Amazonは米国時間1月28日、2015会計年度第4四半期および通期の決算(12月31日締め)を発表した。
2015年第4四半期の純利益は4億8200万ドル(1株当たり1.00ドル)で、非GAAPベースの利益は1株当たり1.00ドル、売上高は357億5000万ドルだった。アナリスト予想では、1株当たり利益が1.63ドル、売上高が359億8000万ドルとされていた。
2015年を通して多くのIT企業がそうであったように、Amazonも第4四半期と通期ともに業績が低調だった原因を「前年度比で為替変動によるマイナスの影響があった」ためだとした。
会社全体では、Amazonの売上高は2015年度に1070億ドルに増加した。2014年度は890億ドルだった。
Amazonで好調なのは依然としてクラウド部門だ。Amazonが2015年春にクラウド部門単独の業績を公表するようになってから、四半期ごとに成長を続けており、毎回アナリストらを感心させている。
Amazon Web Services(AWS)は第4四半期、売上高24億500万ドルを計上。10月に発表された前四半期決算の20億8000万ドルから増加した。
2015年はAWSにとって概して重要な1年となった。同社はこの年、722件の新たなサービスや機能をリリースしており、これは2014年と比べると40%増となる。
2016年第1四半期について、アナリストらは非GAAPベースの利益を1株当たり81セント、売上高を277億1000万ドルと予想している。
Amazonはこれに対し、売上高予想を265億~290億ドルとした。これは2015年第1四半期から17~28%の増加となる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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