長命寺桜もち

東京都墨田区にある甘味処

長命寺桜もち(ちょうめいじさくらもち)は、東京都墨田区向島五丁目にある甘味処、和菓子桜もちの専門店。

長命寺桜もち
長命寺桜もちの外観
(2009年12月2日撮影)
地図
地図
店舗概要
所在地 131-0033
東京都墨田区向島五丁目1番14号
座標 北緯35度43分4.86秒 東経139度48分31.59秒 / 北緯35.7180167度 東経139.8087750度 / 35.7180167; 139.8087750 (長命寺桜もち)座標: 北緯35度43分4.86秒 東経139度48分31.59秒 / 北緯35.7180167度 東経139.8087750度 / 35.7180167; 139.8087750 (長命寺桜もち)
開業日 火曜 - 日曜日
閉業日 月曜日
正式名称 長命寺桜もち
営業時間 午前8時30分 - 午後6時
駐車台数 0台
最寄駅 東武スカイツリーライン - 浅草駅、とうきょうスカイツリー駅、都営浅草線 - 押上駅
最寄IC 首都高速向島出入口
外部リンク https://sakura-mochi.com/products/index.php
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概要

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1717年享保2年) - 創業者の山本新六が、大川の土手の桜の葉を塩漬けにして、試みに桜もちを考案し、向島の長命寺の門前で売り始めた。

隅田堤(現在の墨堤通り)は、その頃より桜の名所で、花見時には多くの人々が集い、桜もちが喜ばれた。

桜もちを包んでいる桜の葉は、西伊豆の松崎町で生産されている「オオシマザクラ」の葉を塩漬けにしたもので、塩漬けにしている過程で葉が発酵してクマリンという芳香物質が発生する[1]

長命寺桜もちの由来
「私どもの祖先に、長命寺の門番をしていた山本新六という者がおりました。この人、桜の季節は落ち葉の掃除に手を焼いたそうで、ふと思いついて桜の葉を塩漬けにいたしまして、薄い皮で餡を包んだものに巻いて売ったところ、大変な売れ行きだった。」 — 長命寺 桜もち 山本や(東京・向島) - 江戸老舗探訪記
これが、桜餅誕生の由来で、その後、この桜餅はまたたく間に江戸のヒット商品となった。1825年(文政8年)に出された書物には、当時の山本やで消費された桜の葉の数が記録されていて、そこには総数31樽とある。1樽に約2万5千枚が入るので、合計で77万5千枚ということになる。山本やの「桜もち」は当時1つの餅に対して2枚の桜の葉が使われていたので、38万個余りの桜餅が販売された。[2]

営業情報

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  • 取扱商品 - 桜もち
  • 定休日 - 月曜日(変わることがある、営業カレンダーで確認が必要)
  • 営業時間 - 午前8時30分 - 午後6時
  • 客席 - 1階の店内にあり
  • 電話予約 - 桜もちの予約を受ける
  • 駐車場 - 無し[1]

交通アクセス

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ギャラリー

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脚注

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  1. ^ a b 長命寺桜もち[1]
  2. ^ 長命寺 桜もち 山本や(東京・向島) - 江戸老舗探訪記[2]

参考文献

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  • 朝日新聞社週刊朝日編集部編『ふるさとの味』、東京・雪華社、「長命寺 桜もち」、P72、1964年(昭和39年)
  • 添田知道著『東京の味』、大阪・保育社、「山本屋(長命寺桜もち)」、P52、1968年(昭和43年)
  • 法政大学大学院エコ地域デザイン研究所著『自然が育んだ江戸東京の都市文化』、法政大学大学院エコ地域デザイン研究所歴史プロジェクト・陣内研究室、「桜 言問団子/長命寺桜もち 山本や」、2007年(平成19年)

関連項目

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外部リンク

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