モバイル広告ネットワークMillennial Mediaにおける米国最大のスマートフォンプラットフォームとして、「Android」は今やAppleの「iOS」に匹敵する存在になっている。
Millennial Mediaの「October Mobile Mix Report」によると、2010年10月の米国におけるAndroidのモバイル広告インプレッション数(広告の表示回数)は、9月よりも8%増加したという。この増加により、同広告ネットワークの全インプレッション数に占めるシェアはAndroidとiOSともに37%になった。
10月の広告リクエスト(モバイル広告がクリックされた回数)は両OSともに増加したが、市場に後から参入したAndroidの方が著しい増加を見せた。Android搭載端末のリクエスト数は9月よりも65%増加し、1月からは2182%増となった。AppleのiOS搭載端末におけるリクエスト数は、9月からは12%増、1月からは32%増であった。
Millennial Mediaは広告ネットワークの1つにすぎないが、同社が引用するNielsenのデータによると、Millennial Mediaのネットワークはモバイルインターネットの80%以上を網羅するという。つまり、同社の広告は、約7350万人のモバイルユーザーを対象としていることになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス