Googleで長年にわたって最高財務責任者(CFO)を務めてきたPatrick Pichette氏が退任する。
Googleはまだ、Pichette氏の退任日を定めていないが、Googleが米証券取引委員会(SEC)に提出した書類によると、同氏は後任探しに関わる意向だという。その作業は6カ月以内で完了するはずだとGoogleは述べた。Pichette氏は2008年にGoogleに入社した。
Pichette氏が退任するGoogleは現在、絶対的な地位にある広告事業に主眼を置きつつ、自律自動車やスマートコンタクトレンズといった斬新なイニシアチブにも取り組んでいる。
同氏はブログの投稿で、Googleを退社して、家族、特に2015年の夏で結婚25周年を迎える妻と過ごす時間を増やしたいと述べた。
「共感してほしいわけではないが、仕事と私生活の間の適正なバランスをとろうともがいている人は多いため、自分が退任に思い至った過程を共有したい」とPichette氏は述べた。
2014年には他にも上級幹部の交代があった。最高経営責任者(CEO)を務めるLarry Page氏は2014年10月、Googleの将来的な戦略に集中するために、日々の統括的な職務から退くと述べた。自身の後任として、同氏は信頼する部下であるSundar Pichai氏を昇格させた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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