交換の対象となっているサムスンの「Galaxy Note7」が米国時間9月10日夜に爆発し、ニューヨークのブルックリンに住む6歳の男児が手にやけどを負ったとNew York Postが報じている。
男児がGalaxy Note7で動画を視聴していると、手の中で端末が突如爆発した、と男児の祖母はNew York Postに語っている。家族が救急車を呼び、男児はやけどで病院に搬送された。男児はすでに病院から自宅に戻っている。祖母によると、男児は怖がってほかのデバイスに近づくこともできない状態だという。
サムスンは文書によるコメントでこの事故について認め、男児の家族とすでに接触したことを明らかにした。
「当社はすべての報告を非常に深刻に受け止めており、詳しい状況を知るためにLewis家と連絡を取っている。この件については現在調査中のため、現時点ではこれ以上コメントできない」と広報担当者は述べている。
サムスンは、バッテリが過熱して発火したという35件の報告を受け、9月初めにGalaxy Note7の自主交換を発表した。同社はすべてのGalaxy Note7の交換に応じる意向を示している。取り組みを迅速化するため、先週には米消費者製品安全委員会(CPSC)が介入し、サムスンと連携してリコールを進めている。
また、米連邦航空局(FAA)は8日、航空機の乗客に対し、機内でGalaxy Note7の電源を入れたり充電したりしないよう警告した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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