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ita

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

ĩta も参照。

記号

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略号

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ita

  1. イタリア語ISO 639-2及びISO 639-3言語コード。

アイヌ語

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カナ表記 イタ

発音

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  • IPA(?): /i.ta/, [ʔi.ta]

語源

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日本語  からの借用語

名詞

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ita

  1. いた床板とこいたぼんだい
    • ポロ ス アニ スパ ワ イタ チキㇱマ イサㇺ カネ ノ イコイプンパ。[1]
      poro su ani supa wa ita ci=kisma isam kane no i=koypunpa.
      大きな鍋で煮て、掴む場所がないほどお盆にのせ、私達に差し出した。
    • オラ フイペ オㇿ エムㇱ クㇱパレパ ワ イタ チキㇱマ イサㇺ カネ[2]
      ora huype or emus kusparepa wa ita cikisma isam kane
      それから肝臓に刃物を通して、お盆に持つところが無いほど山盛りにして

出典

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  1. 平賀さだも (1969), “10-1 ウエペケㇾ「オタサムン カムイ ヘカッタㇻ」(オタサㇺのカムイの子ども達)”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月 
  2. 貝澤とぅるしの (1969), “6-1 ウエペケㇾ「ヌサコㇿカムイ イカオピューキ」(祭壇を司る神さまが私 を助けた)”, 第2年次調査研究報告書1/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月 

キクユ語

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語源1

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発音(?)

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動詞

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ita(不定形: gũita

  1. 絞める[1][2]
派生語
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名詞:

  • mũita-thũa クラス 3

語源2

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発音(?)

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動詞

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ita(不定形: gũita

  1. 注ぐ[1]
  2. 漏れる[2]こぼれる
派生語
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動詞:

名詞:

成句:

語源3

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発音(?)

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Benson (1964) における声調クラスの分類は「クラス2」である。
  • 〔キアンブ方言〕
    • 〔リムル方言〕IPA: /ìtǎꜜ/
湯川 (1981) では gũtũũtaruonyamũkanyamũmũtwemahĩangwagukataata〈おば〉、ngwacĩũthiũ(複数: mothiũ)などと同じ「昇型」アクセントの名詞と分類されている[3]

名詞

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ita クラス10 あるいは ita クラス5

  1. 侵略あるいは略奪行為のために組織された軍団[2]
参照
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脚注

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  1. 1.0 1.1 Armstrong, Lilias E. (1940). The Phonetic and Tonal Structure of Kikuyu, p. 361. Rep. 1967. (Also in 2018 by Routledge).
  2. 2.0 2.1 2.2 "ita" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 191. Oxford: Clarendon Press.
  3. 湯川, 恭敏キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」『アジア・アフリカ言語文化研究』第22巻、1981年、 75-123頁。