美里町 (埼玉県)
埼玉県児玉郡の町
美里町(みさとまち)は、埼玉県の北西部に位置し、児玉郡に属する町。
みさとまち 美里町 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 埼玉県 | ||||
郡 | 児玉郡 | ||||
市町村コード | 11381-6 | ||||
法人番号 | 7000020113816 | ||||
面積 |
33.41km2 | ||||
総人口 |
10,665人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 319人/km2 | ||||
隣接自治体 | 本庄市、深谷市、大里郡寄居町、秩父郡長瀞町 | ||||
町の木 | アカマツ | ||||
町の花 | キク | ||||
美里町役場 | |||||
町長 | 原田信次 | ||||
所在地 |
〒367-0194 埼玉県児玉郡美里町大字木部323-1 北緯36度10分38秒 東経139度10分53秒 / 北緯36.17717度 東経139.18144度座標: 北緯36度10分38秒 東経139度10分53秒 / 北緯36.17717度 東経139.18144度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
人口は約1万人。
地理
編集歴史
編集- 1889年4月1日 - 町村制施行により、那珂郡広木村・駒衣村・中里村・古郡村・甘粕村・木部村が合併し、松久村となる[1]。那珂郡白石郷・猪俣村・円良田村が合併し、大沢村となる[2]。児玉郡阿那志村・根木村・沼上村・関村・下児玉村・南十条村・北十条村・小茂田村が合併し、東児玉村となる[3]。
- 1896年4月1日 - 那珂郡が廃止され、児玉郡に編入される。
- 1954年5月 - 3村合併協議会発足
- 1954年10月1日 - 児玉郡松久村・大沢村・東児玉村が合併し、美里村となる[4][5]。村名は住民投票を基に採用。
- 1957年4月1日 - 大字広木の一部を児玉町大字児玉に編入[6]。
- 1974年10月 - 合併20周年記念式典挙行。
- 1976年4月1日 - 児玉町との間で境界変更。(大字下児玉の一部と児玉町大字下浅見の一部)
- 1981年6月1日 - 大里郡岡部町との間で境界を変更。(大字関の一部と岡部町大字後榛沢の一部)
- 1984年10月1日 - 町制施行し美里町となる[7]。合併30周年記念式典挙行。
- 1984年12月1日 - 大里郡岡部町との間で境界を変更。(大字関の一部と岡部町大字後榛沢の一部)
- 1987年3月19日 - 防災行政無線運用開始。
- 1989年3月1日 - 大里郡岡部町との間で境界を変更。(大字関の一部と岡部町大字後榛沢の一部)
- 1989年10月 - 合併35周年、町制5周年記念式典挙行。
- 1992年12月 - 戸田市と姉妹都市提携調印。
- 1994年10月 - 合併40周年、町制10周年記念式典挙行。
- 2002年2月 - 松久駅改築。
- 2004年10月1日 - 合併50周年・町制20周年となる。11月、記念イベントも行われる。
- 2004年10月 - まごころ国体で、綱引き競技を開催。炬火リレーも行われる。
人口
編集美里町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 美里町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 美里町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
美里町(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
行政
編集歴代首長
編集- 小林庄三郎(1954年11月 - 1962年11月)
- 下山恭司(1962年11月 - 1970年11月)
- 小林三郎(1970年11月 - 1974年11月)
- 新井富士重(1974年11月 - 1986年11月)
- 春山一三(1986年11月 - 1992年4月)
- 野口重信(1992年5月 - 2008年5月)
- 原田信次(2008年5月 - )
広域行政
編集- 児玉郡市広域市町村圏組合:本庄市、美里町、神川町とともに、老人福祉、ごみ処理(収集運搬を除く)、余熱利用施設、し尿処理(収集運搬を除く)、こだま聖苑(火葬場)の運営、職員研修、広域総合センターの運営、児玉郡市広域消防本部の運営、火薬類取締法・液化石油ガス法・高圧ガス保安法に基づく事務を行っている。
姉妹都市
編集- 埼玉県戸田市 - 1992年12月1日締結
経済
編集事業所を置く主な企業
編集地域
編集公共施設
編集- 町の施設
- コミュニティセンター
- 就業改善センター
- 美里町遺跡の森館
- 美里町立図書館(森の図書館)
- 町民体育館
- 町民武道館
- 松久駅前情報館
- 遺跡の森総合公園
- 保健センター
- 地域包括支援センター
- 美里町社会福祉協議会
- シルバー人材センター
- 中央公民館
- 松久公民館
- 東児玉公民館
- 大沢公民館
教育
編集消防
編集- 児玉郡市広域消防本部(本庄市)
- 美里分署
- 美里町消防団
警察
編集電話番号
編集市外局番は町内全域が「0495」。同一市外局番の地域との通話は市内通話料金で利用可能(本庄MA)。収容局は埼玉美里局のみ。
郵便番号
編集交通
編集鉄道
編集路線バス
編集- 県北都市間路線代替バス(武蔵観光)
- 美里町町内循環バス(彩国観光バスに委託)- 2014年に廃止
タクシー
編集タクシーの営業区域は県北交通圏で、熊谷市・深谷市・本庄市・行田市・加須市・羽生市などと同じである。
道路
編集祭事・旧跡・名所
編集自然に恵まれ、ブルーベリーなどの観光果樹園が町内各地にある。歴史も深く、文化財も多数残る。
祭り、行事
編集- ポピーまつり ‐4月下旬-5月下旬‐
- 猪俣百八燈(国の重要無形民俗文化財)及び美里夏祭り花火大会‐8月15日‐
- コスモスまつり ‐10月‐
- 関の獅子舞(町指定有形文化財) ‐10月‐
- 関地区で10月に開かれる獅子舞の祭。
遺跡、旧跡等
編集- 真東寺
- 常福寺
- 正観寺
- 長坂聖天塚古墳
- 水殿瓦窯跡(国の史跡)
- さらし井(県指定旧跡)
- 広木地区にある、奈良時代に織布を洗いさらすために使用された井戸の遺跡。
- 義民遠藤兵内の墓
- 猪俣小平六範綱の墓
- 応安の板碑(町指定文化財)
- 集古十種(松平定信編纂)に記載される。そこには「桐生碑」として記載されるが、桐生には見つからず長年桐生の郷土史家の謎となっていた。偶然埼玉の資料を見た小林一好に発見される。詳細は「桐生碑発見顛末記」(小林一好 昭和41年3月)に記されている。白石の臨済宗妙心寺派宗清寺 (埼玉県美里町)にある。
名所、観光
編集著名な出身者
編集脚注
編集参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
関連項目
編集外部リンク
編集