音楽堂 (アルバム)
『音楽堂』(おんがくどう)は、矢野顕子の28枚目のアルバム。2010年2月10日発売。発売元はヤマハミュージックコミュニケーションズ。
『音楽堂』 | ||||
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矢野顕子 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
2009年9月7日〜11日 神奈川県立音楽堂 | |||
時間 | ||||
レーベル | ヤマハミュージックコミュニケーションズ | |||
プロデュース | 矢野顕子 | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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矢野顕子 アルバム 年表 | ||||
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概要
編集『Home Girl Journey』に続く矢野顕子の4枚目のピアノ弾き語りによるアルバム。本来は2006年に録音、リリースされるべきところ、弾き語りシリーズをかねてから担当していたレコーディング・エンジニア、吉野金次の急病により延期、吉野の回復を待って制作された。吉野にとっては録音現場に立ち会っての仕事としては、復帰第一作となる。
レコーディングは全曲横浜市にある、神奈川県立音楽堂にて実施された。本作のタイトルは、ここに由来する。レコーディング風景は、NHK-BS2の番組「18年後のスーパーフォークソング」(2010年6月25日放映)において紹介された。
吉野によると、「これまでの録音ではコンサートグランド(ピアノ)のバス(低音)が生かされていなかったことから、今回はバス用に2本のマイクを追加し、豊かなバスの音にアッコちゃんのボーカルがくるまれているようなイメージで録音した」とのことである。[1]
収録曲
編集- グッドモーニング(作詞、作曲:岸田繁)
- へびの泣く夜(作詞:糸井重里、作曲:矢野顕子)
- 椅子(作詞:伊藤アキラ、作曲:井上鑑)
- 上條恒彦のカバー。
- 春風(作詞、作曲:岸田繁)
- くるりのカバー。
- 犬の帰宅(作詞、作曲:鈴木慶一)
- ムーンライダーズのカバー。原曲は「最後の晩餐」収録。
- 嘆きの淵にある時も(作詞、作曲:岡林信康)
- おかあさん(作詞:江間章子、作曲:中田喜直)
- Say It Ain't So (作詞、作曲: リヴァース・クオモ)
- Weezerのカバー。原曲は「ウィーザー (ザ・ブルー・アルバム)」収録。
- きよしちゃん(作詞、作曲:矢野顕子)
- きよしちゃんとは、忌野清志郎のことである。忌野の生前に、忌野の闘病を支援するために作詞作曲され、ライブではたびたび歌われていた。
- My Love(作詞、作曲:C. Jeffrey McLean)
- 右手(作詞、作曲:細美武士)
- ELLEGARDENのカバー。原曲は「My Own Destruction」収録。
- DVD『音楽のちから』(2006年)で、先行公開されている。
- Vincent (作詞、作曲: ドン・マクリーン)
- Don McLeanのカバー。
- Vincentとは、画家のフィンセント・ファン・ゴッホのことである。
- さあ冒険だ(作詞:森高千里、S.Itoi、作曲:カールスモーキー石井)
- 和田アキ子のカバー。
- 公募によるリクエストをもとにアルバムに採用された。
- Green Tea Farm (作詞、作曲:上原ひろみ)
- 上原ひろみのカバー。原曲は「プレイス・トゥ・ビー」収録(日本盤ボーナストラック)。ここでは矢野がボーカルで参加している。
- いい日旅立ち (作詞、作曲:谷村新司)
関連作品
編集外部リンク
編集脚注
編集- ^ 「18年後のスーパーフォークソング」(NHK-BS2 2010年6月25日放映)
- ^ http://www.mpn.jp/otonari/2010/12/_17.html