Amazonの「Kindle Fire」タブレットに触れたことがあれば、Androidのコードをベースにしていると言っても、Fire PhoneのOSに独特の癖があることは予想がつくだろう。大きすぎるウィジェットがホーム画面の上半分を占め、そのアプリに関連する推奨コンテンツやブラウジング履歴などの文脈情報が下半分に表示される。
筆者はこの直感的で見やすい画面を気に入っているが、ウィジェットがもっと小さければOSからの推奨情報に取れるスペースが増えただろうし、(長押しではなく)スワイプやXを押すことでこれを消すことができればさらによかったと思っている。上半分を占めるカルーセルにアイコンを貼り付けることはできるが、Fire Phoneでは常にアイコンが最初のホーム画面に貼られるわけではない(本来そうあるべきだが)。
それ以外の基本的な操作は、多くの場合従来のAndroidスマートフォンと同じで、フォルダやアプリトレイがサポートされており、上にスワイプすることで表示される。Amazonは通知トレイやメニューを画面のどちら側にでも開けるジェスチャーを採用したが、指でスワイプしても同じことができる。画面の下端から上にスワイプすれば、元に戻る。
基本的な音声アシスタント機能を使うと、電話をかけたり、メッセージや電子メールを送ったり、ウェブを検索したりすることができる。
使い方が分からなくなった時のために用意されているAmazonのビデオチュートリアルは充実したもので、さらにリアルタイムのヘルプアプリ「Mayday」では、顧客サービス担当者と1対1のビデオチャットがつながり、画面に指示を書き込みながらステップごとに操作を説明してくれる。
後編に続く。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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