マーケティング戦略論や流通システム論を専門とする神奈川大学の中見真也准教授をホストに、月イチで開催しているLIVEウェビナーシリーズ「リテールイノベーションの最前線」。第2回となる今回は、「カメラのキタムラ」「スタジオマリオ」を展開するキタムラの柳沢 啓社長が登場します。
柳沢氏は新卒でキタムラに入社後、店長やバイヤーを経験。その後、EC事業部へ移り、デジタル推進部長、コンタクトセンター部長を兼任するなど、同社のDX・オムニチャネル戦略を牽引し、2024年4月、代表取締役社長に就任されました。
業界でも先駆けてEC事業に取り組んできたキタムラでは、売上高に占めるEC関与率が60%(2022年度)に達するなど、リアル店舗網とネットを融合させたオムニチャネル戦略が業界の内外から大いに注目されています。
本ウェビナーでは、キタムラの変革を牽引する柳沢社長が、BOPIS(Buy Online Pick-up In Store)を軸にしたオムニチャネル戦略から、コールセンターをプロフィットセンターへと変貌させた驚きのデジタル活用法、スタジオマリオやカメラのリユース事業の売り上げや業務効率を飛躍的に高めたAI活用法まで、キタムラが取り組むリテールイノベーションについて語り尽くします。
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ウェビナー概要
━━【Japan Innovation Review LIVEウェビナーシリーズ】━━
リテールイノベーションの最前線[第2回]
「EC関与率は脅威の60%!進化を続けるキタムラのオムニチャネル戦略の秘訣を柳沢社長が語る」
プログラム
■【論点解説】
中見 真也 氏(神奈川大学経営学部国際経営学科 准教授)
■【特別講演】キタムラのリテールイノベーション
柳沢 啓 氏(キタムラ 代表取締役 社長執行役員)
<講演TOPICS>
- 売り上げだけではなく、店舗従業員のモチベーションもアップ? EC関与率60%(2022年度)を実現させた脅威のEC・オムニチャネル戦略の秘訣
- デジタル活用と発想の転換で、コールセンターがコストセンターからプロフィットセンターに大変身?
- スタジオマリオの売り上げアップに大貢献! AI活用で、衣装在庫の補充発注額を3分の2に削減させた驚きの在庫管理法とは?
- 買取金額が10億円以上もアップ! AI活用による中古カメラ査定の仕組み ほか
■【特別対談】
柳沢 啓 氏(キタムラ 代表取締役 社長執行役員)
中見 真也 氏(神奈川大学経営学部国際経営学科 准教授)
■【Q&Aコーナー】
参加者の方々からの質問に柳沢氏、中見氏が回答します。
講師
柳沢 啓 氏
キタムラ
代表取締役 社長執行役員
新卒でキタムラに店舗スタッフとして入社後、同社EC部長としてeコマースの成長を推進し、2016年に同社執行役員となりコンタクトセンター、デジタルマーケティング、ITを統合し兼任。2020年にはグループ各社の取締役も兼任し、グループ全体のCDOロールを担う。2024年4月よりキタムラ・ホールディングス取締役 上席執行役員およびキタムラの代表として全社の指揮を執る。
中見 真也 氏
神奈川大学
経営学部 准教授
神奈川大学 経営学部国際経営学科 准教授。専門はマーケティング戦略論、流通システム論。編著に『オムニチャネルと顧客戦略の現在』(千倉書房)、『小売DX大全』(日経BP)、『ケースブック オムニチャネルと顧客戦略の現在』(千倉書房)がある。日本マーケティング学会理事、社会的健康戦略研究所理事、オムニチャネル協会学術フェロー、ネクストリテールラボ常務理事等を務める。