苫小牧信用金庫
北海道苫小牧市にある信用金庫
苫小牧信用金庫(とまこまいしんようきんこ、英語:Tomakomai Shinkin Bank)は、北海道苫小牧市に本店を置く信用金庫。
苫小牧信用金庫本店(2011-) | |
種類 | 信用金庫 |
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略称 | とましん |
本店所在地 |
日本 〒053-8654 北海道苫小牧市表町3丁目1番6号 北緯42度38分07秒 東経141度35分59秒 / 北緯42.63528度 東経141.59972度座標: 北緯42度38分07秒 東経141度35分59秒 / 北緯42.63528度 東経141.59972度 |
設立 | 1948年(昭和23年)9月3日 |
業種 | その他金融業 |
法人番号 | 4430005008727 |
事業内容 | 協同組織金融機関 |
支店舗数 | 28店(本店・支店・出張所) |
主要子会社 |
苫信ビジネスサプライ[1] 苫信プラザシステム[1] とましん地域経済研究センター[1] とましんパートナーズ[1] |
外部リンク | http://www.tomashin.co.jp/ |
苫小牧信用金庫のデータ | |
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英名 | Tomakomai Shinkin Bank |
統一金融機関コード | 1006 |
法人番号 | 4430005008727 |
代表者氏名 | 石田芳人(理事長) |
店舗数 |
28(本店、支店、出張所) 5(代理店) |
従業員数 | 229人 |
資本金 | 3億4,500万円 |
総資産 | 4,290億5,400万円 |
貸出金残高 | 2,131億6,500万円 |
預金残高 | 3,774億7,600万円 |
特記事項: 経営指標はいずれも2015年3月31日現在 |
2015年(平成27年)3月末現在の自己資本比率は26.13%[2]。日本格付研究所による長期発行体格付は上位ランクのA[2]。
会員地域
編集※太字は店舗のある地方公共団体。
沿革
編集- 1948年(昭和23年)9月3日 - 市街地信用組合法に基づき「苫小牧信用組合」設立[3]。
- 1950年(昭和25年)4月 - 中小企業等組合法による信用協同組合に組織変更[3]。
- 1951年(昭和26年)10月 - 信用金庫法施行に伴い「苫小牧信用金庫」に改組[3]。
- 1964年(昭和39年)6月 - 本店ビル(鉄筋コンクリート 地下1階、地上4階)竣工[4]。
- 1971年(昭和46年)12月 - 日本銀行との当座取引開始[5]。
- 1975年(昭和50年)10月 - 北海道信金共同事務センター加入[6]。
- 1981年(昭和56年)10月 - 北海道信金共同事務センター脱退、自営オンラインへ移行[7]。
- 1984年(昭和59年)5月 - 別館(鉄筋コンクリート 地上5階)竣工、コンピューターセンター開所[8]。
- 1993年(平成5年) 3月- マスコットキャラクター「タララ」誕生[9]。
- 1996年(平成8年)11月 - 本店新館(事務集中センター)竣工[10]。
- 1998年(平成10年)11月 - 苫小牧市指定金融機関業務受託[11]。
- 2001年(平成13年) - 外貨定期預金、投資信託、損害保険販売業務開始。インターネットバンキングサービス開始[12]。
- 2002年(平成14年)10月 - 生命保険販売業務開始[13]。
- 2003年(平成15年)1月 - オンラインシステムを日本ユニシス「SBI21」へ移行[14]。8月 - コールセンター業務開始[15]。
- 2006年(平成18年)10月 - 代理店営業開始[16]。
- 2011年(平成23年)5月 - 新本店オープン[17]。12月 - まちなか交流館オープン[18]。
- 2015年(平成27年)1月- オンラインシステムをしんきん共同センターへ移行[19]。
- 2024年(令和6年)9月9日 - この日から磁気の影響を受けにくい新しい通帳(Hi-Co通帳)を取扱開始した(Hi-Co通帳に対応していない信用金庫ATMではHi-Co通帳は使えない。)[20]。
ATMサービス
編集平日18時以降、土曜日14時以降、日曜祝日終日の出金については、時間外手数料が徴収される。
しんきんゼロネットサービスに加入しており、信用金庫のキャッシュカードであれば、とましん以外であっても通常徴収される「他行利用手数料」がかからない。
長らくセブン銀行とは利用提携しておらず、北海道内の信用金庫では唯一、全国でも他に高知信用金庫しかない未提携信金となっていた。しかし、2024年6月3日利用提携を開始した[21]。また、イオン銀行とは相互入金ができない。
また、全国初の信用金庫と生活協同組合との共同支援事業として移動販売車にATMを搭載した「おまかせ便カケル」とましんATM搭載車がある[22][23][24]。
totoの払い戻し店
編集以下の店舗でスポーツ振興くじ(toto)当選券の払い戻しを取り扱っている[25]。
- 本店
- 新開支店
- 川沿支店
まちなか交流館
編集苫小牧市の「まちなか再生総合プロジェクト(CAP)」の一環として旧本店跡地に整備した[18][26]。
木造平屋の建物内で足湯と手湯が無料で楽しめる施設となっており、市内のゆのみの湯から温泉を運んでいる[27]。
2013年(平成25年)に『第8回木の建築賞』を受賞した[28]。
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d 苫小牧信用金庫ディスクロージャー 2015, p. 51.
- ^ a b 苫小牧信用金庫ディスクロージャー 2015, p. 5.
- ^ a b c 苫小牧信用金庫 『苫小牧信用金庫創立50周年記念誌』、1999年、26頁
- ^ 苫小牧信用金庫 『苫小牧信用金庫創立50周年記念誌』、1999年、49-50頁
- ^ 苫小牧信用金庫 『苫小牧信用金庫創立50周年記念誌』、1999年、61-62頁
- ^ 苫小牧信用金庫 『苫小牧信用金庫創立50周年記念誌』、1999年、63頁
- ^ 苫小牧信用金庫 『苫小牧信用金庫創立50周年記念誌』、1999年、69-70頁
- ^ 苫小牧信用金庫 『苫小牧信用金庫創立50周年記念誌』、1999年、73頁
- ^ 苫小牧信用金庫 『苫小牧信用金庫創立50周年記念誌』、1999年、22頁、84頁
- ^ 苫小牧信用金庫 『苫小牧信用金庫創立50周年記念誌』、1999年、87頁
- ^ 苫小牧信用金庫 『苫小牧信用金庫創立50周年記念誌』、1999年、91頁
- ^ 苫小牧信用金庫 『苫小牧信用金庫創立60周年記念誌』、2009年、69頁
- ^ 苫小牧信用金庫 『苫小牧信用金庫創立60周年記念誌』、2009年、71頁
- ^ 苫小牧信用金庫 『苫小牧信用金庫創立60周年記念誌』、2009年、72頁
- ^ 苫小牧信用金庫 『苫小牧信用金庫創立60周年記念誌』、2009年、73頁
- ^ 苫小牧信用金庫 『苫小牧信用金庫創立60周年記念誌』、2009年、79頁
- ^ “苫小牧信用金庫新本店がオープン”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2011年5月6日) 2015年10月17日閲覧。
- ^ a b “苫小牧中心市街地に足湯お目見え まちなか交流館が仮オープン”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2011年12月22日) 2015年10月17日閲覧。
- ^ 新オンラインシステム移行のお知らせ
- ^ “磁気の影響を受けにくい「Hi-Co通帳」導入のお知らせ”. 苫小牧信用金庫. 2024年10月16日閲覧。
- ^ “苫小牧信用金庫とATM提携を開始”. デジタルPR (2024年6月3日). 2024年9月8日閲覧。
- ^ “ATM一覧 苫小牧市外”. www.shinkin.co.jp. 苫小牧信用金庫. 2024年11月9日閲覧。
- ^ “「おまかせ便カケル」のご紹介|お買い物・宅配|生活協同組合コープさっぽろ”. 生活協同組合コープさっぽろ. 2024年11月9日閲覧。
- ^ “おまかせ便カケル運行時刻表 ATM搭載車”. コープさっぽろ. 2024年11月9日閲覧。
- ^ “toto取扱信金店舗一覧” (PDF). toto公式サイト. 日本スポーツ振興センター (2015年9月). 2015年10月17日閲覧。
- ^ “まちなか再生総合プロジェクト(CAP)”. 北海道苫小牧市. 2014年11月10日閲覧。
- ^ 足湯と手湯でポカポカ!苫小牧で人気のスポット「まちなか交流館」 2015.
- ^ “NPO木の建築フォラム”. 2015年10月17日閲覧。
参考資料
編集- 苫小牧信用金庫『苫小牧信用金庫創立50周年記念誌』、1999年
- 苫小牧信用金庫『苫小牧信用金庫創立60周年記念誌』、2009年
- “苫小牧信用金庫ディスクロージャー”. 苫小牧信用金庫 (2015年). 2015年10月17日閲覧。
- “足湯と手湯でポカポカ!苫小牧で人気のスポット「まちなか交流館」”. 北海道ファンマガジン. PNG Office (2015年2月17日). 2015年10月17日閲覧。
- “トップ苫信を2位北洋、3位室信が追う 〜管内4信金は地元で強みを発揮しているが、貸出競争は激化〜” (PDF). 特別企画:胆振・日高地区企業メーンバンク調査. 帝国データバンク苫小牧支店 (2011年1月28日). 2015年10月17日閲覧。