2023年江東区長選挙
2023年江東区長選挙(2023ねんこうとうくちょうせんきょ)は、2023年に執行された江東区長を選出するための選挙である。本項では、2023年4月23日執行の第15回江東区長選挙と、同年12月10日執行の第16回江東区長選挙を同じ項目として扱う。
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第15回選挙(2023年4月)
編集告示日・執行日
編集- 告示日:2023年(令和5年)4月16日
- 執行日:2023年(令和5年)4月23日
告示4日前の2023年4月12日に現職の山﨑孝明が死去したため、江東区選挙管理委員会は地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律に基づく選挙(統一地方選挙)ではなく、公職選挙法に基づく選挙を実施すること[注 1]とし、予定通りの日程で執行された[1]。
同日選挙
編集立候補者
編集(立候補届け出順)
氏名 | 年齢 | 党派 | 現元新 | 職業・肩書 |
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芦沢礼子 (あしざわ れいこ) |
60 | 無所属[注 2] | 新 | 訪問介護ヘルパー |
猪野隆 (いの たかし) |
58 | 無所属 | 新 | 元国税庁職員 |
山﨑一輝 (やまざき いっき) |
50 | 無所属[注 3] | 新 | 元東京都議会議員 |
木村弥生 (きむら やよい) |
57 | 無所属 | 新 | 元衆議院議員 |
立候補が取り沙汰された人物
編集- 黒崎明 - 元東京大学特任教授
- 4月12日、会見で立候補を表明したが翌13日に立候補を取りやめた[2]。
タイムライン
編集- 2022年
- 9月10日 - 京都3区を地盤とする元自由民主党衆議院議員の木村弥生が母親の介護を理由に国政引退を表明。京都から出身地の江東区に戻った[3][4]。
- 10月24日 - 宇都宮健児が代表を務める政治団体「区民によりそう江東区長を誕生させる会」は東京都選挙管理委員会に政治団体設立届を提出し、受理された[5]。
- 11月8日 - 「区民によりそう江東区長を誕生させる会」は設立集会を開催し、副代表の介護ヘルパーの芦沢礼子が立候補する意向を表明した[6][7]。
- 11月24日 - 現職の山﨑孝明が立候補する意向を表明。翌日には自民党の推薦を受けて出馬することが報じられた[8]。
- 2023年
- 1月12日 - 木村が都庁で記者会見し、立候補する意向を表明[9]。出馬会見には医療法人理事長の小暮裕之、衆議院議員の柿沢未途の後援会事務総長を務める区議の板津道也らが同席し、それぞれ木村の支持を明らかにした[10][11][注 4]。木村を擁立したのは柿沢であったが、この時点ではそのことは明らかにされなかった[12][注 5]。
- 3月5日 - 日本共産党東京都委員会は芦沢の支持を決定した[14]。
- 3月27日 - 山﨑孝明は病院に救急搬送され入院。入院先から電話で、長男で都議の山﨑一輝に「区長選には出られない」と伝えた。同日に開かれた孝明の支援者向けの決起集会で、一輝は、孝明が健康上の理由で区長選への立候補を取りやめることを明かした[15][16]。
- 3月28日 - 自民党の区議は全員一致で、一輝に区長選へ立候補を要請すると決めた[16]。
- 4月4日 - 元国税庁職員の猪野隆が立候補する意向を明らかにした[17]。
- 4月8日 - 木村は選挙事務所を開設。事務所開きには、前年の参院選に東京都選挙区から無所属で立候補した乙武洋匡が出席した[18][19]。乙武は街頭演説に参加するほか、木村のYouTubeチャンネルに応援メッセージを送るなど、木村を積極的に支援した[18][20]。
- 4月12日 - 山﨑孝明が膀胱がんによる急性腎不全のため、東京都内の病院で死去[21]。地方自治法の規定に伴い、新区長選出までは押田文子副区長が区長職務を代行することとなった[22]。
- 同日 - 山﨑一輝が、自民党の推薦を受けて立候補する意向を表明[2]。
- 4月16日 - 区長選挙告示。
- 4月17日 - 公益社団法人東京青年会議所は候補者4人によるインターネット討論会を主催。討論会は4月21日にYouTubeでアーカイブ配信された[23]。
- 4月23日 - 区長選挙投票。
- 4月24日 - 区長選挙開票。
選挙結果
編集投開票の結果、木村が3候補を破り初当選した[24]。当選挙は自民党推薦の山崎と、元自民党衆議院議員の木村が争う保守分裂選挙となり、自民党からは茂木敏充幹事長、萩生田光一都連会長、菅義偉前首相らが山崎の応援に駆け付けた一方、野田聖子・稲田朋美両衆議院議員は木村を支援した。都民ファーストの会の都議の白戸太朗も木村の支援に回った[25][26][27]。前回選まで山﨑孝明の推薦を決めていた公明党は当該選挙では自主投票とした。山﨑の陣営幹部は「短期決戦」であったことが敗因だと語った[26]。
木村の選挙を水面下で指揮していたのは東京15区選出の柿沢未途衆議院議員で、柿沢の後援会事務総長で区議の板津道也は自身の選挙カーを提供し、陣営の選対本部に人を送り込んだ[28][29][30][31]ほか、柿沢は選挙運動最終日の4月22日夜に行われた木村の囲み取材を自身の政策秘書に仕切らせた[28][32]。柿沢は木村に対し有料のネット広告を行うよう勧めたほか、2月から4月にかけては区議らに1万~20万円の現金を配布し、木村陣営の運動員10人あまりに150万円以上の報酬を支払った。そのため公職選挙法違反によりその後木村が区長辞職のち在宅起訴、柿沢が逮捕されるに至った[33][34]
※当日有権者数:417,000人 最終投票率:48.86%(前回比: 2.14pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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木村弥生 | 57 | 無所属 | 新 | 75,906票 | 38.46% | |
山﨑一輝 | 50 | 無所属 | 新 | 62,148票 | 31.49% | (推薦)自由民主党 |
猪野隆 | 58 | 無所属 | 新 | 34,126票 | 17.29% | |
芦沢礼子 | 60 | 無所属 | 新 | 25,167票 | 12.75% | (支持)日本共産党東京都委員会・社会民主党東京都連合 |
第16回選挙(2023年12月)
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選挙に至るまでの経緯
編集2023年4月上旬、東京15区選出の柿沢未途は、インターネット有料広告が選挙に効果的であることを知り、木村に提案。公職選挙法は選挙運動のために候補者が有料のネット広告を出すことを禁じているが、木村は広告に詳しいスタッフに指示し[35]、柿沢の事務所は議員会館の地下会議室を予約した[36]。議員会館で行われた撮影には柿沢の公設秘書も立ち会った。動画の編集・制作は外部の業者によって行われた[35]。
4月16日、区長選挙が告示されると、木村の陣営は有料広告動画4本をYouTubeに掲載した。動画はいずれも6秒ほどで、木村自らが「木村やよいに投票してください」「江東区長選は木村やよい」などと投票を呼び掛けた。陣営は4本の動画の再生回数を考慮し、数日後に2本に絞った。掲載期間は5日間だった[35][37][38][39]。そして23日投票・24日開票の選挙で木村が初当選した[24]。
9月13日、第2次岸田第2次改造内閣が発足。9月15日付で柿沢は法務副大臣に就任した[40]。
9月21日、江東区議会定例会で星野博議員(自由民主党)は木村の公選法抵触問題について質問。木村は「有料広告の掲載期間は5日間と認識している」「再生回数は37万9473回」「自分のキャッシュカードで費用14万3742円を支払った」「選挙運動費用収支報告書への当該費用の記載は、出納責任者の判断によりしなかった」と答弁した[41][42][注 6]。
10月24日、東京地検特捜部は公職選挙法違反の疑いで、江東区役所の区長室、木村の自宅、木村の父親の木村勉の自宅などを家宅捜索した[39][44]。これを受けて同月26日、木村は会見で辞職を表明し、同年11月15日付での区長の辞職願を区議会議長に提出し受理された[45][46]。
10月31日、朝日新聞が柿沢への取材内容を報道。柿沢は同紙の取材に対し、「自分が木村の陣営関係者に『YouTube広告は効果があるからやった方がいい』と勧めた」と答えた[47]。同日、柿沢は責任を取り法務副大臣を辞任した[48]。
告示日・執行日
編集- 告示日:2023年(令和5年)12月3日
- 執行日:2023年(令和5年)12月10日
立候補者
編集(立候補届け出順)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 肩書 |
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大久保朋果 (おおくぼ ともか) |
52 | 無所属[注 7] | 新 | 元東京都政策企画局政策担当部長 |
三戸安弥 (さんのへ あや) |
34 | 無所属[注 8] | 新 | 前江東区議会議員 社会福祉士 |
猪野隆 (いの たかし) |
58 | 無所属 | 新 | 元国税庁職員 |
小暮裕之 (こぐれ ひろゆき) |
44 | 無所属[注 9] | 新 | 医療法人理事長 小児科医 |
酒井菜摘 (さかい なつみ) |
37 | 無所属[注 10] | 新 | 前江東区議会議員 看護師 |
立候補が取り沙汰された人物
編集タイムライン
編集- 10月31日 - 江東区選挙管理委員会は木村の辞職に伴う区長選挙の日程を『12月3日告示・10日投開票』と決定[53]。
- 11月2日 - 小池百合子都知事は自民党本部を訪れ、党都連会長の萩生田光一と会談した。区長選に向け、都民ファーストの会と自民党が連携を模索していると報じられた[54]。
- 11月13日 - 4月の区長選で落選した猪野隆が会見し、無所属で立候補する意向を表明した[55]。
- 11月16日 - 江東区議会議員の酒井菜摘が会見し、無所属で立候補する意向を表明した。酒井は14日付で立憲民主党を離党し、立憲が支持する方針のほか、日本共産党、れいわ新選組、東京・生活者ネットワークなどとも共闘について協議していると説明した[56]。
- 11月17日
- 11月18日 - 日本共産党東京都委員会が酒井を支持すると発表[61]。
- 11月21日 - 大久保は会見し、無所属での立候補を表明。自民党、公明党、都民ファーストの会の推薦を受けることが決定[62][63][64]。
- 11月22日
- 国民民主党東京都連が大久保を推薦することを決定した[65]。
- 地方議会に複数議席を持つ政治団体、緑の党グリーンズジャパンが酒井の支持を決定した[66]。
- 11月25日 - 4月の区長選で芦沢礼子を擁立した宇都宮健児は酒井を支持すると表明[67]。
- 11月28日
- 11月29日
- 12月2日 - れいわ新選組は酒井の支持を決定した[72]。
- 12月3日
- 告示。立候補を届け出た三戸と酒井は、公職選挙法の規定で江東区議会議員を同日付で退職(自動失職)。
- 地域政党の東京・生活者ネットワークは酒井の支持を決定した[73]。
- 12月4日 - 公益社団法人東京青年会議所は候補者5人によるインターネット討論会を主催。討論会は12月5日にYouTubeでアーカイブ配信された[74]。
- 12月10日 - 投開票。
選挙結果
編集投開票の結果、大久保が4候補を破り初当選した[75]。自民党は大久保を推薦したが、前面に出ない戦略をとり、応援演説をするにしても一部の国会議員や地方議員に留め党幹部が応援に入ることはなかった[76]。一方で、小池百合子都知事は何度も応援に入り、小池の側近であったことや都職員としての豊富な行政経験、都と区の連携などをアピールした[77]。酒井は立憲民主党・共産党・社民党などとの野党共闘を実現し、クリーンな区政や区政の刷新を掲げたが及ばなかった。日本維新の会が推薦した小暮は供託金没収となった。
※当日有権者数:422,616人 最終投票率:39.20%(前回比: 9.66pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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大久保朋果 | 52 | 無所属 | 新 | 57,209票 | 35.0% | (推薦)自由民主党・公明党・都民ファーストの会・国民民主党 |
酒井菜摘 | 37 | 無所属 | 新 | 34,202票 | 21.0% | (支持)立憲民主党・日本共産党・れいわ新選組・社会民主党・東京・生活者ネットワーク・緑の党グリーンズジャパン |
三戸安弥 | 34 | 無所属 | 新 | 30,132票 | 18.5% | (推薦)自由を守る会 |
猪野隆 | 58 | 無所属 | 新 | 28,189票 | 17.7% | |
小暮裕之 | 44 | 無所属 | 新 | 12,649票 | 7.8% | (推薦)日本維新の会 |
脚注
編集注釈
編集- ^ 公職選挙法では、第百十一条第一項第四号に地方公共団体の長が欠けた際には職務代理者(今回の場合は押田文子副区長)から選挙管理委員会に通知する規定があり、第百十四条ではこの通知を受けて選挙管理委員会は新しい長を決定するの期日を告示・執行を行うことが規定されている。一方、地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律の第一条では、当該期間に任期満了によって選挙を迎える際に適用されること(第1項)、例外として任期満了前に欠いた場合でも告示5日前までであれば適用対象とすること(第3項)が明記されており、告示4日前に区長が逝去したことによって第一条の要件を満たせなくなった同選挙は統一地方選挙としての執行が出来なくなった。
- ^ 日本共産党東京都委員会・社会民主党東京都連合支持
- ^ 自由民主党推薦
- ^ 小暮裕之は木村弥生の辞職に伴い2023年12月に執行される区長選挙に、日本維新の会の推薦を得て立候補した。
- ^ 2023年4月16日に告示された区長選挙の選挙公報に、木村は「昨年秋、『江東区の新時代のために』との区民有志の声に推され、区長選への出馬を決意」と書き記している[13]。
- ^ 2023年12月9日、朝日新聞は関係者の証言をもとに、有料広告動画4本の再生回数は計約89万回、広告費は計約35万円(税抜き)であると報じた[43]。
- ^ 自由民主党・公明党・都民ファーストの会・国民民主党推薦
- ^ 自由を守る会推薦
- ^ 日本維新の会推薦
- ^ 立憲民主党・日本共産党・れいわ新選組・社会民主党・東京・生活者ネットワーク・緑の党グリーンズジャパン支持
出典
編集- ^ 江東区長選挙の期日について(江東区公式ホームページ・2023年4月14日)
- ^ a b “自民・山崎都議が出馬表明 江東区長選”. 東京新聞. (2023年4月13日) 2023年4月13日閲覧。
- ^ “週末の様々な行事”. 四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区) (2022年9月11日). 2023年11月14日閲覧。
- ^ 岩本桜、北村秀徳、山田豊 (2023年11月12日). “「まるで三国志」 選挙不正疑惑で揺れる東京・江東区の政治抗争”. 毎日新聞. 2023年11月14日閲覧。
- ^ “「区民によりそう江東区長を誕生させる会」設立集会”. 宇都宮けんじ公式サイト (2022年11月8日). 2023年5月8日閲覧。
- ^ “江東区長選に芦沢氏出馬表明 /東京”. 毎日新聞. (2022年11月9日)
- ^ “令和5年4月23日執行 江東区長選挙公報”. 江東区選挙管理委員会 (2023年4月16日). 2023年5月8日閲覧。
- ^ “来春の江東区長選 山崎孝明さん5選出馬 芦沢礼子さんも予定”. 東京新聞. (2022年11月25日)
- ^ “元衆院議員の木村弥生氏出馬へ 東京・江東区長選”. 産経新聞. (2023年1月12日) 2023年1月13日閲覧。
- ^ “「江東区新時代の会」木村やよい記者会見(2023年1月12日)”. やよちゃんねる【木村やよい】 (2023年1月12日). 2023年11月24日閲覧。
- ^ “赤ちゃんポスト構想の都内医療法人 支援機関と連携めざす”. 熊本日日新聞 (2023年1月13日). 2023年12月6日閲覧。
- ^ “柿沢未途氏側、自民党区議候補に一律20万円の提供申し出…「区長選と無関係の陣中見舞い」と主張”. 読売新聞 (2023年11月10日). 2023年11月10日閲覧。
- ^ “令和5年4月23日執行 江東区長選挙公報”. 江東区選挙管理委員会 (2023年9月28日). 2023年11月29日閲覧。
- ^ “江東区長選挙で あしざわ氏支持”. 日本共産党東京都委員会 (2023年3月7日). 2023年5月8日閲覧。
- ^ 井上真典、松尾博史 (2023年3月28日). “江東区の山崎孝明区長が引退意向 体調悪化、27日に救急搬送 自民支部は長男擁立を調整”. 東京新聞. 2023年5月8日閲覧。
- ^ a b 野田枝里子 本多由佳 (2023年3月29日). “79歳の江東区長、健康理由に引退へ 自民、都議の長男に出馬要請”. 朝日新聞. 2023年5月8日閲覧。
- ^ “江東区長選に猪野氏出馬へ 元国税庁職員 /東京”. 毎日新聞 (2023年4月5日). 2023年5月3日閲覧。
- ^ a b 井上真典、三宅千智 (2024年4月3日). “「支援者に説明つかない」乙武洋匡氏推薦方針の自民内が混乱 過去は「敵側」、女性問題も 衆院東京15区補選”. 東京新聞. 2024年4月5日閲覧。
- ^ “江東区新時代の会 Twitter 2023年4月8日”. 2024年4月5日閲覧。
- ^ “【応援メッセージ】乙武洋匡さん(作家)”. やよちゃんねる【木村やよい】 (2023年4月3日). 2024年4月5日閲覧。
- ^ 山崎孝明・江東区長が死去、79歳…体調を崩し先月引退を表明,読売新聞,2023年4月12日
- ^ 江東区長の訃報について - 江東区 2023年4月12日
- ^ “2023年4月 江東区長選挙ネット討論会”. 公益社団法人東京青年会議所 (2023年4月21日). 2023年12月6日閲覧。
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- ^ “柿沢未途・法務副大臣の辞任劇、次期衆院選に向けた地盤強化が遠因か…知人「支援してくれる木村氏は操り人形だった」”. 読売新聞 (2023年11月1日). 2023年11月1日閲覧。
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