肥塚隆
日本の外交官
肥塚 隆(こえづか たかし、1949年〈昭和24年〉6月24日 - )は、日本の外交官。駐ホンジュラス特命全権大使、宮内庁式部副長を経て、2010年(平成22年)から駐オランダ特命全権大使、2013年(平成25年)から内閣府迎賓館長。
経歴・人物
編集兵庫県出身。東京大学法学部第二類在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1972年(昭和47年)東大法学部を卒業し外務省に入省。1973年(昭和48年)から1975年(昭和50年)まで米国で在外研修を受け、1975年(昭和50年)ハーバード大学政治学部博士課程修了[1]。外務大臣秘書官などを経て、
- 1988年(昭和63年)7月 - 外務省経済協力局国際機構課長
- 1990年(平成2年)2月 - 外務省アジア局南西アジア課長
- 1992年(平成4年)7月 - 駐中国大使館参事官
- 1995年(平成7年)1月 - ジュネーブ国際機関日本政府代表部参事官
- 1996年(平成8年)1月 - ジュネーブ国際機関日本政府代表部公使
- 1997年(平成9年)8月 - 駐カナダ公使
- 1999年(平成11年)8月 - 公正取引委員会事務総局官房審議官(国際担当)
- 2001年(平成13年)7月 - トロント総領事
- 2004年(平成16年)7月 - 駐ホンジュラス特命全権大使
- 2007年(平成19年)4月 - 宮内庁式部副長
- 2010年(平成22年)9月 - 駐オランダ大使[2]
- 2013年(平成25年)4月 - 内閣府迎賓館長
- 2019年(令和元年)11月 - 瑞宝中綬章受章[3]
同期
編集- 天野之弥(09年国際原子力機関事務局長・05年在ウィーン国際機関日本政府代表部大使)
- 小松一郎(13年内閣法制局長官・11年駐フランス大使・08年駐スイス大使・05年外務省国際法局長・03年外務省欧州局長)
- 武藤正敏(10年駐韓大使・07年駐クウェート大使)
- 小島誠二(12年関西担当大使・10年駐タイ大使・09年儀典長・08年科学技術協力担当大使・06年駐パキスタン大使)
- 神余隆博(12年関西学院大学副学長・08年駐ドイツ大使・06年国連大使(次席))
- 高橋文明(09年駐スペイン大使・03年駐カンボジア大使)
- 野本佳夫(08年駐スロバキア大使)
- 石栗勉(京都外国語大学教授・国連アジア太平洋平和軍縮センター所長)
- 石川薫(日本国際フォーラム研究本部長・10年駐カナダ大使・07年駐エジプト大使・05年外務省経済局長)
- 伊藤誠(10年駐ブルガリア大使・06年駐タンザニア大使)
- 近藤誠一(10年文化庁長官・08年駐デンマーク大使・06年ユネスコ大使)
- 橋広治(10年駐パプアニューギニア大使)
- 峯村保雄(11年駐エルサルバドル大使)
- 山口英一(10年駐バチカン大使・07年駐コスタリカ大使)
- 横田順子(10年駐ラオス大使)
- 佐藤英夫(11年駐イスラエル大使・09年駐バーレーン大使・08年駐アフガニスタン大使)
- 二階尚人(14年駐チリ大使・11年駐ガーナ大使)
- 松原昭(12年駐マリ大使)
- 荒木喜代志(11年駐トルコ大使・09年COP10担当大使・08年国際テロ対策担当大使)
著作
編集- ペーター・J・リートベルゲン『オランダ小史 先史時代から今日まで』 かまくら春秋社、2018年8月
脚注
編集- ^ https://eulitfest.jp/2018/day1-1-2-1/
- ^ “大使略歴”. 在オランダ日本国大使館. 2013年5月14日閲覧。
- ^ 『官報』号外第151号、令和元年11月5日
外部リンク
編集- 大使略歴(在オランダ日本国大使館ホームページ内)
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