Googleの自動車向けスマートフォンインターフェース「Android Auto」が、初のアフターマーケット向けユニットが今週発売されるのを機に、ついに登場した。米国市場で、新しいパイオニアの「AVIC-8100NEX」「AVIC-7100NEX」「AVH-4100NEX」の全3モデルがAndroid Autoに対応する。
CES 2015でデモが行われていたが、これらのユニットを使用すれば、対応する「Android 5.0 Lollipop」搭載スマートフォンをデバイスに接続して、ダッシュボードでGoogle独自のシンプルな車載インターフェースを利用し、音声を使ったり、タッチスクリーンにハンズフリー通話、オーディオやアプリのコントロール、「Google Maps」ナビゲーションを映すことができる。また、Android Autoは、完全なハンズフリーのメッセージングや受信テキストの読み上げに対応しており、音声テキスト変換を認識してドライバーが応答することもできる。
ユーザーは、「Google Play」ストアからAndroid Autoコンパニオンアプリをインストールして、これらの機能を有効にすることができる。これにより、手を使わずにスマートフォンから車載レシーバへの通信を制御する。このアプリで、スマートフォンに接続した際に、Android Autoにアクセスできる車と、そうでない車を選択することもできる。ただし、テスト用に新しいレシーバのいずれかに接続できるまでは、派手な画面が表示されるだけになっている。
この製品シリーズの最上位モデルであるAVIC-8100NEX(1400ドル)は、静電容量式タッチスクリーンを搭載するが、これより下位モデルのAVIC-7100NEX(1200ドル)は、抵抗性タッチスクリーンを備える。この2つのモデルはいずれも、完全に動作するオンボードナビゲーションソフトウェアも搭載する。さらに、最も低価格のAVH-4100NEX(700ドル)は、パイオニアのオンボードナビゲーションソフトウェアなしで稼働する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス