Twitterは米国時間7月23日、透明性を増して従業員に関する多様性レポートを公開するテクノロジ企業に仲間入りをした。その概要としては、性別および人種的に根深く不均衡な部分に取り組む業界において予想通り、白人男性が圧倒的多数を占めるというものになっている。
Twitter従業員全体の70%は男性で、「技術」職の90%が男性で占められている。非技術職における男女の比率は50%ずつとなっている。Twitter幹部陣の79%は男性だ。
技術職のTwitter従業員は、ほとんどがエンジニアリングに携わり、非技術職については、従来のコンピュータサイエンスのスキルやプログラミング能力を必要としないマーケティングおよび広報、人事、営業などに携わっている。
人種的な構成は、Twitter従業員のほとんどが白人とアジア系でそれぞれ59%と29%となっている。この比率は、技術、非技術、幹部陣別に見た場合でもほぼ同様となっている。ヒスパニック系およびラテン系はTwitter従業員の3%しかおらず、黒人はわずか2%となっている。
Twitterで多様性と一体性を担当するバイスプレジデントのJanet Van Huysse氏は、「われわれは、多様性において非常に不均衡とされる業界の一部にTwitterがあること、そして、われわれ自身も例外でないことを明確に認識している」と述べる。「自社の従業員に関するデータについてより透明性を増し、全社的な対話においてオープンになり、そして、求人、雇用、昇進手法において厳格さを保つことで、多様性を自社にとって重要な事業問題としている」(Huysse氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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