DecoratorPlugin

概要

Tracのフィールドにカレンダポップアップやアイコン装飾、選択項目の補完など、装飾的な機能を追加します。

効能

  • 見た目が派手になり、Tracを使うのが楽しくなります!!
  • カレンダポップアップの利用などにより、フィールドの入力が楽になります。

カレンダ機能

下記のような感じで、カレンダ機能を追加します。

calendar.png

trac.iniに下記のように追加します。

[decorator]
calendar_fields=due_assign,due_close

0.11系ではデフォルトで、due_assignとdue_closeフィールドにカレンダ機能を追加するようになっていますので設定は不要です。
0.10系ではデフォルトで設定は有りませんので、カレンダ機能を追加したいフィールドをtrac.iniに設定してください。

アイコン化レポート

下記のような感じで、レポートをアイコン化します。
iconized_report.png
この機能はJavaScriptを利用してレポートをアイコン化するため、スペックが低いマシンでは重くなるかも知れません。
その場合は、次のようにするとアイコン化機能をoffにすることができます。

[decorator]
iconized_report=False

インストール方法

下記のようにしてインストールします。

easy_install利用時

For Trac 0.11
  easy_install http://svn.sourceforge.jp/svnroot/shibuya-trac/plugins/decoratorplugin/trunk

For Trac 0.10
  easy_install http://svn.sourceforge.jp/svnroot/shibuya-trac/plugins/decoratorplugin/branches/0.10

手動導入時

For Trac 0.11

$ svn co http://svn.sourceforge.jp/svnroot/shibuya-trac/plugins/decoratorplugin/trunk
$ cd trunk
$ python setup.py bdist_egg
$ cp dist/TracDecoratorPlugin-x.x.egg <プラグインディレクトリ>

For Trac 0.10

$ svn co http://svn.sourceforge.jp/svnroot/shibuya-trac/plugins/decoratorplugin/branches/0.10
$ cd trunk
$ python setup.py bdist_egg
$ cp dist/TracDecoratorPlugin-x.x.egg <プラグインディレクトリ>

ソース

sf.jpのSVNリポジトリから取得できます。

Trac月環境での注意事項

Trac月1.4.6以前の環境で利用する場合、このプラグインを利用するには以下の作業が必要です。

  • 各プロジェクトのtemplateにある ticket.cs および newticket.cs を削除もしくはリネーム

この作業の結果、Trac月の持つユーザ名の補完機能は利用できなくなりますが、CompleteUserPluginを別途導入することにより同様の機能の実現が可能です。