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プロジェクト単位でビジネスの仲間集めができる「Combinator」

 Combinatorは6月11日、プロジェクト単位でビジネスの仲間集めができるサービス「Combinator」を正式に公開した。利用料金は無料で、Facebookのアカウントでログインする。

 Combinatorは、いずれは転職したいと考えている“潜在転職者層”にアプローチするサービス。企業や個人は、運営する事業やサービスの単位でプロジェクトを掲載し、ユーザーは興味を持つプロジェクトに“ゆるく”関わることができる。

 同社ではCombinatorを通じて、どの「会社」で働くのかではなく、どういった「プロジェクト」に関わるのかを重視した考え方である“プロジェクトリクルーティング”を広めることで、優秀な人材が1つの企業に勤めながらさまざまなプロジェクトに関われる文化を築いていきたいとしている。


「Combinator」のプロジェクト画面

 3月20日よりアルファ版を公開しており、現在までにベンチャー企業や上場企業まで72件のプロジェクトが掲載され、登録ユーザー数は2000人におよぶという。また、ウィンクルやwizpraといったベンチャー企業をはじめとして、10件以上のリクルーティングが成立しているそうだ。

 現在は、無料でCombinatorにプロジェクトを掲載できるが、有償化も視野に入れているという。また、2014年末までに掲載プロジェクト1000件、登録ユーザー数10万人を目指すとしている。

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