谷山中央
谷山中央(たにやまちゅうおう[3])は、鹿児島県鹿児島市の町丁[4]。郵便番号は891-0141[5]。人口は16,648人、世帯数は8,048世帯(2020年4月1日現在)[6]。谷山中央一丁目から谷山中央八丁目までが設置されており、谷山中央五丁目から谷山中央八丁目までの全域で住居表示を実施している[7]。また、谷山中央一丁目から谷山中央四丁目までについては、地番整理が行われなかったため旧番地のままであり住居表示未実施区域である[4]。
谷山中央 | |
---|---|
町丁 | |
北緯31度31分02秒 東経130度30分41秒 / 北緯31.517278度 東経130.511306度座標: 北緯31度31分02秒 東経130度30分41秒 / 北緯31.517278度 東経130.511306度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 鹿児島市 |
地域 | 谷山地域 |
地区 | 谷山地区 |
人口情報(2020年(令和2年)4月1日現在) | |
人口 | 16,648 人 |
世帯数 | 8,048 世帯 |
郵便番号 | 891-0141 |
市外局番 | 099 |
ナンバープレート | 鹿児島 |
町字ID[1] |
0105001(一丁目) 0105002(二丁目) 0105003(三丁目) 0105004(四丁目) 0105005(五丁目) 0105006(六丁目) 0105007(七丁目) 0105008(八丁目) |
運輸局住所コード[2] | 46500-1509 |
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江戸時代には谷山郷(外城)の麓があり、明治時代の町村制施行から1967年(昭和42年)の谷山市と鹿児島市の新設合併まで谿山郡谷山村、鹿児島郡谷山町、谷山市の役所の所在地であった。谷山中央は商人の街として盛んである。[要出典]
地理
編集鹿児島市の南部、永田川下流域に位置している。町域の北方には上福元町、東谷山、小松原、南方には和田、西方には慈眼寺町、下福元町、西谷山、東方には卸本町、南栄がそれぞれ接している。
藩政時代より現在の鹿児島市立谷山小学校に置かれていた谷山郷の地頭仮屋を中心とした麓を形成していた。廃藩置県後も1967年に谷山市が鹿児島市と新設合併するまでは谷山村、町制施行後の谷山町、市制施行後の谷山市の役所が設置され、鹿児島市となった現在でも鹿児島市役所谷山支所などが置かれ、旧谷山市の区域からなる谷山地域の中心部となっている。
町域の中央を南北に国道225号が通り、北端部を指宿枕崎線が東西通っており、町域内には谷山駅が所在している。また、谷山駅前には谷山駅と国道225号の谷山駅前交差点間の50メートルほどを結ぶ鹿児島県道212号谷山停車場線がある[8]。中央部には鹿児島市役所谷山支所や鹿児島市立谷山小学校、谷山サザンホール、北部の谷山駅周辺には鹿児島情報高等学校、西部には鹿児島県立鹿児島南高等学校及び鹿児島市立谷山中学校が所在している。
河川
編集- 永田川 - 二級河川
- 和田川
- 木之下川
歴史
編集1996年(平成8年)2月13日に上福元町、下福元町、谷山塩屋町の一部から分割され、鹿児島市の町として「谷山中央一丁目」、「谷山中央二丁目」、「谷山中央三丁目」、「谷山中央四丁目」、「谷山中央五丁目」、「谷山中央六丁目」、「谷山中央七丁目」が設置された[9][10][4]。丁目別では、谷山中央一丁目が上福元町の一部、谷山中央二丁目及び谷山中央三丁目が上福元町及び谷山塩屋町(本町)の一部、谷山中央四丁目は上福元町、谷山塩屋町(町方は本町)及び下福元町の一部、谷山中央五丁目及び谷山中央六丁目は下福元町の一部、谷山中央七丁目は下福元町及び上福元町の一部であった[9][10]。また、谷山中央五丁目から谷山中央七丁目の区域内において住居表示が実施された[11]。
2014年(平成26年)2月17日には谷山第二地区土地区画整理事業の事業区域の一部で谷山第二地区(第一期)として住居表示が実施され、上福元町の一部(谷山第二地区のうち惣福森山線より東側の区域)より「谷山中央八丁目」が設置された[12][13]。
町域の変遷
編集実施後 | 実施年 | 実施前 |
---|---|---|
谷山中央一丁目(新設) | 1996年(平成8年) | 上福元町(一部)[10] |
谷山中央二丁目(新設) | 上福元町(一部)[10] | |
谷山塩屋町(一部)[10] | ||
谷山中央三丁目(新設) | 上福元町(一部)[10] | |
谷山塩屋町(一部)[10] | ||
谷山中央四丁目(新設) | 上福元町(一部)[10] | |
谷山塩屋町(一部)[10] | ||
下福元町(一部)[10] | ||
谷山中央五丁目(新設) | 下福元町(一部)[9] | |
谷山中央六丁目(新設) | 下福元町(一部)[9] | |
谷山中央七丁目(新設) | 下福元町(一部)[9] | |
上福元町(一部)[9] | ||
谷山中央八丁目(新設) | 2014年(平成26年) | 上福元町(一部) |
人口
編集町丁別
編集世帯数 | 人口 | |
---|---|---|
谷山中央一丁目 | 809 | 1,496 |
谷山中央二丁目 | 2,211 | 4,310 |
谷山中央三丁目 | 722 | 1,484 |
谷山中央四丁目 | 913 | 1,781 |
谷山中央五丁目 | 780 | 1,685 |
谷山中央六丁目 | 1,102 | 2,367 |
谷山中央七丁目 | 1,077 | 2,504 |
谷山中央八丁目 | 434 | 1,048 |
国勢調査
編集以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。
年 | 人口 |
---|---|
2000年(平成12年)[15] | 17,662
|
2005年(平成17年)[16] | 17,695
|
2010年(平成22年)[17] | 17,350
|
2015年(平成27年)[18] | 16,887
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施設
編集公共
編集教育
編集- 清谿幼稚園[28]
郵便局
編集病院
編集- 川島病院
- 鹿児島生協病院
- 三宅病院
- 児玉整形外科クリニック
公園
編集- 谷山第一中央公園
ギャラリー
編集小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[31]。
町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
谷山中央一丁目 | 全域 | 鹿児島市立谷山小学校 | 鹿児島市立谷山中学校 |
谷山中央二丁目 | 全域 | ||
谷山中央三丁目 | 全域 | ||
谷山中央四丁目 | 全域 | ||
谷山中央五丁目 | 全域 | ||
谷山中央六丁目 | 全域 | ||
谷山中央七丁目 | 全域 | ||
谷山中央八丁目 | 全域 |
交通
編集鉄道
編集道路
編集出身著名人
編集脚注
編集- ^ “日本 町字マスター データセット”. デジタル庁 (2022年3月31日). 2022年4月29日閲覧。
- ^ “自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
- ^ “鹿児島市の町名”. 鹿児島市. 2020年10月2日閲覧。
- ^ a b c “かごしま市民のひろば1996年 (平成8年02月号) 第345号”. 鹿児島市. 2012年4月16日閲覧。
- ^ “鹿児島県鹿児島市谷山中央の郵便番号”. 日本郵便. 2020年10月2日閲覧。
- ^ “年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ “住居表示実施区域町名一覧表”. 鹿児島市 (2020年2月3日). 2020年10月2日閲覧。
- ^ 『平成20年度道路現況調書』 - 鹿児島県土木部道路維持課 P.9
- ^ a b c d e f 平成8年鹿児島県告示第222号(町の区域の設定及び変更、平成8年2月9日付鹿児島県公報第1033号所収)
- ^ a b c d e f g h i j 平成8年鹿児島県告示第223号(町の区域の設定及び変更、平成8年2月9日付鹿児島県公報第1033号所収)
- ^ 南日本新聞 2015, p. 828.
- ^ 南日本新聞 2015, p. 829.
- ^ “谷山第二地区(第一期)住居表示実施”. 鹿児島市. 2014年2月17日閲覧。
- ^ “年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “谷山支所”. 鹿児島市. 2021年2月12日閲覧。
- ^ 南日本新聞 2015, p. 989.
- ^ “施設案内”. 鹿児島市立図書館. 2021年9月11日閲覧。
- ^ 南日本新聞 2015, p. 1042.
- ^ “谷山福祉館”. 鹿児島市. 2021年2月21日閲覧。
- ^ 南日本新聞 2015, p. 982.
- ^ a b 南日本新聞 2015, p. 960.
- ^ 南日本新聞 2015, p. 951.
- ^ 南日本新聞 2015, p. 950.
- ^ 南日本新聞 2015, p. 942.
- ^ “鹿児島南郵便局(鹿児島県)”. 日本郵便. 2021年2月12日閲覧。
- ^ “鹿児島慈眼寺郵便局(鹿児島県)”. 日本郵便. 2021年2月12日閲覧。
- ^ “小・中学校の校区(学区)表”. 鹿児島市役所. 2020年9月26日閲覧。
- ^ “赤崎海門誕生地”. 鹿児島市. 2021年11月26日閲覧。
- ^ 谷山市誌編纂委員会 1967, p. 1166.
参考文献
編集- 谷山市誌編纂委員会『谷山市誌』谷山市、鹿児島県、1967年3月30日 。, Wikidata Q111435390
- 南日本新聞『鹿児島市史Ⅴ』 5巻、鹿児島市、2015年3月27日 。, Wikidata Q111372912