新しい「Google Calendar for iPhone」アプリは一見、「Google Now」カードと、Googleの新しいモバイルメール「Inbox」を組み合わせたもののようである。
しかし、(少なくとも外観上は)ユーザーインターフェースにいくつかの改良が加えられていることから、Googleのデジタルカレンダーは、より直感的に操作できるようにすることを第一としていることがわかる。
その1つが、「Assists」の追加だ。イベント作成時に候補を予測するカレンダー用の自動補完機能である。
Google Calendar製品マネージャーを務めるRobin Züger氏は米国時間3月10日のブログの投稿に、「例えば、チームメイトのRenaと定期的にコーヒーを飲んで状況確認をするという場合、(coffeeの先頭3文字である)『c-o-f-』と入力するだけで、Calendarは直ちにそのイベント全体を予測表示することができる」と記した。
しかし、Googleは最初から職場に照準を定めており、リリース時点で既にITフレンドリーな機能を強調している。
Google Calendar for iPhoneは既に、「Google Apps Mobile Management」で対応されている。Google Apps Mobile Managementは、IT管理者がパスワードを要求したりリモートからデータを削除するなど、ネットワーク内のモバイルセキュリティポリシーを確立して維持できるようにするものである。
また、Google Calendar for iPhoneは、「Google Drive」や「Hangouts」のデータと連携機能を活用して、「Google for Work」全般で使用できるものになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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