西尾久
西尾久(にしおぐ)は、東京都荒川区の町名。現行行政地名は西尾久一丁目から西尾久八丁目。住居表示実施済み区域である。
西尾久 | |
---|---|
町丁 | |
尾久八幡神社 | |
北緯35度45分00秒 東経139度45分31秒 / 北緯35.749931度 東経139.758542度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 荒川区 |
地域 | 尾久地域 |
人口情報(2024年(令和6年)4月1日現在[1]) | |
人口 | 26,496 人 |
世帯数 | 14,451 世帯 |
面積([2]) | |
1.184308389 km² | |
人口密度 | 22372.55 人/km² |
郵便番号 | 116-0011[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 足立 |
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地理
編集荒川区西部に位置する。菱形をした荒川区の頂角に当たる最西端、隅田川の南岸に位置する。東に隣接する東尾久と合わせて尾久と総称される。地区の北を隅田川を挟んで足立区と、東を東尾久と、南および西を北区と接する。小工場、商店街、住宅が混在する密集地域であり、下町の雰囲気が色濃く残っている。東京都内では唯一残された都電の荒川線が走っており、東京都交通局荒川電車営業所(荒川車庫前電停)がある。また、隅田川に面して荒川区が運営しているアミューズメント施設あらかわ遊園がある。
地価
編集住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、西尾久1-7-3の地点で47万8000円/m2、西尾久7-38-5の地点で52万4000円/m2、西尾久8-18-10の地点で48万円/m2となっている[5]。
歴史
編集現在の西尾久二丁目付近に尾久三業地が置かれており、昭和50年代半ばから60年くらいまでは、芸者の置屋や待合も営業していた。昭和11年、この地の待合を舞台として阿部定事件が発生し、世間の注目を浴びた。
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世帯数と人口
編集2024年(令和6年)4月1日現在(荒川区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
西尾久一丁目 | 1,723世帯 | 2,937人 |
西尾久二丁目 | 1,612世帯 | 2,778人 |
西尾久三丁目 | 1,200世帯 | 2,224人 |
西尾久四丁目 | 2,734世帯 | 4,688人 |
西尾久五丁目 | 1,398世帯 | 2,513人 |
西尾久六丁目 | 1,201世帯 | 2,366人 |
西尾久七丁目 | 2,137世帯 | 3,812人 |
西尾久八丁目 | 2,446世帯 | 5,178人 |
計 | 14,451世帯 | 26,496人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 25,377
|
2000年(平成12年)[7] | 24,829
|
2005年(平成17年)[8] | 25,967
|
2010年(平成22年)[9] | 25,175
|
2015年(平成27年)[10] | 25,090
|
2020年(令和2年)[11] | 26,198
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 9,988
|
2000年(平成12年)[7] | 10,462
|
2005年(平成17年)[8] | 11,374
|
2010年(平成22年)[9] | 11,522
|
2015年(平成27年)[10] | 11,990
|
2020年(令和2年)[11] | 13,123
|
学区
編集区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2014年時点)[12]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
西尾久一丁目 | 1番 | 荒川区立尾久宮前小学校 | 荒川区立第九中学校 |
その他 | 荒川区立尾久八幡中学校 | ||
西尾久二丁目 | 全域 | ||
西尾久三丁目 | 全域 | 荒川区立尾久西小学校 | |
西尾久四丁目 | 全域 | 荒川区立第七中学校 | |
西尾久五丁目 | 全域 | ||
西尾久六丁目 | 全域 | 荒川区立尾久八幡中学校 | |
西尾久七丁目 | 1〜24番 | 荒川区立第七中学校 | |
その他 | 荒川区立尾久第六小学校 | ||
西尾久八丁目 | 全域 |
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[13]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
西尾久一丁目 | 115事業所 | 630人 |
西尾久二丁目 | 156事業所 | 2,147人 |
西尾久三丁目 | 101事業所 | 809人 |
西尾久四丁目 | 113事業所 | 906人 |
西尾久五丁目 | 80事業所 | 558人 |
西尾久六丁目 | 70事業所 | 428人 |
西尾久七丁目 | 207事業所 | 2,472人 |
西尾久八丁目 | 89事業所 | 961人 |
計 | 931事業所 | 8,911人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[14] | 1,045
|
2021年(令和3年)[13] | 931
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[14] | 8,966
|
2021年(令和3年)[13] | 8,911
|
交通
編集鉄道
編集このほか、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線(宇都宮線)尾久駅が近隣の昭和町一丁目にある。
バス
編集- 草64:池袋駅東口 - 王子駅 - 浅草雷門
- 西尾久四丁目 停留所
- 東43:東京駅北口 - 御茶ノ水駅 - 駒込病院 - 田端駅 - 荒川土手 - 江北駅
- 西尾久一丁目・西尾久二丁目・西尾久三丁目 各停留所
水上交通
編集道路・橋梁
編集- 道路
- 橋梁
施設
編集- 行政
- 尾久区民事務所
- 尾久警察署
- 尾久消防署
- 保育・教育
- 荒川区立尾久宮前小学校
- 荒川区立尾久西小学校
- 荒川区立第六小学校
- 荒川区立尾久八幡小学校
- 荒川区立第七中学校
- 企業
- 寺社
- 観光
出身人物
編集その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ a b “令和6年4月1日現在の町丁別の年齢別人口一覧表”. 荒川区 (2024年4月15日). 2024年4月27日閲覧。(CC-BY-2.1)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2023年11月12日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “西尾久の郵便番号”. 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年4月27日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “通学区域表” (PDF). 荒川区 (2014年5月28日). 2017年12月11日閲覧。 “(ファイル元のページ)”
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。