萬徳寺 (北九州市)
萬徳寺(まんとくじ)は、福岡県北九州市小倉北区田町にある浄土真宗本願寺派の寺院。山号は枎桒山。本尊は阿弥陀如来[1]。
所在地 | 福岡県北九州市小倉北区田町18-19 |
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山号 | 枎桒山 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 1661年(寛文元年) |
正式名 | 枎桒山 萬徳寺 |
法人番号 | 1290805000173 |
歴史
編集1661年(寛文元年)に創建。幕末に長州藩の高杉晋作により火を放たれ全焼し、文献等すべてを焼失。その後、1919年(大正7年)に再建し、1986年(昭和61年)に大修復を行った[2]。
1975年(昭和50年)には都市高速道路建設により墓地がなくなり、1977年(昭和52年)に新たに納骨堂を設置した。また1950年(昭和25年)2月には併設の萬徳寺幼稚園が創立した。寺の東側の道は旧長崎街道で、寺は到津門の内側にあり、当寺は小倉城の西の防衛の役割も果たしていたと考えられる[2]。
また内閣総理大臣を務めた東條英機の東條家とは深い関わりのある寺で、英機の母である東條千歳の実家であり、英機の妻である東條かつ子もかつて萬徳寺で下宿していた[3]。