宗教2世

宗教信者から生まれた世代
2世信者から転送)

宗教2世(しゅうきょうにせい)とは、家族(両親など)が宗教を信仰している家庭で生まれ育ち、家族(両親など)の意思で幼い頃から宗教に入信させられている人達のことを指す[1][2][3][4]。「2世信者」とも呼ばれる[5][6][7]

宗教2世を巡っては様々な問題が表面化しており、それらは「宗教2世問題」と呼ばれる。こうした問題はカルトに限らない[8][9]

概要

編集

宗教学者塚田穂高は、日本の総人口は約1億2千万人であり、そのうち宗教に対して自覚的な信仰を持つ人は1割から3割といわれることから、日本国内で「宗教2世」は少なくとも数百万人は存在すると推測している[10]

宗教2世の人の中には、親の信仰心による多額の献金などにより、家庭が経済的に困窮したり、親が宗教活動にのめり込んで数か月姿を消したことによるネグレクト(育児放棄)を受けて苦しんでいる人がいることが当事者などによる証言で明らかになっている[2][3]。また、親により意思表示ができない幼い子供(赤ちゃん)の頃から特定の宗教に入信させられるなど、親から特定の宗教の非常識な教義を押し付けられて苦しんでいる。その実例としては、「テレビの視聴を禁止する」、「漫画を読むことを禁止する」、「友人の誕生日会への参加を禁止する」、「異性との自由な恋愛を禁止する」、「他宗教の寺院や神社などに参拝することを禁止する」、「クリスマスなどの他宗教の行事に参加することを禁止する」などの「親が子供の日常生活を極端に制限する」などの事例が挙げられる[2][11][12][13]

宗教2世の中には、布教活動などにより、大学への進学や会社への就職などを妨げられたケース[14][15][16][17]や、教祖が命名した珍しい名前を一生背負っているケース[11]、教祖の血が入っているとされているワインを無理矢理飲まされたケース[18]手術時における輸血の受け入れを拒否したケース[19][20]などもある。

また、その宗教団体から脱会できたとしても、親と縁を切ることになるため、保証人などが求められる就職や住まいの転居などの面で支障が出ることも多いことから[2]、やむを得ず、表面上だけ信仰を続けている2世信者もいる[20]

2024年(令和6年)4月にこども家庭庁児童相談所教育機関などを対象として実施した実態調査では児童相談所[注 1]への宗教虐待に関する相談は2022年(令和4年)4月からの1年半で47件[注 2]救命救急センター[注 3]での宗教的理由による輸血拒否は2023年(令和5年)9月までの3年間で20件[注 4]、それぞれあったことが報告された[21]

日本国憲法「信教の自由」の弊害

編集

海外では既に1990年代から問題視されており、宗教2世に対する研究や対応も行われている[22]。しかし、日本では 日本国憲法第20条(信教の自由)を根拠に、「国家や大学など公的機関は信仰の領域に踏み込んではならない」こととされてきた[23][24]。そして、クリスチャン新聞によると日本において、「信教の自由」とは子どもの信教の自由というよりも、親の宗教教育の自由のようになっていたため、法律や行政が「子どもへの信仰継承を規制しようとすること」は、「信教の自由の侵害」という憲法違反(違憲)であるとされてきた[24]

行政機関である地方自治体の窓口やホットライン児童虐待や生活支援を相談しても、宗教2世問題は憲法で規定された信教の自由が絡んでくることもあり、基本的に介入されてこなかった。宗教2世問題は、生活保護ドメスティックバイオレンス(DV)などとは異なる対応をされるケースが多く、「行政は宗教問題には介入できない」「家族のことはまず家族で話し合って」などと言われて門前払いとなったり、親から逃れる目的で転居先の住民票閲覧に制限を掛けるよう申請しても、「それは親子の問題だ」として拒否された事例もある[2][12]

そして、霊感商法関連の問題が話題の中心となった際にも、憲法で国家に義務付けられた信教の自由だけでなく、被害者の個人情報保護の問題もあった。そのため、以前から児童相談所において、宗教2世などに対する宗教虐待関連の通報や相談が相次ぎ、問題視されていたにもかかわらず、それらを防止する議論さえも後述の元内閣総理大臣安倍晋三への銃撃事件が発生するまで、対応が一切されてこなかった[22][25]

2022年(令和4年)7月の「安倍晋三銃撃事件」後も大学のサークル活動などがカルト宗教の絶好の勧誘の場となっている。大学のカルト宗教の規制が進まない背景には、カルト宗教の勧誘を行う学生が2世信者だった場合に、信教の自由を侵害(人権侵害)していると大学に対して民事訴訟を起こされる危険性の存在がある。各大学への調査によると憲法第20条「信教の自由」を背景に、「注意喚起は行っているが、具体的な団体名を出したり、宗教を否定したりするような表現はとれないため、学生に伝わりにくくなってしまう」「チラシのような証拠がなく、カルト宗教かどうか特定できない」「憲法で認められている信教の自由に反する行為とみなされる可能性もあり、慎重な対応が必要」など課題もあり、対応は後手に回りがちなままである[23]

以上のように憲法解釈の点から、行政や公的機関の不介入などに発展し、どうにもならない劣悪な状況に宗教2世を追い込んでいた。つまり宗教2世問題は、単に宗教側だけの原因による問題ではなく、憲法の信教の自由を背景とした行政や企業、大学などそれを取り巻く社会一般の対応をも含んでいる[2][12][23]

主な事例

編集

旧オウム真理教

編集

1995年(平成7年)にオウム真理教が起こした地下鉄サリン事件オウム真理教事件)に伴い、1995年警察が行った強制捜査により、日本各地の児童相談所で一時保護されたオウム真理教の信者の子供に対して健康診断を行った結果、オウム真理教の信者の子供の多くが劣悪な環境下に置かれていたこともあり、貧血栄養不良などの子供が相次いだほか、身長も同年代の平均値を下回る子供が多かったことが、2023年毎日新聞山梨県に対して行った情報公開請求で明らかとなった[26][27]

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)

編集

安倍晋三銃撃事件の実行犯

編集

2022年(令和4年)7月8日安倍晋三銃撃事件が発生すると、その実行犯の男(1980年(昭和55年)生まれ)の家庭環境が注目された[28]

男の母親は夫(男の父親)の死や息子(男の兄)の病気を契機として[29]1991年(平成3年)頃に世界平和統一家庭連合(当時は世界基督教統一神霊協会、旧統一教会)に入信し、多額の献金を行っていた[28][30]。男の母親による献金額は1億円を超えるともいわれ、それゆえ家庭が経済的に崩壊した[30]。男は進学校の公立高校に通っていたが、家庭の経済的な困窮により、大学進学を断念せざるを得ず、2002年(平成14年)に海上自衛隊に入隊する[30]

男の父親は、過労アルコール依存症によるうつ状態の末に、男が4歳だった1984年(昭和59年)に自殺していた[30][31]。また、男には兄と妹がいたが、兄も(がん)で闘病の末、2015年(平成27年)に自殺した[30][32]。さらに、男自身も海上自衛隊に勤務していた時代の2005年(平成17年)に、兄妹の経済的な困窮を伝え聞き、「兄と妹に自分の生命保険金を渡そうと思った」との理由から自殺未遂を起こしている[30]。このとき、男の母親は旧統一教会の行事のために訪韓中で、男の伯父が母親に自殺未遂を連絡しても、男の母親は日本に帰国しなかった[30]

男は犯行について、旧統一教会への「積年の恨み」によるもので[28]、教団と深い繋がりのある安倍晋三元首相を狙ったと供述をした[33][34][35]。また、男は自身の過去について、「私と統一教会の因縁は約30年前にさかのぼります。母の入信から億を超える金銭の浪費、家庭崩壊破産…この経過と共に私の10代は過ぎ去りました」「その間の経験は私の一生をゆがませ続けたと言って過言ではありません」と語っている[28]

男の母親は事件後も旧統一教会を脱会せず、依然として信仰し続けている[28]

旧統一教会問題

編集

エホバの証人

編集

エホバの証人では脱会者が出ると、その家族に対し、脱会者との連絡を禁じる指導をおこなっているとされ、家族関係の断絶を恐れて脱会出来ない事例が多い[20]

信者による輸血拒否問題

編集

エホバの証人の場合は、「輸血の禁止」の宗教の「教義」がある。「血を食べてはならない」などの聖書の言葉に従い、医療行為の場面で輸血の受け入れを拒否しているとしており、実際に1985年神奈川県川崎市で発生した交通事故では、ダンプカーにはねられて重傷を負った男児が病院に搬送されたが、親がエホバの証人の信仰を理由に輸血を拒否したため、大怪我をした男児が死亡した事例がある[19]

2023年に毎日新聞が日本小児科学会中核病院小児科として登録されている119病院を対象にアンケートを行ったところ、55病院から返答があり、2013年からの10年間で宗教を理由とする子供への医療拒否があったと答えた病院が18病院(計48件)あり、その内の13件が輸血を理由とした治療拒否だったとしている[36]

最高裁判所エホバの証人輸血拒否事件を巡る裁判で、宗教上の信念に基づいて輸血を拒否することを患者の権利と認める判断を、2000年に出している[37]。一方で日本輸血・細胞治療学会や日本赤十字社系列の病院などは宗教上の教義などを理由に患者本人やその親などが輸血を拒否しても生命の危険があり、輸血以外で救命する手段が無い場合は輸血行為を実施するとの指針を公表している[37][38][39][40]。前述の毎日新聞のアンケートにおいても、31の病院が宗教などを理由として親の同意が得られない場合でも生命の危険がある場合は輸血や治療を行うことを明らかにしており、50の病院で独自の指針があると回答している[36]

厚生労働省2022年12月に自治体向けの新指針を策定し、信者の親を持つ「宗教2世」への児童虐待(医療ネグレクト)防止のために、輸血を含めた「必要な医療を受けさせないこと」も虐待に当たると明記した[37]

なお、エホバの証人の日本支部は「(本団体の)特定の人が、輸血を拒否するよう、誰かに強制することはありません」とのコメントを出している[19]

鞭打ち体罰問題

編集

2021年9月にエホバの証人の元2世信者有志が行ったインターネットアンケートで信者[注 5]に対し、宗教の理由によるしつけの一環で「鞭打ち」と称した体罰に遭ったかどうか調査したところ、回答者の225人中、217人が「鞭打ちの体罰」を受け、その内の75%が未就学児の頃から被害に遭い、「中学生までたたかれた」とする10代からの回答もあった。大半が母親から「鞭打ち」の体罰を受け、中には大人になった後に自身の子供に対して、鞭でたたいたと回答した者も8人いた[41][42]

なお、1990年代以降にエホバの証人の2世信者で「鞭打ち」をした後に抱きしめられたという回答も47件あったが、アンケートを行った主催者は「愛しているからムチ打ちをするんだというDVなどと同じ『心のコントロール』(心の支配)だ」として、この行為を批判している[41]

この問題に対して、エホバの証人の日本支部は「(本団体は)児童虐待を容認していない」とのコメントを出している[42]

性的虐待

編集

2023年11月、エホバの証人の元2世信者などで構成している「JW児童虐待被害アーカイブ」は信者や「長老」と呼ばれている地域責任者などから性的被害を受けたとする訴えが複数申告されており、中には未成年時に性的被害を受けたとする訴えもあったことを明らかにした[43][44][45]

エホバの証人は「信憑性が不確かな情報についてコメントできない」としながらも「長老たちは児童虐待に関する訴えや報告を聞いた場合、当局に通報するよう求める法律に従う。特に児童に対する性的虐待は極めて邪悪な行為であり、そうした行為を憎悪している」とのコメントを出している[43][45]

創価学会

編集

福岡5歳児餓死事件

編集

2021年3月に福岡県篠栗町で5歳の男児が十分な食事を与えられず、2020年4月に栄養失調餓死していたことが判明したとして、5歳の男児の母親Bと母親の知人Aを保護責任者遺棄致死の容疑で逮捕した[46]

その後、2021年3月に発行された週刊誌『週刊新潮』によると、ママ友Aと死亡した5歳の男児の母親Bは当時、共に創価学会員であり、ママ友Aは男児の母親Bをマインドコントロール洗脳し、母子の生活費や食費を全て管理し、精神面でも完全に支配下に置いていた。ママ友Aが男児の母親Bの夫の浮気話を捏造し、男児の母親Bは離婚にまで至ったという。ママ友Aは男児の母親Bの離婚後に男児の母親Bが受給し始めた生活保護費も搾取し、計1200万円も搾取したという。ママ友Aの搾取のせいで、男児の母親Bは子ども達の給食費が支払えなかったという。2020年4月に5歳の男児は十分な食事を与えられずに栄養失調餓死した。ママ友Aの知人によれば、5歳の男児の葬儀代は創価学会が支払った代わりに、香典は創価学会に渡したとママ友Aは話しているという。これに対し、地元の古参の創価学会員はママ友Aはたしかに創価学会員であるが、香典を創価学会に渡したのは嘘であると話しているという。男児の母親Bの代理人の弁護士によれば、男児の母親Bはママ友Aに勧誘されて創価学会に入会したが、男児の母親Bは現在は創価学会を退会した[47][48][49][50][51][52][53][54]

2022年10月に福岡高等裁判所で男児の母親Bの懲役5年判決が確定した[55]2023年3月に福岡高等裁判所で主犯のママ友Aの懲役15年判決が確定した[56][57]

宗教別の宗教2世当事者

編集

旧統一教会

編集
  • 小川さゆり(仮名) - 両親が合同結婚式で結ばれており、旧統一教会でいう「祝福2世」や「神の子」として育てられた[58][59][60][61][62][63]。20歳の時に家出して、旧統一教会を脱会した。『小川さゆり、宗教2世』の著者[64]
  • あおいうに - 本人曰く、母が統一教会の信者で、幼い頃より貧乏を強いられる生活だった[65]

エホバの証人

編集
  • 横道誠 - 文学者[66][67]文学博士京都府立大学(文学部)准教授。2020年から宗教2世の当事者が思いを語り合う自助グループをオンライン上で主宰している[68][69]。宗教2世に関する複数の著書を執筆し、宗教2世問題の実態を伝えている[70]。横道は、宗教2世問題への対処として、自助グループや当事者研究だけでは根本的な解決は難しいと指摘している[71]。その理由は、宗教2世問題には教団や親(教団との関係では被害者)という明確な加害者がおり、自助グループでは問題解決の責任を宗教2世の当事者に帰してしまう恐れがあるためである[71]。そのため、宗教2世問題の解決には法制度を整備し、自助グループはメンタルヘルスの救済に特化すべきだと主張している[71]
  • たもさん - 漫画家。マンガ『カルト宗教信じてました。「エホバの証人2世」の私が25年間の信仰を捨てた理由』の著者[75]
  • iidabii - 詩人。宗教2世問題を扱った詩を歌う[76]

幸福の科学

編集

創価学会

編集
  • 長井秀和 - 両親の世代からの創価学会員の家庭で生まれ育った。2012年(平成24年)42歳の時に、幼い頃から入会していた創価学会を脱会した[88]
  • 麻生泰 - 両親の世代からの創価学会員の家庭で生まれ育った[89]

その他

編集
  • 吉川ひなの - モデルタレント女優。2023年6月8日に刊行した著書『Dearママ』において、幼少期は母が信仰する宗教の教義に基づき「誕生日やクリスマスを祝ってもらえなかった」「学校の校歌を歌えなかった」「知人の葬式へ参列できなかった」「革のベルトで臀部を叩かれるなどの仕打ちを受けていた」「輸血を禁じられていた」等を告白した[105][106][107]。同著書において、カルト認定されている宗教団体である旨記載しているが、具体的な団体名は明らかにしていない[107]
  • まりてん - 風俗嬢YouTuber。具体的な団体名は明らかにしていないが、キリスト教が母体の新興宗教の家庭で育ったことを明らかにしている。祝い事や異性間での交際、神社・仏閣への訪問などを制限されていたとしている[108]

宗教2世を扱った作品

編集

映画

編集

テレビドラマ

編集

ドキュメンタリー

編集

ラジオ

編集
  • 荻上チキ・Session』「シリーズ・宗教2世」(TBSラジオ) - 2022年11月に番組を『宗教2世』として書籍化。特集を中心に大幅な増補を加え、「社会調査支援機構チキラボ」による当事者大規模調査を行う[115]
    • 「(2022年8月23日)特集:『宗教二世』を孤立させないために何が必要なのか【出演】横道誠[116]」**「(2022年9月5日)特集:シリーズ・宗教2世を考える~改めて知る、その実態と課題」【出演】櫻井義秀[117][118]」**「(2022/09/08)特集:シリーズ・宗教2世を考える~ジャーナリスト・鈴木エイトさんの取材報告【出演】鈴木エイト,黒沼クロヲ(旧統一教会2世)[119]」**「(2022年11月1日)特集:チキラボ調査報告~宗教2世の実態とは【出演】横道誠[120]」**「特集:当事者と考える『宗教2世』その現状と課題【出演】山本サエコ,ちざわりん,夏野なな」(2022年12月2日)[121]」**「特集:安倍元総理銃撃事件からあすで1年。改めて、当事者と考える『宗教2世』【出演】ちざわりん(宗教2世支援センター陽だまり),山本サエコ(宗教2世問題ネットワーク)」(2023年7月7日)[122]」**「特集:エホバの証人の児童虐待、実態調査から見えたものとは~【出演】田中広太郎,夏野なな(元エホバの証人3世)」(2023年12月1日)[123]」。

漫画

編集
  • 『カルト宗教信じていました。「エホバの証人2世」の私が25年間の信仰を捨てた理由』(彩図社、2018年、著者:たもさん)[124]
  • 『ゴッダリアン』(講談社、2024年、著者:要マジュロ)[128]

エッセイ

編集

参考文献

編集

関連文献

編集
  • 『カルトの子――心を盗まれた家族』米本和広:著(文藝春秋、2000年12月)。オウム真理教、エホバの証人、統一教会、ヤマギシ会などを取材し、児童虐待の実態を描いたルポルタージュ[71]
  • 『カルト宗教――性的虐待と児童虐待はなぜ起きるのか』紀藤正樹, 山口貴士:著(アスコム、2007年3月)[71]

脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ 全国232施設のうち、229か所から回答があった。
  2. ^ このうち、19件は一時保護の対象になった。
  3. ^ 304施設のうち、138施設から回答があった。
  4. ^ 13歳の子供への骨髄移植を巡って、輸血を拒否したために死亡した事案も報告された。
  5. ^ 既にエホバの証人を脱会している者も含む。
  6. ^ 原作は今村夏子による小説(朝日新聞出版、2017年)。
  7. ^ 当初は集英社が運営しているウェブメディアで連載をしていたが、幸福の科学からの抗議により、2022年2月に公開を終了していた[125][126]
  8. ^ 著者は、当時18歳の青年。統一教会祝福2世[71]

出典

編集
  1. ^ 塚田穂高「小説・映画「星の子」が描く宗教・家族・学校―「宗教2世」問題の理解と考察のために―」『上越教育大学研究紀要』第41巻第2号、上越教育大学、2022年3月31日、393-406頁、CRID 1050291768617198464hdl:10513/00008464ISSN 2435-96292022年8月26日閲覧 
  2. ^ a b c d e f 清永聡 (2022年8月22日). “旧統一教会と『宗教2世』問題”. 解説委員室ブログ. 日本放送協会. 2022年8月26日閲覧。
  3. ^ a b 中井なつみ (2022年8月17日). “「毒親」の背景にあるもの 宗教2世の生きづらさ、議論すべき点とは”. 朝日新聞. 2022年8月26日閲覧。
  4. ^ 宗教二世と機能不全家庭の共通点?!「私たちの不眠話~菊池真理子×成宮アイコ~」【後半】- 自分が受けた傷に苦しんでしまうのは正常、親を許さなくてもいい。”. Rooftop. 2023年2月26日閲覧。
  5. ^ 藤倉善郎 (2021年6月22日). “NHKの特集連発で揺れる「カルト2世問題」の行方”. 論座(RONZA). 朝日新聞社. 2022年8月26日閲覧。
  6. ^ 毎日放送 (2022年8月5日). “「教会のせいで人生をめちゃくちゃにされた」...『神の子』と言われて育った元2世信者が語る”苦悩とジレンマ” 自死を考えた際の”遺書”には「悔しい。悔しい。悔しい」”. MBSニュース. 2022年8月26日閲覧。
  7. ^ 望月衣塑子 (2022年8月30日). “旧統一教会「祝福2世」の苦悩「家族だけでは解決できない」信者専用マッチングサイトで結婚を求められ…”. 東京新聞. 2022年12月20日閲覧。
  8. ^ 「宗教世2世」問題はカルトだけじゃない!お寺の子どもやクリスチャン2世が明かす悲痛な声とは”. 文化放送 (2023年9月11日). 2024年1月26日閲覧。
  9. ^ カルトではない「宗教2世」が抱える困難と思い キリスト新聞編集長に聞く - 弁護士ドットコムニュース”. 弁護士ドットコム (2023年9月1日). 2024年1月26日閲覧。
  10. ^ 井艸 & 野中 2022, p. 1.
  11. ^ a b 島田裕巳 (2019年6月14日). “"親が創価学会"の子の悲惨すぎる学校生活”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン). pp. 1-2. 2022年8月27日閲覧。
  12. ^ a b c ABEMA Prime (2022年8月9日). “電話相談もシャットダウン「宗教絡みはおうちでなんとか…」 自助グループを立ち上げた元2世信者の研究者”. ABEMA TIMES. 2022年8月27日閲覧。
  13. ^ “統一教会”2世「自由恋愛は最大の禁忌」「3日断食」――“宗教虐待”周知へ署名活動「宗教2世を助けてください」”. 日テレNEWS24. 日本テレビ放送網 (2022年8月17日). 2022年8月27日閲覧。
  14. ^ 久永隆一 (2022年8月19日). “宗教2世の子どもは置き去り? 政府会合に厚労省不参加で疑問の声”. 朝日新聞. 2022年9月8日閲覧。
  15. ^ クローズアップ現代 (2022年9月5日). “旧統一教会の他にも…"宗教2世”たちの知られざる苦悩”. 日本放送協会. 2022年9月8日閲覧。
  16. ^ 日本放送協会 (2022年9月5日). ““宗教2世"旧統一教会・信者の子どもたち 知られざる現実”. NHK クローズアップ現代. 2022年9月8日閲覧。
  17. ^ 藤田和恵 (2023年6月29日). “院卒で就けた仕事は清掃…「宗教2世男性」の苦悩”. 東洋経済新報. 2023年7月4日閲覧。
  18. ^ “統一教会”「2世信者」の苦悩 子供のころ“文鮮明氏の血が入っているとされるワイン”飲まされ…”. 日テレNEWS24. 日本テレビ放送網 (2022年7月19日). 2022年8月26日閲覧。
  19. ^ a b c サタデーステーション (2023年2月25日). “【独自】エホバの証人「輸血拒否」の実態…現役幹部が証言”. テレビ朝日. 2023年2月27日閲覧。
  20. ^ a b c d 田中紳顕 (2023年2月27日). “「エホバの証人」めぐり弁護団結成 「抑圧されている信者救いたい」”. 朝日新聞. 2023年2月27日閲覧。
  21. ^ 「宗教虐待」国が初の調査 輸血拒否など1年半で47件を児相に相談 4割は一時保護も”. テレビ朝日 (2024年4月26日). 2024年4月29日閲覧。
  22. ^ a b 野口由紀 (2023年3月20日). “「宗教虐待防ぐ新法を」紀藤弁護士に聞くオウム真理教事件の教訓”. 毎日新聞. 2023年3月26日閲覧。
  23. ^ a b c 「新入生は入信させやすい」カルトに狙われ続けるキャンパス、大学が対応に苦慮する事情 銃撃事件1年、全国65校にアンケート(47NEWS)”. Yahoo!ニュース. 2023年8月7日閲覧。
  24. ^ a b majima_k (2023年5月2日). “【憲法特集】宗教2世問題と「子どもの最善の利益」 寄稿・根田恵多=福井県立大学 学術教養センター准教授 | クリスチャン新聞オンライン”. 2023年5月22日閲覧。
  25. ^ 「宗教虐待」全国の児相把握は6年で65件、氷山の一角か…読売調査”. 読売新聞 (2023年7月3日). 2023年7月4日閲覧。
  26. ^ 野口由紀、宮川佐知子 (2023年3月14日). “「オウムにかえせ」教団施設から保護の子らの日記開示 心身に影響”. 毎日新聞. 2023年3月16日閲覧。
  27. ^ 野口由紀、宮川佐知子、森口沙織 (2023年3月14日). “親の名前「忘れた」「ここは現世?」オウムの子、修行で家族断絶”. 毎日新聞. 2023年3月16日閲覧。
  28. ^ a b c d e 旧統一教会に積年の恨み ○○容疑者、入信の母にも―伯父らには謝罪・安倍氏銃撃1カ月”. 時事ドットコムニュース (2022年8月8日). 2023年3月20日閲覧。
  29. ^ "○○容疑者伯父に聞く 母入信の背景「長男が小児がん、抗がん剤で失明。これが一番大きい」". . 2022年7月16日. 2022年7月16日閲覧
  30. ^ a b c d e f g 自殺未遂をした○○容疑者、母親の献金で困窮…兄と妹に「自分の生命保険金を渡そうと思った」」『読売新聞オンライン』2022年7月16日。オリジナルの2022年12月30日時点におけるアーカイブ。2022年12月30日閲覧。
  31. ^ 野中大樹; 井艸恵美 (2022年9月9日). “○○容疑者を凶行に駆り立てた一族の「壮絶歴史」”. 東洋経済オンライン. 2022年12月30日閲覧。
  32. ^ "○○容疑者「最近も母と連絡」 宗教活動再開把握が影響か". 産経新聞. 2022年7月16日. 2022年7月18日閲覧
  33. ^ a b 雨宮処凛 (2022年7月20日). “「人生をめちゃくちゃにされた」安倍元首相銃撃事件、そして宗教二世問題”. ハフポスト. 2022年8月26日閲覧。
  34. ^ 大井真理子 (2022年7月23日). “安倍氏殺害事件で注目を集める「宗教2世」”. BBCNEWS JAPAN. 2022年8月26日閲覧。
  35. ^ 〇〇被告を追起訴、安倍氏銃撃事件の捜査終結 公選法違反は不起訴に”. 朝日新聞 (2023年3月30日). 2023年4月1日閲覧。
  36. ^ a b 菅沼舞、野口由紀、森口沙織 (2023年5月5日). “宗教による子どもへの医療拒否 3割「経験した」 全国55病院調査”. 毎日新聞. 2023年5月5日閲覧。
  37. ^ a b c 「エホバの証人」の輸血拒否、児童虐待として弁護士らが厚労省に通報へ”. 読売新聞 (2023年2月27日). 2023年2月27日閲覧。
  38. ^ 「エホバの証人」の信者である患者等、輸血拒否患者への対応の基本方針”. 大阪赤十字病院. 2023年2月27日閲覧。
  39. ^ 輸血を拒否される患者さんへ”. 名鉄病院. 2023年2月27日閲覧。
  40. ^ 輸血を拒否される患者さんへ”. 日本赤十字社深谷赤十字病院 (2017年4月1日). 2023年2月27日閲覧。
  41. ^ a b エホバの親「ムチ打ち」の実態…「愛を理由にした支配だ」元信者がアンケート結果発表”. 弁護士ドットコム (2023年3月14日). 2023年3月26日閲覧。
  42. ^ a b 奥山はるな (2023年3月14日). “むち打ち体罰、「就学前から被害」7割 エホバの証人信者アンケ”. 毎日新聞. 2023年3月26日閲覧。
  43. ^ a b 島崎周 (2023年11月28日). “「性被害が発生しやすい環境」 エホバ元2世ら、国に対策要望”. 朝日新聞. 2023年12月4日閲覧。
  44. ^ エホバの証人「児童に性的虐待多数」 元2世信者ら調査報告”. 産経新聞 (2023年11月28日). 2023年12月4日閲覧。
  45. ^ a b 「エホバの証人」元信者、教団内で性被害218件と公表…85%は未成年で被害と主張”. 読売新聞 (2023年11月28日). 2023年12月4日閲覧。
  46. ^ “5歳児に食事与えず餓死させた疑い 5歳児の母親と知人の“ママ友”の女性を逮捕。朝日新聞、2021年3月2日に報道”. https://www.asahi.com/articles/ASP323CDKP2HTIPE02D.html?iref=ogimage_rek 
  47. ^ “<社説>福岡県・篠栗町の5歳児餓死事件、特異な事件で済ますな。東京新聞、2021年3月13日号に掲載”. https://www.tokyo-np.co.jp/article/91305 
  48. ^ “福岡県・篠栗町の5歳児餓死事件“ママ友”が“母親”を創価学会に勧誘 宗教上の“上下関係”も影響か。「週刊新潮」、2021年3月13日に掲載”. https://www.dailyshincho.jp/article/2021/03131056/?all=1 
  49. ^ “福岡5歳児餓死事件、母親とママ友は「創価学会員」だった。衰弱の我が子に“お題目”「週刊新潮」、2021年3月18日号に掲載”. https://www.dailyshincho.jp/article/2021/03101700/?all=1 
  50. ^ “福岡県・篠栗町の5歳餓死事件 容疑者2人が入会していた創価学会の見解は。NEWS「ポストセブン」、2021年3月22日に掲載”. https://www.news-postseven.com/archives/20210322_1644865.html?DETAIL 
  51. ^ “福岡県・篠栗町の5歳児餓死事件のカルト的な手口の異様。「東洋経済オンライン」、2021年3月27日に掲載”. https://toyokeizai.net/articles/-/419442 
  52. ^ “<ママ友に懲役15年判決>“福岡5歳児餓死事件”皮下脂肪1ミリに追い込んだ"洗脳LINE"「週刊文春」、2022年6月23日号に掲載”. https://bunshun.jp/articles/-/57649 
  53. ^ “【福岡2022年】福岡県・篠栗町の5歳児餓死事件はなぜ起きた?マインドコントロールの恐ろしさに迫る - テレQ『ふくサテ!』特捜Qチーム@アーカイブ、2022年12月21日に放送”. https://www.youtube.com/watch?v=dW_iv27tcrk 
  54. ^ “《ママ友に懲役15年》福岡県・篠栗町の5歳児餓死事件 赤堀恵美子被告「2審も実刑判決」直後の態度、NEWS「ポストセブン」、2023年3月10日に掲載”. https://www.news-postseven.com/archives/20230310_1848604.html?DETAIL 
  55. ^ “「福岡県・篠栗町の5歳児餓死事件」男児の母親の懲役5年判決が確定。“ママ友”被告は控訴中。ヨテミラ!、2022年11月25日に掲載”. https://yotemira.tnc.co.jp/news/articles/NID2022112515999 
  56. ^ “一家の生活全般を“支配” 5歳児餓死事件裁判 ママ友の懲役15年判決確定「福岡県・篠栗町の5歳児餓死事件」TBS NEWS DIG、2023年3月24日に報道”. https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/395915 
  57. ^ “福岡県篠栗町の5歳児餓死事件「ママ友」の懲役15年の判決が確定、期限までに上告せず。朝日新聞、2023年3月24日に報道”. https://www.asahi.com/articles/ASR3S3541R3STIPE001.html 
  58. ^ “旧統一教会など宗教2世は訴える"宗教虐待"を知ってほしい(NHK首都圏ナビ) - 2022年10月26日に掲載”. https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20221026a.html 
  59. ^ “そして彼女は「小川さゆり」となった 顔を隠さず被害訴える旧統一教会・元2世信者 初取材から救済法成立までの133日【前編】TBS NEWS DIG - 2022年12月11日に掲載”. https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/227060?display=1 
  60. ^ “「親からの裏切り」貫いた「覚悟」そして彼女は「小川さゆり」となった 顔を隠さず被害訴える旧統一教会・元2世信者【後編】TBS NEWS DIG - 2022年12月25日に掲載”. https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/251664?display=1 
  61. ^ “【旧統一教会の元信者の苦悩】「統一教会のせいで人生めちゃくちゃにされた」【宗教2世の元信者・小川さゆり】MBS NEWS(MBSテレビ) - 2022年に放送”. https://www.youtube.com/watch?v=Fn5Tf2Vmfpc 
  62. ^ “【Mr.サンデー】私が「小川さゆり」になったワケ【実録ドキュメント】FNNプライムオンライン - 2023年3月12日に放送”. https://www.youtube.com/watch?v=7aOepI1QMoc 
  63. ^ “宗教2世が壮絶な過去を語る、旧統一教会の元2世信者の小川さゆり、カンテレNEWS(関西テレビ)- 2023年に放送”. https://www.youtube.com/watch?v=bvHKPRpBne8 
  64. ^ “『小川さゆり、宗教2世』の著者 - 2023年3月7日に小学館から発売”. https://www.shogakukan.co.jp/books/09380125 
  65. ^ 本人のTwitter(X)での投稿(2023年9月16日)
  66. ^ 「いまだに教義の影響から抜け出せない」○○被告の元に届く、宗教2世たちからの手紙 にじむ苦悩とトラウマ、共感も…読んだ被告も気にかける”. 47NEWS (2024年3月7日). 2024年5月17日閲覧。
  67. ^ 電話相談もシャットダウン「宗教絡みはおうちでなんとか…」 自助グループを立ち上げた元2世信者の研究者”. ABEMA Prime (2022年8月9日). 2024年5月17日閲覧。
  68. ^ 花を贈ると母に逆上された…生きづらさ理解されたい「宗教2世」たち”. 朝日新聞 (2022年7月31日). 2024年5月19日閲覧。
  69. ^ 「宗教2世」やめられない理由とやめられたワケ【教えていただきました】”. 時事通信社 (2023年1月29日). 2024年5月19日閲覧。
  70. ^ 横道 誠”. researchmap. 2024年5月17日閲覧。
  71. ^ a b c d e f 塚田穂高, 鈴木エイト, 藤倉善郎:編著『だから知ってほしい「宗教2世」問題』筑摩書房、2023年9月1日。 
  72. ^ “『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』、2017年12月20日に講談社(KCデラックス)から発売”. https://www.amazon.co.jp/%E3%82%88%E3%81%8F%E5%AE%97%E6%95%99%E5%8B%A7%E8%AA%98%E3%81%AB%E6%9D%A5%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%AE%B6%E3%81%AB%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%AD%90%E3%81%AE%E8%A9%B1-KC%E3%83%87%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%84-%E3%81%95%E3%82%84/dp/4065105382 
  73. ^ 「エホバの証人」元信者女性が自分の体験を漫画にした理由”. 講談社 (2018年1月5日). 2022年12月29日閲覧。
  74. ^ a b 「二世信者」として育てられた女性が語ったあの頃…「異常だったけれど母のことを否定するつもりはない」――衝撃作『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』著者インタビュー”. ダ・ヴィンチWeb (2019年2月28日). 2022年8月26日閲覧。ISBN 978-4-06-510538-2
  75. ^ “『カルト宗教信じていました。「エホバの証人2世」の私が25年間の信仰を捨てた理由』著者:たもさん - 2018年5月1日に彩図社から発売”. https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%88%E5%AE%97%E6%95%99%E4%BF%A1%E3%81%98%E3%81%A6%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82-%E3%80%8C%E3%82%A8%E3%83%9B%E3%83%90%E3%81%AE%E8%A8%BC%E4%BA%BA2%E4%B8%96%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%A7%81%E3%81%8C25%E5%B9%B4%E9%96%93%E3%81%AE%E4%BF%A1%E4%BB%B0%E3%82%92%E6%8D%A8%E3%81%A6%E3%81%9F%E7%90%86%E7%94%B1-%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%95%E3%82%93/dp/4801303005 
  76. ^ 「宗教2世」の詩人iidabiiさん 同じ境遇の子へメッセージ」『愛媛新聞』2022年9月7日。2022年12月29日閲覧。
  77. ^ “「母は輸血を拒否したまま死んだ」願った延命、葛藤続けた40年”. 毎日新聞. (2023年4月16日). https://mainichi.jp/articles/20230413/k00/00m/040/113000c 2023年4月17日閲覧。 
  78. ^ a b c 藤倉善郎『2ちゃん化する世界ー匿名掲示板匿名掲示板文化と社会運動 第4章:Jアノンと路上デモ ―日本の宗教団体とQアノン的陰謀論の歪みと交錯』新曜社、2023年2月22日。ISBN 978-4788517981 
  79. ^ a b 2018年の宗教関係の出来事”. 宗教情報センター (2021年8月19日). 2023年3月10日閲覧。
  80. ^ a b c 幸福の科学と訣別、大川総裁「長男」がバーテンに 父親には「仕事を邪魔しないで」”. デイリー新潮 (2019年8月7日). 2023年3月9日閲覧。
  81. ^ a b 文芸春秋などに賠償命令=大川隆法氏長男書籍で名誉毀損―東京地裁”. 時事通信社 (2022年3月4日). 2023年5月24日閲覧。
  82. ^ 鈴木エイト (2017年3月4日). “〔社説〕清水富美加出家騒動の本質はカルトの2世問題”. やや日刊カルト新聞. 2024年5月20日閲覧。
  83. ^ a b 「幸福の科学」元信者が告白 清水富美加の出家の背景に「2世信者」の悩みも?”. abema times (2019年3月15日). 2023年3月7日閲覧。
  84. ^ a b 幸福の科学2世・清水富美加 守護霊の闇とアイドル戦略”. 週刊朝日 (2017年2月22日). 2023年3月6日閲覧。
  85. ^ a b 清水富美加が出家した、幸福の科学ってどんな宗教なの? ”. BEST TiMES (2017年3月24日). 2023年3月7日閲覧。
  86. ^ a b 清水富美加 (しみず・ふみか)”. ジャパンナレッジ (2017年2月24日). 2023年3月7日閲覧。
  87. ^ 島田裕巳『芸能人と新宗教』イースト・プレス、2017年4月7日。ISBN 9784781650845 
  88. ^ 長井秀和 [@pchip3] (2022年8月9日). "当事者である私の場合を例に出そう。 私はとっくに創価学会をやめている。 10年も前に創価をやめているにも関わらず、現在もってしても未だに「創価学会信者が政治活動やってる」「創価の教えを広めるのはやめてください」等々、私が創価学会の布教活動していると思われている。". X(旧Twitter)より2022年11月16日閲覧
  89. ^ “『創価学会について』麻生泰オフィシャルブログ”. https://ameblo.jp/kimboktae/entry-10149293792.html 
  90. ^ “【私たちの選択肢】宗教にのめり込む母、アルコールに溺れる父、漫画家・菊池真理子が経験した「宗教2世」問題。 - @DIME、2022年(令和4年)8月18日に掲載”. https://dime.jp/genre/1251273/ 
  91. ^ “『「子どもの前で死ぬな!」信仰では救われず泣き暮らした末に命を絶った母に宗教2世の娘が抱いた怒り』夜はほとんど家にいない母、麻雀三昧の父…ネグレクト(育児放棄)状態で育った漫画家の菊池真理子さん。 - プレジデントWOMAN(ウーマン)、2023年(令和5年)4月19日に掲載”. https://president.jp/articles/-/68704 
  92. ^ “『「神様」のいる家で育ちました 〜宗教2世な私たち〜』著者:菊池真理子 - 2022年(令和4年)10月6日に文藝春秋から発売”. https://www.amazon.co.jp/「神様」のいる家で育ちました-宗教2世な私たち-菊池-真理子/dp/4160901344 
  93. ^ “「宗教2世の苦しみ、描かねばならなかった 漫画家・菊池真理子さん」(2022年(令和4年)10月28日付け、毎日新聞ウェブサイト”. https://mainichi.jp/articles/20221027/k00/00m/040/342000c 
  94. ^ “「父親は『結婚したら入信する』と口約束して…」漫画家・菊池真理子が語る“宗教に救われなかった母”のおもかげ(文春オンライン) - 2022年(令和4年)11月12日に掲載”. https://bunshun.jp/articles/-/58488 
  95. ^ “「ある宗教団体からクレームが…」漫画家・菊池真理子が明かす「宗教2世」連載が公開終了に追い込まれた“真相”」(文春オンライン) - 2022年(令和4年)11月12日に掲載”. https://bunshun.jp/articles/-/58489 
  96. ^ “『「統一教会解散」20.5万人署名提出 公明批判の学会2世マンガ家が口にした背筋凍るエピソード』講談社、2022年(令和4年)12月10日に掲載”. https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/315742 
  97. ^ “『依存症や宗教2世問題を描く漫画家の菊池真理子さん』中外日報、2023年(令和5年)4月24日に掲載”. https://www.chugainippoh.co.jp/article/contents/hot/20230412.html 
  98. ^ “【鈴木エイトと正木伸城との対談】「創価学会の本部職員は辞めたけれど、創価学会は脱会はしていないんです」創価学会の元理事長の息子が鈴木エイトに明かした“宗教2世”の葛藤 - 『文春オンライン』、2022年(令和4年)12月25日に掲載”. https://bunshun.jp/articles/-/59551 
  99. ^ “「本部職員は辞めたが、脱会するつもりはない…現役の創価学会員が「宗教2世問題」で世間に訴えたいこと」 - 『PRESIDENT online』、2023年(令和5年)6月29日に掲載”. https://president.jp/articles/-/70699 
  100. ^ “【創価学会元理事長・長男の苦悩】「修学旅行でお土産に買ったダルマを母親に捨てられ…信心はなくなっても学会はやめない事情」 - 『デイリー新潮』、2023年(令和5年)11月8日に掲載”. https://www.dailyshincho.jp/article/2023/11081101/?all=1 
  101. ^ “『宗教2世サバイバルガイド』- 2023年(令和5年)6月27日にダイヤモンド社から発売:正木伸城の著書)”. https://www.amazon.co.jp/宗教2世サバイバルガイド-正木-伸城/dp/4478117942/ 
  102. ^ 創価学会を語る - ウェイバックマシン(2006年5月3日アーカイブ分)(リンク切れ)
  103. ^ @chikushoukai (2013年12月4日). "ちく商会 知久寿焼". X(旧Twitter)より2024年10月20日閲覧
  104. ^ a b “維新梅村みずほ氏、宗教2世告白 「厳しい規律、子に苦痛」訴え”. 共同通信. (2022年11月8日). https://nordot.app/966349290428252160 2023年3月19日閲覧。 
  105. ^ 宗教2世を告白した吉川ひなの 雑誌で不思議ちゃんキャラの真相を語る「言えないことが多くて、お父さんの仕事は吟遊詩人とか適当に答えて乗り切っていた」”. 週刊女性PRIME (2023年6月22日). 2023年7月2日閲覧。
  106. ^ 吉川ひなの、“宗教二世”としての苦しみと“心の傷”を著書で告白「クリスマスも誕生会も禁止」亡き母との35年に及ぶ葛藤”. NEWS ポストセブン (2023年6月25日). 2023年7月2日閲覧。
  107. ^ a b 吉川ひなの「母の宗教による異常な幼少期」告白に「想像してたより辛い…」驚きの声”. NEWS ポストセブン (2023年6月15日). 2023年7月2日閲覧。
  108. ^ 山下素童 (2024年1月12日). “「ピロートークは懺悔部屋」宗教2世として生まれた、まりてんが“全国No.1風俗嬢”になれたワケ…仕事をしていて一番気持ちいい瞬間は?”. 集英社オンライン. p. 3. 2024年1月16日閲覧。
  109. ^ 「宗教2世に生まれて」タイタン社長・太田光代が新興宗教にのめり込む母親と高校時代からの別居生活を初告白”. 文藝春秋 (2024年4月10日). 2024年4月13日閲覧。
  110. ^ 伊藤沙莉「虎に翼」“寅子”がハマり役 20年超え俳優人生の代表作に”. cinemacafe.net (2024年4月17日). 2024年4月29日閲覧。
  111. ^ 新興宗教の2世信者描く「息衝く」がリバイバル、東京・大阪で緊急上映”. 映画ナタリー (2022年8月24日). 2022年8月26日閲覧。
  112. ^ 宗教2世の中学生が抱えた“絶望”とは。今だから見たい映画『星の子』が教えてくれること”. 女子SPA! (2022年7月22日). 2022年8月26日閲覧。
  113. ^ 「宗教2世」をドキュメンタリーとドラマで描くNHKスペシャル放送。ドラマ編に河合優実ら”. CINRA (2023年10月12日). 2023年11月7日閲覧。
  114. ^ 河合優実「登場人物のような人生があるのだということが、できるだけ広く届けば」 主演ドラマ『神の子はつぶやく』取材会”. サンケイスポーツ (2023年10月26日). 2023年11月7日閲覧。
  115. ^ 荻上チキ・編著『宗教2世』 緊急出版!信仰の自由の名の下に抑圧される子ども、女性、セクシュアル・マイノリティ 投稿◆藤澤千春(太田出版 書籍編集部)”. NPO法人WAN (2023年1月13日). 2024年5月22日閲覧。
  116. ^ 特集:“宗教二世”を孤立させないために何が必要なのか”. 公式 TBS Podcast (2022年8月23日). 2024年5月22日閲覧。
  117. ^ 特集「シリーズ・宗教2世を考える~改めて知る、その実態と課題」櫻井義秀(北海道大学大学院教授)×荻上チキ×南部広美”. 公式 TBS Podcast (2022年9月5日). 2024年5月22日閲覧。
  118. ^ 【音声配信】特集「シリーズ・宗教2世を考える~改めて知る、その実態と課題」櫻井義秀(北海道大学大学院教授)×荻上チキ×南部広美▼2022年9月5日(月)放送分”. TBSラジオ 荻上チキ・ Session (2022年9月5日). 2024年5月22日閲覧。
  119. ^ 特集「シリーズ・宗教2世を考える~ジャーナリスト・鈴木エイトさんの取材報告」鈴木エイト×黒沼クロヲ×荻上チキ×南部広美”. 公式 TBS Podcast (2022年9月8日). 2024年5月22日閲覧。
  120. ^ 【特集】宗教2世の実態とは~チキラボ調査報告 荻上チキ×横道誠×南部広美”. 公式 TBS Podcast (2022年11月1日). 2024年5月22日閲覧。
  121. ^ 【特集】『宗教2世』当事者と考える。その現状と課題~夏野なな×山本サエコ×ちざわりん×荻上チキ×片桐千晶”. 公式 TBS Podcast (2022年12月2日). 2024年5月22日閲覧。
  122. ^ 【特集】改めて、当事者と考える『宗教2世』〜安倍元総理銃撃事件からあすで1年 ちざわりん×山本サエコ×荻上チキ×南部広美”. 公式 TBS Podcast (2023年7月7日). 2024年5月22日閲覧。
  123. ^ 【特集】エホバの証人の児童虐待、実態調査から見えたもの(田中広太郎×夏野なな×荻上チキ×片桐千晶)”. 公式 TBS Podcast (2023年12月3日). 2024年5月22日閲覧。
  124. ^ “『カルト宗教信じていました。「エホバの証人2世」の私が25年間の信仰を捨てた理由』彩図社、著者:たもさん - 2018年5月1日に発売”. https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%88%E5%AE%97%E6%95%99%E4%BF%A1%E3%81%98%E3%81%A6%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82-%E3%80%8C%E3%82%A8%E3%83%9B%E3%83%90%E3%81%AE%E8%A8%BC%E4%BA%BA2%E4%B8%96%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%A7%81%E3%81%8C25%E5%B9%B4%E9%96%93%E3%81%AE%E4%BF%A1%E4%BB%B0%E3%82%92%E6%8D%A8%E3%81%A6%E3%81%9F%E7%90%86%E7%94%B1-%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%95%E3%82%93/dp/4801303005 
  125. ^ よみタイの連載「宗教2世」、公開終了 集英社「信仰心傷つけた」”. 毎日新聞 (2022年2月16日). 2022年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月1日閲覧。
  126. ^ 「宗教2世」マンガ連載中止の内幕…「幸福の科学」抗議に折れた集英社に作者は「もっと戦ってほしかった」と憤り”. Smart FLASH. 光文社 (2022年4月5日). 2023年3月1日閲覧。
  127. ^ 「宗教2世」題材の漫画を刊行へ 文芸春秋、他社で連載中断”. 共同通信 (2022年8月17日). 2022年8月26日閲覧。
  128. ^ 新興宗教2世のヒロインを描く、冒涜サスペンス×アクション「ゴッダリアン」1巻”. コミックナタリー (2024年3月15日). 2024年4月29日閲覧。
  129. ^ 荻上チキ:編著、櫻井義秀, 西田公昭, 鈴木エイト, 横道誠, 斉藤正美, 山口智美, 遠藤まめた, 松岡宗嗣, 富山由紀子, 倉本さおり:共著『宗教2世』太田出版、2022年11月22日。 
  130. ^ 「カルト村」で生まれた私は、19歳で村を出た。清水富美加さんに今、思うこと”. BuzzFeed (2017年2月24日). 2024年5月22日閲覧。
  131. ^ 冠木結心 (2022年11月18日). “私は世界一の幸せ者だと思っていた…21歳で韓国人夫と結ばれた旧統一教会二世が知らなかったこと 相手の目的は「入信すれば日本人女性と結婚できる」”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン). 2022年12月31日閲覧。
  132. ^ “『小川さゆり、宗教2世』出版社:小学館、著者:小川さゆり - 2023年3月7日に発売”. https://www.shogakukan.co.jp/books/09380125 
  133. ^ 『宗教2世』特設サイト”. 太田出版. 2024年5月22日閲覧。
  134. ^ みんなの宗教2世問題”. 晶文社. 2024年5月22日閲覧。
  135. ^ だから知ってほしい「宗教2世」問題”. 筑摩書房. 2024年5月22日閲覧。
  136. ^ あなたも狂信する 宗教1世と宗教2世の世界に迫る共事者研究”. 弁護士JP. 2024年5月17日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集
  • 厚生労働省のガイドライン「宗教の信仰等に関係する児童虐待等への対応に関するQ&A(2022年12月)」※詳細版概要版 - 厚生労働省
相談窓口
支援団体・自助グループ