ディーアンドエムホールディングスは8月21日、デノンブランドより、SACDプレーヤー「DCD-SX1」および「DCD-1500RE」と、プリメインアンプ「PMA-1500RE」を発表した。いずれも発売は9月中旬を予定。
DCD-SX1は、SACDプレーヤーの旗艦モデル「DCD-SX」の後継モデル。DSD対応USB-DAC機能を搭載している。ビット拡張とデータ補完技術「ALPHA Processing」の最新型「Advanced AL32 Processing」と、デジタルオーディオ信号のジッタを極小化する「DAC マスター・クロック・デザイン」を採用した。本体サイズは高さ149mm×幅434m×奥行き406mmで、重量は約25kg。カラーはプレミアムシルバーになる。価格は57万7500円。なお、デノンではSX1の発売を記念して、特設サイトをオープンしている。
DCD-1500REは、上級機「DCD-1650RE」の直系モデル。DCD-SX1と同世代のAdvanced AL32 Processingと、このクラスでは初となるDSD対応USB-DAC機能を搭載している。PCのクロックを使用せず、DCD-1500REのマスタークロックで制御を行うアシンクロナス転送により、ジッタフリー伝送を実現した。
メガ・ドライブは、従来の高さよりも10mm抑え、振動に強い低重心設計を採用した。スピンドルシャフトを短くし回転精度を高めている。トップカバーは従来の1.2倍の厚さの鋼板を用い、より振動を抑えた構造となっている。
フロントパネルにUSB-A端子を装備し、iPodやiPhone、USBメモリの音楽再生やHDDの接続が可能だ。本体サイズは高さ134mm×幅424mm×奥行き331mmで重量8.2kg。価格は12万6000円。
プリメインアンプPMA-1500REは、上級機PMA-2000RE「DCD-1650RE」の直系モデル。パワーアンプおよび電源回路の構成を一新した「Advanced UHC-MOS シングルプッシュプルサーキット」を搭載している。パワーアンプの入力段には「Dual FET」を新たに採用。特性のそろったDual FETをペアで使用することにより、温度変化による音質への影響を抑え、安定した動作を可能としている。
パワーアンプの増幅素子には、PMA-2000REのUHC-MOSと同シリーズのパーツを採用した。さらに、UHC-MOSとヒートシンクの間に、熱伝導効率の高い銅板を追加。放熱性を高めることで増幅素子の動作を安定させ、微小信号から大きな信号まで、音色を変えることなく、余裕のある音楽再生が可能になったという。
27型の大型ボリウム、および重量のあるアルミ製の大型ボリウムノブを採用。操作感のアップを図るとともに、ボリウムシャフトの振動を抑制した。本体サイズは高さ135mm×幅434mm×奥行き414mmで、重量16.1kg。希望小売価格は12万6000円。
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