Appleは米国時間7月16日、「iPhone 4」に関するプレスカンファレンスを実施した。ここでは同カンファレンスの様子を時間軸に沿ってお届けする(画像は、クリックすると拡大表示されます)。
編集部注:同カンファレンスの内容をさらに早く知りたい場合は、米CNET Newsのライブブログをご覧ください。
-->10:02:会場に入った。もうまもなく始まる様子だ。
10:03:Appleのワールドワイドプロダクトマーケティング担当シニアバイスプレジデントであるPhil Schiller氏の姿も見える。
10:04:ビデオが始まった。iPhoneのアンテナについてだ。
10:05:このビデオは、「http://www.youtube.com/watch?v=VKIcaejkpD4」で閲覧できる。
10:06:Steve Jobs氏が登壇。「今日はみなさんの質問にお答えする」と述べる。
10:07:「われわれは完璧ではないし、電話も完璧ではない。しかし、ユーザー全員をハッピーにしたい」とJobs氏。
10:09:Jobs氏は、iPhone 4が高い評価を得たこと、ユーザーに愛されていることを話した。「しかし、われわれはユーザーがアンテナシステムに問題を抱えているという報告を受けた。この問題は、ユーザーが『×の箇所』に触れていた、と報告されていた。これは、『アンテナゲート事件』と判断された」
10:09:ローンチからわずか22日しか経過していないとJobs氏は述べ、「世界最高級の科学者を集めた。そして、解決策を見つける前に実際の問題が何であるか理解することを望んでいる。この22日間、実際の問題と実際の解決策を見出すために必死で取り組んできた」と語った。
10:11:Jobs氏は、すべての携帯電話がアンテナ受信問題を抱えていると述べ、さまざまなスマートフォンがいかに影響を受けているかをデモで示した。まずは、BlackBerry。
10:12:次にHTC Droid Eris。「バーが減っていく時間はアルゴリズムに依存する」とJobs氏。
10:13:次はSamsung Omnia 2。ここでも同じことがおきた。Jobs氏は、信号の低下は即時的なものだが、アルゴリズムによって上下する速さが異なると説明。
10:14:携帯電話は信号の弱いエリアでテストされた、とJobs氏は述べ、これは「スマートフォン界の現実であり、どの電話にも弱いスポットがある」と語った。
10:15:アンテナのどの部分なら触れて良いかを示すために多くの労力を要したとJobs氏。
10:15:これにアルゴリズムの問題が重なった、とJobs氏は述べる。
10:17:Jobs氏は、Appleにおいてどのようにしてテストしたかを説明した。クッション壁がある部屋を使ってアンテナの受信具合が試験された。Appleにはこのような「電波暗室」が17ある。1億ドルという資金が投資されている。また、18人の博士号科学者と技術者がこれらの問題を検証した。
10:17:「どの携帯電話にもこの問題があるため、大きな問題とは思わなかった」とJobs氏。
10:19:「このアンテナでそのほかのスマートフォンより受信感度がよくなったという報告がある」とJobs氏は述べ、「ここで分かったことは何か?」と続けた。それは、スマートフォンにはウィークスポットがあるということ、そして、AppleCareのデータだという(Jobs氏によると、問題のログが取られているという)。Jobs氏は、アンテナや受信問題を電話で訴えたユーザーは0.55%だと語った。「われわれの歴史から見て、これは大きな数字ではない」
10:20:ここでAT&Tの返品率について触れる。AT&TとAppleは30日の返品方針がある。
10:21:iPhone 3GSの場合は6%だったが、iPhone 4では1.7%であるという。
10:22:Jobs氏「iPhone最大のリセラー(であるAT&T)における返品率は、1年前はすごいと思われていた電話の3分の1しかない」
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