Sansanは10月8日、BtoB企業のイベント/セミナーの効果を最大化し、収益拡大を支援する、法人向けセミナー管理システム「Sansan Seminar Manager」を発表した。
従来のセミナー開催においては、「手軽にイベント開催ができない」「正確な来場者登録・管理ができない」「良いUXを提供できない」「それらをワンストップで実現するものがない」という課題があったと同社では指摘。Sansan Seminar Managerでは、これらの課題に対して、募集ページ作成から来場者フォーム、受付、ウェビナーの開催及びアンケート集計までをサポートする。また、質の高いイベント運営と正確な来場者データベースの構築を実現できるという。
具体的には、開催概要を入力するだけで、あらかじめ用意されたテンプレートにより募集ページが自動で作成される機能や、同社が開発した専用端末による無人受付システム(オフラインセミナー向け機能)、参加者ごとにウェビナー受付用のURLを発行・配布する自動受付システム(ウェビナー向け)などを用意する。
このほか「会社名予測機能」と「フリードメイン判定」という特徴を備えたAIフォームに対応した。会社名予測機能では、AIがメールアドレスのドメインから所属企業名を推定。フォーム入力する来場者は自身で手入力する必要なく、クリックだけで正しい社名の入力を完結できるという。フリードメイン判定は、「gmail.com」など独自に学習した約5000件のフリードメイン辞書機能となる。
また、9月に発表した「Smart Entry by Eight オンライン名刺」をフォームに利用可能。参加者はQRコードを撮影するだけで、自身のビジネス情報をイベントへの来場者登録に利用できるようになる。
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