組担当の白石です。1月19日(金)文化放送「くにまる食堂」という番組に、「ロービジョン・ブラインド川柳コンクール」事務局の神田信さんをお迎えしました。神田さんの目の状態はほとんど盲目です。放送の外でも、神田さんと色々なお話をしました。神田さんと私の共通の思いは、「少しでも多くの人に盲目やロービジョンのことを知ってほしい」ということです。知る人が多くなれば、考える人が多くなり、視覚障害者が住みやすい世の中になります。視覚障害者が暮らしやすいということは、視覚以外の障害者や高齢
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「意識と無意識」番組担当の白石です。今日は視覚障害者に対する「意識と無意識」について最近感じたことを書きます。私のことをロービジョン者と知っている人でも、ほとんどの人は四六時中そのことを意識していません。なぜなら、私が見た目には普通に行動しているように見えることが多いからです。誰かと一緒に行動していると、暗いところに入った瞬間や段差のあるところでは声掛けをしてくれます。しかし、電車のベルが鳴り、まさに出発しようとしているときに、急に階段を駆け上ったりします。段差のあるところで私は走ることがし
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「慶応義塾大学病院ロービジョン外来」番組担当の塚本です。先日、この「こぼれ話」の欄では、二回にわたって慶応大学病院に開設された「ロービジョンケア・ハブ」について紹介いたしました。慶応大学病院では、「すゝめ」というタイトルの広報誌を定期的に発行しており、そのVoL.22にロービジョン外来が紹介されていましたので、今日はその内容について触れさせていただきます。慶応大学病院の眼科には、一般外来の他に、19の専門外来を備えており、ほぼすべての眼疾患に対応できる体制をとっているということです。その一つにロービジョン外来が
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「職場介助者さえいてくれれば」②番組担当の塚本です。昨日は視覚障がいの程度が進むにつれて、本来の理学療法士としての業務から外され、最後は病院の補助員として働かざるを得なかったAさんの歩みを紹介しました。こうした経験を踏まえて、Aさんは「もし私に職場介助者が付いてくれたとしたら、理学療法士として働き続けることが出来たのではないか」と振り返っています。その例として、例えば医師からリハビリの処方箋が出たら、職場介助者に読んでもらうことが出来たとしています。また、そのほかのカルテや検査データなども読んでもらうことが
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「職場介助者さえいてくれれば」①番組担当の塚本です。職場介助者とは、その字のごとく、障がい者の就労に当たって、日常の業務の介助に当たるスタッフのことです。昨年秋に「全国視覚障害者雇用促進連絡会」が開かれた際に、理学療法士の資格を持つAさんという方から、職場介助者制度の大切さを訴えるメッセージが寄せられましたので、その内容を二回にわたって紹介させて頂きます。網膜色素変性症のAさんは、理学療法士の資格を取り、40歳過ぎにある病院に就職しました。その後、見えにくさが増してきたため、Aさんは老人ホームに転職します。
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【メディア掲載】日刊ゲンダイ番組プロデューサー白石が、日刊ゲンダイより取材を受けました。以下よりお読みいただけます。『愉快な”病人”たち』「文化放送ディレクター白石仁司さん緑内障を語る『白く深い霧の中で生活している感じです』」(2024年2月28日発行) 「https://hc.nikkan-gendai.com/articles/280121」
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【メディア出演】ラジオ大阪「話の目薬」番組プロデューサー白石が、ラジオ大阪「話の目薬」に出演いたします。放送日:2024年2月27日(火)放送時間:20時~20時30分以下からお聞きいただけます。(※エリア外の方はプレミアム会員に登録する必要があります。)「https://radiko.jp/share/?t=20240227200000&sid=OBC」
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【メディア掲載】朝日新聞番組プロデューサー白石が、朝日新聞より取材を受けました。以下よりお読みいただけます。(※有料記事です)「(ひと)白石仁司さん 「ロービジョン」の世界を伝えるラジオ番組を制作」(2024年1月13日公開)
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「慶応義塾大学病院ロービジョン外来」番組担当の塚本です。先日、この「こぼれ話」の欄では、二回にわたって慶応大学病院に開設された「ロービジョンケア・ハブ」について紹介いたしました。慶応大学病院では、「すゝめ」というタイトルの広報誌を定期的に発行しており、そのVoL.22にロービジョン外来が紹介されていましたので、今日はその内容について触れさせていただきます。慶応大学病院の眼科には、一般外来の他に、19の専門外来を備えており、ほぼすべての眼疾患に対応できる体制をとっているということです。その一つにロービジョン外来が -
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「職場介助者さえいてくれれば」②番組担当の塚本です。昨日は視覚障がいの程度が進むにつれて、本来の理学療法士としての業務から外され、最後は病院の補助員として働かざるを得なかったAさんの歩みを紹介しました。こうした経験を踏まえて、Aさんは「もし私に職場介助者が付いてくれたとしたら、理学療法士として働き続けることが出来たのではないか」と振り返っています。その例として、例えば医師からリハビリの処方箋が出たら、職場介助者に読んでもらうことが出来たとしています。また、そのほかのカルテや検査データなども読んでもらうことが -
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「職場介助者さえいてくれれば」①番組担当の塚本です。職場介助者とは、その字のごとく、障がい者の就労に当たって、日常の業務の介助に当たるスタッフのことです。昨年秋に「全国視覚障害者雇用促進連絡会」が開かれた際に、理学療法士の資格を持つAさんという方から、職場介助者制度の大切さを訴えるメッセージが寄せられましたので、その内容を二回にわたって紹介させて頂きます。網膜色素変性症のAさんは、理学療法士の資格を取り、40歳過ぎにある病院に就職しました。その後、見えにくさが増してきたため、Aさんは老人ホームに転職します。