業務でウェブやメールマガジン、SNS向けの文章を作成する場合、一般的な業務で文章を書くのとはまた違った、さまざまなテクニックが要求される。今回はこうした用途に適した、文章作成時の補助ツールとして重宝するウェブサービスをまとめて紹介する。外部のサイトということで、利用にあたっては社内のセキュリティポリシーに違反しないよう、予め確認を取った上で、どしどし活用してほしい。
「TABLEIZER!」は、Excelの表を貼り付けるだけで、ワンクリックでHTMLのテーブルに変換してくれるツール。フォントサイズ、ヘッダ部分のカラーを指定できるほか、スタイルシートを使わないよう指定することもでき、手持ちの表を手軽にウェブに貼り付けたい場合に便利。
「numMoji(なんもじ)」は、入力した日本語テキストの文字数をリアルタイムでカウントしてくれるツール。半角英数字やスペースのカウント方法も指定できるほか、選択部分だけをカウントすることも可能。定められた文字数で文章を書く際に重宝する。
「日本語文章校正ツール」は、テキストをコピー&ペーストで貼り付けてボタンを押すだけで、日本語の表現間違いや、一般には不適切とされる表現をリストアップして表示してくれるツール。自分だけではなかなか見つけられない表現の不統一や誤字脱字を見つけるのに役立つ。
「ダミーテキストジェネレータ」は、文字数を指定してクリックするだけで、さまざまなダミー文章が手軽に出力できるツール。テキストは青空文庫のほか、「この文章はダミーです」といった定形フレーズ、また海外でお決まりの「Lorem ipsum」で始まるラテン語ベースのテキストが利用できる。本番原稿の前にレイアウトを組む場合などに便利。
「なんちゃって個人情報」は、会員制サイトのテストなどで実在しない個人情報データが大量に必要になった場合に、かんたんな操作で最大5000件までのダミーデータを出力できるサービス。出力形式はHTML、XML、CSV、タブ区切りテキストの4種類から選ぶことができる。住所出力に対応した同種サービス「疑似個人情報データ生成サービス」も役に立つ。
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