example.com
example.com, example.net, example.org, example.eduは、ソフトウェアドキュメンテーションやドメイン名の例示のために予約されているセカンドレベルドメインである。
example.comのスクリーンショット | |
URL |
www |
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言語 | 英語 |
タイプ | 予約済みのドメイン[1] |
運営者 | Internet Assigned Numbers Authority[2] |
開始 | 1999年1月1日 |
現在の状態 | 使用可能 |
.com, .net, .orgのセカンドレベルドメイン"example"は、1999年に RFC 2606 第3章にてInternet Engineering Task Force (IETF) によって予約された[3]。.eduのセカンドレベルドメイン "example" は、2000年にInternet Corporation for Assigned Names and Numbers (ICANN) によって予約された。
これらのドメイン名が予約されていることによって、マニュアルやソフトウェア構成のサンプルでこれらのドメインを使用することが可能である。すなわち、エンドユーザーがサンプルの設定や例示をそのまま使用してしまったとしても、第三者に悪影響が及ばないことが保障されている。これらのドメイン名は、ICANNによって管理されているWebサーバのIPv4およびIPv6のIPアドレスに解決され、DNSSECを使用してデジタル署名されている。DNSでは、各サンプルドメインのサードレベルドメイン "www" が定義されており、親ドメインと同じIPアドレスに解決される。
出典
編集- ^ “Whois Record for Example.com”. DomainTools.com. 29 June 2015閲覧。
- ^ “IANA WHOIS Service”. IANA. 2022年10月25日閲覧。
- ^ RFC 2606, Reserved Top Level DNS Names, D. Eastlake, A. Panitz, The Internet Society (June 1999)
関連項目
編集- .example - 同様の目的で予約されたトップレベルドメイン
- トップレベルドメイン#予約済みのドメイン
- メタ構文変数
外部リンク
編集- 以下のURLはICANNのWebサーバに接続され、例示用で、ドキュメント用に自由に使える旨が表示される。
- iana.org
- RFC 2606 - RFC 2606の日本語訳