隈元 信一(くまもと しんいち、1953年 - 2023年10月17日)は、日本ジャーナリスト、元・朝日新聞記者、論説委員[1][2]

経歴

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鹿児島県種子島生まれ[1]

東京大学文学部を国史学を専攻して卒業した後、農学部へ学士入学した[1]

1979年に記者として朝日新聞社に入社し、前橋支局、青森支局、学芸部、論説委員、編集委員などを経て、2015年に青森県むつ支局長となり、2017年に退社した[1][3]

この間、大韓民国高麗大学校で客員副教授も務めた[1][3]。また、2013年には、連載「原発とメディア」で、取材班を代表して科学ジャーナリスト大賞を受賞した[3]

2017年以降は、フリージャーナリストとして活動し[4][5]日本ジャーナリスト会議の運営委員なども務めた[2]

2022年の時点で、末期がんで闘病中であり[5]、闘病記も発表していた[3]

おもな著書

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  • 永六輔 時代を旅した言葉の職人、平凡社(平凡社新書)、2017年
  • 探訪 ローカル番組の作り手たち、はる書房、2022年

脚注

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  1. ^ a b c d e 会員 隈元信一 プロフィール放送批評懇談会。2023年6月5日閲覧
  2. ^ a b 【追悼】隈元 信一さん死去 JCJ運営委・元朝日新聞論説委員=須貝道雄日本ジャーナリスト会議、2023年12月18日。2024年8月19日閲覧 - 初出は、JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2023年11月25日号。
  3. ^ a b c d 【がんと向き合う①】病は不意打ちでやってきた 「余命宣告」を受けてから1年、闘病の記録”. 論座/朝日新聞社 (2022年9月30日). 2023年6月5日閲覧。
  4. ^ オーサー 隈元信一”. DANRO. 2023年6月5日閲覧。
  5. ^ a b ローカル局制作の思いを伝える1冊…著者は闘病中の隈元信一さん「地方の作り手が元気だ」”. 中日スポーツ 東京中日スポーツ/中日新聞社 (2022年2月14日). 2023年6月5日閲覧。