阿倍 祖足(あべ の おやたり)は、奈良時代の貴族。官位は従五位下・左京亮。
光仁朝末の宝亀11年(780年)従五位下・左衛士員外佐に叙任される。桓武朝初頭の天応元年(781年)主馬助に遷るが、翌天応2年(782年)駿河守に任ぜられ地方官に転じた。
延暦6年(787年)左京亮として京官に復している。
『続日本紀』による。