黒木町
日本の福岡県八女郡にあった町
黒木町(くろぎまち)は、かつて福岡県南部にあった町で、八女郡に属していた。
くろぎまち 黒木町 | |||||
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廃止日 | 2010年2月1日 | ||||
廃止理由 |
編入合併 黒木町、立花町、矢部村、星野村→八女市 | ||||
現在の自治体 | 八女市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 福岡県 | ||||
郡 | 八女郡 | ||||
市町村コード | 40541-8 | ||||
面積 | 135.49 km2. | ||||
総人口 |
12,473人 (推計人口、2009年12月1日) | ||||
隣接自治体 |
福岡県八女市、八女郡立花町、星野村、矢部村 熊本県山鹿市 | ||||
町の木 | クス | ||||
町の花 | フジ | ||||
黒木町役場 | |||||
所在地 |
〒834-1292 福岡県八女郡黒木町大字今1314番地1 | ||||
外部リンク | 黒木町公式サイト2010年3月まで | ||||
座標 | 北緯33度13分04秒 東経130度40分02秒 / 北緯33.21789度 東経130.66711度座標: 北緯33度13分04秒 東経130度40分02秒 / 北緯33.21789度 東経130.66711度 | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
編集福岡県の南端部、福岡市から南東へ約50km、久留米市から南東へ約20kmの場所に位置する。内陸部にあり、町域南側は熊本県と県境を成している。 町域は九州山地の中にあり、山がちである。
栄林周瑞禅師が1423年(応永30年)に笠原に霊厳寺を建立して、明(現・中華人民共和国)から持ち帰った茶の栽培を始めたとされる八女茶の発祥の地である[1]。
隣接していた自治体
編集歴史
編集近現代
編集- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、現在の町域にあたる以下の町村が発足。
- 上妻郡(こうづまぐん)黒木町・笠原村・木屋村・串毛村・豊岡村・大淵村
- 1896年(明治29年)2月26日[矛盾 ][矛盾 ] - 福岡県内の郡再編により上妻郡が他の郡と統合され、6町村は新設された「八女郡」(やめぐん)に属す。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 「昭和の大合併」により、黒木町が笠原村・木屋村・串毛村・豊岡村と新設合併し、新たな黒木町が発足。
- 1957年(昭和32年)3月31日 - 大淵村を編入。
- 2010年(平成22年)2月1日 - 立花町・矢部村・星野村とともに八女市に編入され、消滅。
行政
編集- 町長:小川光吉(2005年2月16日就任、2010年1月31日を以って失職)
産業
編集主に八女茶の生産に力を上げており、八十八夜の新茶の献茶祭など関連する行事を毎年開催している[1]。
イチゴの生産も盛んであり、同地域のあまおうは県内でもいち早く出荷される[2]。
グリーンピア八女、黒木大藤、城山があり、観光面にも力を入れている。
警察
編集- 福岡県黒木警察署
- 八女警察署に編入し廃止となり、黒木警部交番に降格した。
地域
編集教育
編集県立高等学校
編集県立中等教育学校
編集町立中学校
編集- 黒木中学校
町立小学校
編集交通
編集空港
編集鉄道
編集廃止路線
編集かつて国鉄矢部線の終点だったが、1985年に廃止されている。
バス
編集道路
編集高速道路はなし。最寄りインターチェンジは九州自動車道八女インターチェンジ。
一般国道
編集県道
編集主要地方道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
編集主な史跡・旧跡等
編集- 城山公園(猫尾城跡)
- 隈本邸(学びの館)
- 旭座人形芝居会館
- 黒木大藤 - 国の天然記念物
- 津江神社 - 樹齢800年の大クス(県指定天然記念物)で知られる
- 霊巌寺 - 八女茶発祥の地[1]
- 黒木地区 - 重要伝統的建造物群保存地区
レジャー
編集観光
編集イベント
編集- 4月 - 本田仁○加、大藤祭り(4月下旬 - 5月上旬)
- 5月 - 八女茶山唄日本一大会
- 11月 - くろぎふるさと祭り、黒木平マラソン大会、笠原まつり
- 12月 - 田代風流、福岡県南部小学生駅伝くろぎ大会
黒木町出身の有名人
編集脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 黒木町ホームページ - Internet Archiveキャッシュ
- このサイトは2009年度いっぱいで閉鎖され、八女市のサイトに統合された。
- 八女地区1市2町2村合併協議会