年末年始は家族や友達と夜更かしして、歌番組やお笑い番組、レンタルした映画をワイワイ一緒に見たり、ゲームで盛り上がったりするのが楽しい。しかし、正月休みが終わった今は、仕事や学校があるから夜中に大きな音でテレビを見ることなど難しい。
そのような状況でも、テレビなどの音声を無線LAN(Wi-Fi)でスマートフォンへ飛ばせるデバイス「blipcast」を使えば、迷惑をかけずに大音量で楽しめる。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援を募集中。
blipcastは、テレビやオーディオ機器、ゲーム機に接続し、音声をWi-Fi経由でスマートフォンやタブレットに送信する。スマートフォンにイヤホンをつなげば、音を漏らすことなく十分な音量で視聴できる。ヘッドホンなどと違って長いケーブルを引きずらないので、煩わしさがないだろう。
また、複数のスマートフォン/タブレットに音声配信できるため、ほかの人と一緒に同じ音が聴ける。この点は、1人でしか使えない一般的な無線ヘッドホンより優れている。
音声接続はイヤホン/ヘッドホン用の3.5mmプラグ経由だが、変換ケーブルを使えばRCAピンプラグやデジタル光コネクタでも接続できる。別の部屋のテレビやオーディオ機器それぞれにblipcastを取り付け、必要に応じて切り替えて音声を聴くことも可能。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2月1日まで。目標金額の10万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間1月6日17時)で集まった資金はまだ約7000ドル。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」