Microsoftは、同社のクラウドストレージサービス「SkyDrive」に保存された画像に対して光学式文字認識(OCR)機能を追加することを発表した。この動きは、先行するGoogleに続くものだ。
Microsoftは米国時間8月28日付のブログの投稿で、「今回の新たなSkyDriveのリリースに伴い、OCRツールがユーザーのカメラロール写真で自動的に実行されるため、『SkyDrive.com』上の写真を参照する場合はいつでも抽出されたテキストを瞬時に確認することができる」と述べた。
新たな機能は、特にユーザーがスマートフォンのカメラを使って標識や地図、名刺など、文字が主体の対象物の写真を撮り、後で参照したい場合に役立つ(「Windows Phone」端末は、写真をSkyDriveに自動アップロードする設定が可能)。
Microsoftによると、SkyDriveは、同社の検索サービス「Bing」で採用しているものと同じOCRエンジンを使用するという。このOCR機能は英語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、ドイツ語に対応している。
Googleでも、ユーザーが「Google Drive」に保存したデータを対象に、画像やPDFファイル上でOCRを実行することでテキストを抽出している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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