DiGiket.com
DiGiket.com(デジケット・コム)はデジ同人商品をはじめとする各種デジタルコンテンツ・ソフトウェアを販売する日本の電子商取引サイト[1]。運営者は株式会社アットリンクス、コンピュータソフトウェア倫理機構賛助会員[2]、デジタル同人販売連絡会会員[3]。
店舗と商品
編集取り扱う商品は、デジタル同人誌・CG集・ゲーム・小説・音楽・ソフト・ツールなど、ダウンロード販売できるデータの販売のみを取り扱う。げっちゅ屋やコミックとらのあななどとは異なり、実店舗は持たない。
大きく分けて、一般向け・成人女性向け(ボーイズラブ)・ガチ系(男性同性愛者向け)・成人男性向けの4コーナーに分類され、コーナーによってはさらに、ブックス・データ・ソフトなど、コンテンツの種類によって細分化され、合計12のコーナーに分けて商品が展開されている。PC向けサイトについては、2014年10月現在、総作品数は約9万3千個、サークルは約9千件が登録されている[1]。規模としてはDLsite.comなどの方が大きいため、中堅サービスとされる[4]。また、Android用には別途『DiGiket.com Androidストア』が開設されている。
決済
編集決済方法の数は業界最多を標榜しており[5]、クレジットカード・コンビニ決済・銀行振込・各種電子マネー(楽天Edy・G-MONEY・ネットキャッシュ・ビットキャッシュ・ネットライドキャッシュ・ウェブマネー)に対応。
このほか特筆すべき方法として、2014年5月以降、暗号通貨ビットコインに対応した[4][6]。これによりDiGiketは日本国内で初めて暗号通貨に対応した電子書店となり、先進的な試みであると報じられた[7]。 この他、同年6月に類似の暗号通貨Monacoinによる決済を試験導入した[8]。
出典
編集- ^ a b 同人ダウンロードショップ DiGiket.com、2014年10月31日閲覧
- ^ 賛助会員、一般社団法人 コンピュータソフトウェア倫理機構、2014年10月31日閲覧
- ^ デジタル同人販売会-DHR-、2014年10月31日閲覧
- ^ a b インターネットコム編集部「同人誌の購入にビットコインを--無謀?果敢?なデジタル同人配信「DiGiket.com」の試み」『japan.internet.com』2014年6月5日、2014年10月31日閲覧
- ^ ご決済手段について、2014年10月31日閲覧
- ^ デジケット(DiGiket公式)のツイート、2014年5月16日
- ^ インターネットコム編集部「Dell、日本でのビットコイン導入は「未定」」『japan.internet.com』2014年7月22日、2014年10月31日閲覧
- ^ monaf「同人アイテムの受託販売を行うDigiket.comがmonacoin決済に試験的ながら対応へ」『mona digest』2014年6月27日、2014年10月31日閲覧