ソーシャルネットワークのTwitterは、新しい広告ユニットによってマーケターの要望に応える。この広告の狙いは、2億4100万人に上るTwitterユーザーからの注目をよりいっそう高めて、これらのユーザーを広告主のウェブサイトの特定部分に誘導することだ。
Twitterは米国時間4月25日、「Website Card」を発表した。広告主はこれを使って、ツイートの中で自社サイトのコンテンツを表示し、ユーザーをサイト内の任意のページに誘導できるようになる。たとえば小規模事業者はこの広告枠を使って、コーヒーの愛好家向けにちょっとしたラテアートの写真と「Read more」(さらに詳しく)リンクを表示できる。
Twitterで収益担当の製品マネージャーを務めるDerek Dukes氏は、ブログ投稿で次のように述べている。「Website Cardを使うと、ユーザーは興味深いコンテンツを簡単に発見でき、一方の広告主はURLのクリック数を増やすことができる。ユーザーは、タップする前にタイムラインの画像、関連するコンテキスト、行動を促す明確な呼びかけをプレビューできるからだ」
Twitterによると、CitrixやBetabrandなどの初期テスターにおいては、この広告枠がサイトに質の高いトラフィックを呼び込む上で効果のあることが実証されたという。Website Cardは、ここ2週間のうちに登場した新しいタイプの広告としては2つ目となる。Twitterは先ごろ、同サービスを利用してダウンロード件数を増やしたい米国のアプリ開発者向けに、Facebookのものと似たモバイルアプリインストール広告のプライベートベータ版を公開した。Twitterはまた、傘下の広告ネットワーク「MoPub」が持つ配信能力を利用して、広告主が10億台を超える端末のユーザーにアクセスできるようにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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