米国での報道によると、Googleは公開準備を進めているとみられる音楽サービスにおいて、ユーザーが購入した楽曲を同社のサーバに保存する利用料として年額25ドルを課金することを提案しているという。
米CNETは2月、Googleがクラウドコンポーネントを擁する音楽サービスの立ち上げについて、米国の4大レコードレーベルと協議していると報じていた。
BillboardのEd Christman記者は米国時間9月14日、Googleが4大レコードレーベルに対し、25ドルの料金に加えて、ユーザーが「購入した楽曲をクラウドベースの自分のアカウントに直接転送」するオプションを提供する計画も含めた「提案を配布している」と報じた。
また、Googleによる音楽サービスのユーザーは1回に限り、ノーカットの楽曲を無料試聴できるという。その後試聴できるのは30秒間の断片のみとなる。
Googleの広報担当者はコメントを拒否した。
筆者が接触した音楽業界の関係者は、Billboardが報じた内容の大部分を事実のようだとしながらも、Googleと音楽レーベル各社の間の協議は継続中なので、サービスに関する条件が変更される可能性もあると述べている。
したがって、最終的なサービス内容を確認できるのはまだ先になりそうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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