freeeは5月28日、電子政府の総合窓口「e-Gov(イーガブ)」の外部連携APIに対応した労働保険の年度更新機能を、同社のクラウド給与計算ソフトに実装した。e-GovのAPIと連携した日本初のアプリケーションになるという。
この機能により、年に1度の労働保険の更新に必要な申告書を自動で作成できるようになった。また、e-GovのAPIを用いることにより、申告書の提出、承認、保険料の振り込みまでをfreeeで完結させることが可能になった。
従来の労働保険年度更新作業は、保険料の計算、指定の申告用紙への転記、申告用紙の管轄労働基準監督署への郵送または直接提出、保険料の支払い、支払額の適切な処理と会計ソフトへ手入力など煩雑な作業が多く、経理担当者や給与計算担当者の負担となっている。
e-Govは、総務省行政管理局が運営する行政情報ポータルサイト。法令検索サービスや行政手続情報、パブリックコメント情報の案内のほか、電子申請の受け付けサービスなどを提供している。
◇freeeの新構想「クラウド完結型社会」
給与計算ソフトのfreee、政府APIでクラウド完結型に--電子帳簿保存法にも対応
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス