LinkedInが、デジタルパブリッシングプラットフォームとしての意欲的な試みを強化する有用な機能を追加した。最も重要な収益面で有益な成果を上げる可能性がある。
追加されたのは、テクノロジ業界が好んで使う定量化機能、すなわち解析ツールだ。
新しい解析ツールセットでは、LinkedIn上に公開されたユーザーやブランドによる投稿すべてを対象に、直近6カ月間のデータやトレンドが表示される。
LinkedInは、今回初めて、世界全体で3億人を上回る会員が、自身の投稿に積極的にアクセスしているのが誰なのかを正確に特定できるようになったとアピールしている。
熱心なパブリッシャーは、閲覧、「いいね」、コメント、シェアの解析結果のサマリを組み合わせて、アクセス状況を確認できる。
これは、パブリッシャーに対して、誰を対象にコンテンツを作成しているのかをより深く理解してもらい、何が読者の共感を得ているか(あるいは得なかったか)について知ってもらい、最終的には、LinkedInをより包括的なコミュニケーションサービスとして強化することが狙いだ。
今回の新たなデータ集計機能で、多少は意外な結果が出てくる可能性もあるだろう。
スコットランドを拠点とするマーケティング専門家でLinkedInを頻繁に活用するパブリッシャーでもあるDavid Petherick氏は、「結果をよく見てみると、私がオレゴンで人気があったことが初めて分かった。それ以外にも、自分の投稿について詳しく知ることができる。主なトラフィックはグループ内で同じ記事を共有した結果であり、『LinkedIn Pulse』チャネルの『LinkedIn Tips』に掲載されたページからのトラフィックは比較的わずかだった」と記している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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