コンテンツにスキップ

変格活用

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

日本語

[編集]
この単語の漢字
へん
第四学年
かく
第五学年
かつ
第二学年
よう
第二学年
音読み 音読み 音読み 音読み

名詞

[編集]

(へんかくかつよう)

  1. (文法) 日本語古典日本語の動詞の活用のうち、語数が少なく、規則的な変化をしないものをまとめたもの。現代日本語ではカ行変格活用(カ変)、サ行変格活用(サ変)がある。古典日本語ではカ行変格活用、サ行変格活用、ナ行変格活用(ナ変)、ラ行変格活用(ラ変)がある。

現代日本語

語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用型
(語幹) くる くる くれ こい カ行変格
(適用)「くる
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用型
(語幹)

する する すれ しろ
せよ
サ行変格
(適用)「する」及びその複合語(「活用する」など)
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用型
(語幹)
ずる ずる ずれ じろ
ぜよ
サ行変格
(ザ行変格)
(適用)「ずる」の複合語(「案ずる」など)

古典日本語

語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用型
(語幹) くる くれ
こよ
カ行変格活用
(適用)「
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用型
(語幹) する すれ せよ サ行変格活用
(適用)「」「おはす
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用型
(語幹) ずる ずれ ぜよ サ行変格
(ザ行変格)活用
(適用)「
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用型
(語幹) ぬる ぬれ ナ行変格活用
(適用)「しぬ」「いぬ(往ぬ)」
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用型
(語幹) ラ行変格活用
(適用)「あり」「をり」「はべり」「いまそがり

関連語

[編集]