竜田駅

福島県双葉郡楢葉町にある東日本旅客鉄道の駅

竜田駅(たつたえき)は、福島県双葉郡楢葉町大字井出字木屋(きや)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線である[2]

竜田駅
西口(2022年4月)
たつた
Tatsuta
木戸 (3.1 km)
(6.9 km) 富岡
地図
福島県双葉郡楢葉町大字井出字木屋126[1][2]
北緯37度16分57.68秒 東経141度0分9.42秒 / 北緯37.2826889度 東経141.0026167度 / 37.2826889; 141.0026167座標: 北緯37度16分57.68秒 東経141度0分9.42秒 / 北緯37.2826889度 東経141.0026167度 / 37.2826889; 141.0026167
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 常磐線
キロ程 240.9 km(日暮里起点)
電報略号 タツ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面3線[2]
乗車人員
-統計年度-
174人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1909年明治42年)3月25日[2][3]
備考 簡易委託駅
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東口(2022年4月)

歴史

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駅構造

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単式ホーム島式ホーム混合の計2面3線のホームを持つ地上駅である[2]。ホームと駅舎との間は跨線橋で連絡している。

東日本大震災発生前までは富岡駅管理の簡易委託駅だったが、震災後の営業再開後はいわき駅管理の業務委託駅となり、現在は再び簡易委託駅(楢葉町が受託)となっている。また、窓口では乗車券と定期券のみ取り扱う。

2020年(令和2年)12月に鉄骨2階建ての橋上駅舎となり、併せて東西自由通路も整備されている[報道 6][新聞 3]。窓口、乗車駅証明書発行機、簡易Suica改札機のほか、エレベーターが設置されている。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 常磐線 下り 原ノ町仙台方面[6]
2 上り (通過列車のみ)
3 上り いわき水戸方面[6]

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員174人である[利用客数 1]

2001年度(平成13年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2001年(平成13年)     323 [利用客数 2]
2002年(平成14年)     317 [利用客数 3]
2003年(平成15年)     326 [利用客数 4]
2004年(平成16年)     284 [利用客数 5]
2005年(平成17年)     282 [利用客数 6]
2006年(平成18年)     263 [利用客数 7]
2007年(平成19年)     281 [利用客数 8]
2008年(平成20年)     282 [利用客数 9]
2009年(平成21年)     256 [利用客数 10]
2010年(平成22年)     248 [利用客数 11]
2011年(平成23年) 営業休止
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年) 18 61 79 [利用客数 12]
2015年(平成27年) 32 85 117 [利用客数 13]
2016年(平成28年) 37 121 159 [利用客数 14]
2017年(平成29年) 41 142 183 [利用客数 15]
2018年(平成30年) 44 148 192 [利用客数 16]
2019年(令和元年) 40 142 183 [利用客数 17]
2020年(令和02年) 25 132 158 [利用客数 18]
2021年(令和03年) 26 120 147 [利用客数 19]
2022年(令和04年) 30 128 159 [利用客数 20]
2023年(令和05年) 33 141 174 [利用客数 1]

駅周辺

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当駅を含む楢葉町全域への避難指示は、2015年(平成27年)9月に解除された。

  • 龍田神社
  • 楢葉町立楢葉中学校
  • 楢葉町役場
  • 楢葉町コミュニティセンター
  • 国道6号
  • 笑ふるタウンならは
    • 楢葉郵便局 - 東日本大震災後に休業していたが、2015年(平成27年)10月に町役場近くの仮設店舗で営業を再開[新聞 4]。2022年(令和2年)10月17日に復興拠点「笑ふるタウンならは」敷地内の新店舗に移転[新聞 4]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
常磐線
木戸駅 - 竜田駅 - *金山信号場 - 富岡駅
*打消線は廃止信号場

脚注

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記事本文

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出典

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  1. ^ a b c 駅の情報(竜田駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月3日閲覧。
  2. ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、21頁。 
  3. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、434頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
  5. ^ 東日本大震災:福島第1原発事故 JR常磐線の広野-竜田、復旧着工へ”. ラジオ福島 (2013年7月30日). 2013年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月30日閲覧。
  6. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(竜田駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月3日閲覧。

報道発表資料

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  1. ^ 常磐線(広野~竜田間)の運転再開について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2014年5月30日。オリジナルの2014年5月31日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20140531123730/http://www.jrmito.com/press/140530/20140530_press01.pdf2014年6月1日閲覧 
  2. ^ 常磐線竜田駅~原ノ町駅間代行バスの運行について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2015年1月22日。オリジナルの2015年11月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20151121211954/http://www.jrmito.com/press/150122/20150122_press01.pdf2015年1月24日閲覧 
  3. ^ 常磐線(竜田駅~富岡駅間)運転再開時期の前倒しについて』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2017年3月10日。オリジナルの2017年3月12日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20170312055705/http://www.jrmito.com/press/170310/press_02.pdf2017年3月10日閲覧 
  4. ^ 常磐線竜田駅~富岡駅間の運転再開日決定について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2017年7月19日。オリジナルの2017年8月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20170811143406/http://www.jrmito.com/press/170719/press_02.pdf2017年7月19日閲覧 
  5. ^ a b 常磐線(富岡駅~浪江駅間)の運転再開について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年1月17日。オリジナルの2020年1月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200117080118/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200117_ho01.pdf2020年1月17日閲覧 
  6. ^ a b c 常磐線竜田駅東西自由通路及び橋上駅舎の供用開始について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2020年11月20日。オリジナルの2020年11月20日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201120071430/http://www.jrmito.com/press/201120/press_04.pdf2020年11月20日閲覧 
  7. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月1日閲覧 

新聞記事

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  1. ^ 2014年春、再開に期待 常磐線・広野-竜田間」『福島民友新聞』2013年9月11日。オリジナルの2013年10月14日時点におけるアーカイブ。2020年12月2日閲覧。
  2. ^ 「竜田駅橋上化の起工式」『交通新聞』交通新聞社、2019年5月30日、1面。
  3. ^ a b c 常磐線・竜田駅「自由通路」利用始まる!自転車共有事業も開始」『福島民友新聞』2020年12月1日。オリジナルの2020年12月1日時点におけるアーカイブ。2020年12月2日閲覧。
  4. ^ a b 楢葉郵便局が復興拠点内に移転し開局 福島県楢葉町の笑ふるタウンならは」『福島民報』2022年10月17日。2022年10月18日閲覧。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月6日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月24日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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