クラウドマークは4月6日、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「MySpace」に、同社のコラボレーション型スパム対策技術「Cloudmark Authority」が採用されたと発表した。
今回MySpaceに採用されたのは、スパム攻撃に含まれる情報(フィンガープリント)を判定に利用する「Advanced Message Fingerprinting」と、利用者がスパム情報をリアルタイムにレポートする「Cloudmark Global Threat Network」を組み合わせたフィルタリング技術。
Cloudmark Global Threat Networkを通じて得られた情報をフィルタリングエンジンにリアルタイムに反映するため、新種のスパムの脅威も迅速に検知できるとしている。メッセージ、コメント、掲示板へのブログ投稿、プロフィール、インスタントメッセージなどのコミュニケーションを保護できるのが特徴といい、日本でも、BIGLOBE、OCN、So-netなど国内ISP上位10社のうち、8社に採用されているとのこと。MySpaceでCloudmark Authorityを導入した結果、検知率は99%、誤検知率はほぼ0%だったとしている。
なお、スパム情報をフィードバックするCloudmark Global Threat Networkには、現在日本のユーザーを含め8億5000万人以上が参加しているという。MySpaceの参加者がこれに加わることで規模が拡大し、フィルタリング精度がさらに高まると同社では期待している。
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