Hewlett Packard Enterprise(HPE)は米国時間11月14日、中小企業向けのハイブリッドIT製品群である「HPE StoreEasy Storage」や「HPE ProLiant Easy Connect」「HPE Flex Solutions」の拡充を発表した。
これによりHPEはストレージに関して、Microsoftの「Windows Storage Server 2016 Standard Edition」とIntelの最新「Xeon」プロセッサ、高速メモリを搭載した新たなコンフィギュレーションをStoreEasyのポートフォリオ全体に加えることになる。
またHPEは、同社のProLiant Easy Connectハイブリッドクラウドプラットフォームに対する拡張とともに、「Microsoft Azure」を用いた統合クラウドバックアップ機能の追加も発表している。
さらに同社は、企業によるワークロードの統合とともに容量の最大化を支援するために、データの重複排除と圧縮によるデータ削減機能を強化したと述べている。「HPE StoreEasy 1650 Expanded」は新たに10テラバイトのドライブバンドルをサポートし、内部容量を280テラバイトにまで増強できる。またStoreEasy製品群では、大規模ファイルに対する中間者(MITM)攻撃を防ぐために暗号化処理のパフォーマンスを強化している。
そして、Flex Solutionsも刷新し、ハイブリッドフラッシュシステム「HPE MSA 2042 Storage」に対応するとともに、「Microsoft SQL Server 2016」のサポートを追加した。
サーバに関しては、ProLiant Easy Connectのポートフォリオが拡張されている。ProLiant Easy Connectは、中小企業向けに、統合されたコンピュート、ストレージ、ネットワーキングとともに、仮想化およびクラウド管理サービスを提供する。
このサーバ製品には、「HPE ProLiant Easy Connect ML110 Managed Hybrid Server」が加わり、サイトあたり最大150ユーザーに対応し、企業がクラウドベースおよびオンプレミスのアプリケーションの管理に関してより適切に制御できるようにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。