福岡市役所

本庁舎、区役所、出張所等

福岡市役所(ふくおかしやくしょ)は、地方公共団体である福岡市の執行機関としての事務を行う施設(役所)。福岡市中央区天神一丁目8番1号に本庁舎を置く[1]。また、本庁舎のほかに港湾空港局、消防局、各区の区役所、出張所[2]地方公営企業(交通局[3]、水道局[4])の庁舎等が市内各所にある。なお、福岡市中央区天神1丁目10番1号に北別館を設置していたが老朽化により閉鎖・解体された[5]

福岡市役所
Fukuoka City Hall

福岡市役所 本庁舎(西側)
情報
用途 福岡市行政の中枢施設
設計者 菊竹清訓設計建築事務所
建築主 福岡市
事業主体 福岡市
管理運営 福岡市
構造形式 鉄骨鉄筋コンクリート造
敷地面積 14,290 m²
延床面積 61,795 m²
階数 地上15階 地下2階
高さ 64.5 m
竣工 1988年
所在地 810-8620
福岡県福岡市中央区天神一丁目8番1号
位置 北緯33度35分24.4秒 東経130度24分6.2秒 / 北緯33.590111度 東経130.401722度 / 33.590111; 130.401722座標: 北緯33度35分24.4秒 東経130度24分6.2秒 / 北緯33.590111度 東経130.401722度 / 33.590111; 130.401722
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本庁舎正面(西側)には「ふれあい広場」という広場があり、博多どんたくアジアマンスMUSIC CITY TENJINなどのイベントの際には会場となる。北側の道路に面した場所にはローソン福岡市役所店がある。

庁舎

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本庁舎

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行政棟・議会棟に分かれている。

行政棟 議会棟
15階 講堂、市民局(防災・危機管理部)、総務企画局(研修企画課) 傍聴席
14階 経済観光文化局(総務・中小企業部、創業・立地推進部、部長-国際金融機能誘致、国際経済・コンテンツ部、観光コンベンション部、文化振興部、文化財活用部)、農林水産局(総務農林部、水産部) 議場、記者控室
13階 こども未来局(こども部、子育て支援部)、環境局(環境政策部、環境監理部、循環型社会推進部、施設部、脱炭素社会推進部)

自民党新福岡議員控室、第5委員会室、第2・第3特別委員会室

12階 福祉局(総務企画部、生活福祉部、高齢社会部、障がい者部)、保健医療局(総務部、健康医療部、生活衛生部) 公明党福岡市議団控室、福岡令和会議員控室、第3・第4委員会室
11階 教育委員会(総務部、職員部、教育環境部、教育支援部、指導部、部長-学校施設アセットマネジメント) 日本共産党福岡市議団控室、緑の党と市民ネットワークの会議員控室、第1・第2委員会室 
10階 財政局(財政部、財産有効活用部、税務部)、港湾空港局(空港振興部)、教育委員会(教育総務事務センター、労務・給与課)、広報戦略室、市政記者室 自由民主党福岡市議団控室、無所属議員控室、第1特別委員会室
9階 市長、副市長、市長室、広報戦略室長、庁議室 議長、副議長、議会運営委員会室
8階 総務企画局(行政部、企画調整部、国際部、人事部、部長-事業調整、部長-水資源対策、部長-国家戦略特区等推進、部長-サービスデザイン) 議会事務局(議会図書室)
7階 市民局(総務部、コミュニティ推進部、スポーツ推進部、部長-世界水泳、生活安全部)、道路下水道局(下水道施設部) 議員ロビー、議員応接室
6階 道路下水道局(総務部、計画部、管理部)、教育振興会 監査事務局、選挙管理委員会事務局
5階 道路下水道局(用地部、建設部)、組合書記局 人事委員会、農業委員会、市民局(人権部)、福岡・釜山経済協力事務所
4階 住宅都市局(総務部、都市計画部、建築指導部、地域まちづくり推進部、都心創生部、公園部、一人一花推進部)
3階 住宅都市局(住宅部、九大まちづくり推進部)、財政局(技術監理部、アセットマネジメント推進部、契約課、契約監理課)、保健医療局(保健予防課)、総務事務処理センター
2階 会計室、情報公開室、広聴課、市民相談室、暴力追放相談センター、福岡銀行福岡市庁内支店[注釈 1]、郵便局、現金自動サービスコーナー
1階 市民ロビー、福岡市情報プラザ、カフェ、警備員室 警備員室
地下1階 駐車場連絡通路、地下通路(星の広場・地下鉄・アクロス福岡等連絡通路)、働く人の介護サポートセンター、不妊専門相談センター、政府刊行物センター、中央保護区保護司会、芙蓉会 市庁舎駐車場連絡通路

なお、市役所本庁舎15階には1988年から職員食堂が設けられていたが、解体される市役所北別館から一部の部署が本庁舎の食堂のスペースに移転することになったため、2021年3月31日で営業を終了した[6]

港湾空港局

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水道局

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交通局

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消防局

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  • 名称:福岡市消防局
  • 所在地:中央区舞鶴三丁目9番7号北緯33度35分27.3秒 東経130度23分21.4秒 / 北緯33.590917度 東経130.389278度 / 33.590917; 130.389278
  • 組織: 総務部、消防学校(所在地:早良区西入部一丁目15番10号)、警防部、情報指令部、予防部、東消防署(所在地:東区千早四丁目15番1号)、博多消防署(所在地:博多区博多駅前四丁目19番7号)、中央消防署(所在地:中央区那の津二丁目5番1号)、南消防署(所在地:南区塩原二丁目6番11号)、城南消防署(所在地:城南区神松寺二丁目19番12号)、早良消防署(所在地:早良区百道浜一丁目3番1号)、西消防署(所在地:西区今宿東一丁目7番12号)、消防航空隊(所在地:東区大字奈多字小瀬抜1302の47)、防災センター(所在地:早良区百道浜一丁目3番3号)

区役所

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福岡市には7つの区が設けられており、それぞれを管轄する区役所等がある[注釈 2]

東区役所

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博多区役所

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中央区役所

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南区役所

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城南区役所

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早良区役所

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西区役所

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旧庁舎

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北別館

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老朽化により2022年(令和4年)3月末で閉鎖した福岡市役所北別館は本庁舎北側に隣接する地上9階、地下2階建の建物であった[5]

今後、事業者を選定して解体工事が行われる予定である[5]。福岡市では跡地の約1,500 m2の敷地を10 - 60年の定期借地として活用する方針である[5]

脚注

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注釈

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  1. ^ 外部リンク:株式会社福岡銀行. “福岡銀行”. 2022年12月4日閲覧。→「来店予約/店舗・ATM」→「地域から探す」の「中央区」→「店番:001福岡市庁内支店」
  2. ^ 区役所は地方自治法第252条の20の規定に基づき、指定都市が市長の権限に属する事務を分掌させるため、条例で、その区域を分けて区を設け、それぞれの区に置く事務所である[2]

出典

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  1. ^ 福岡市. “市役所位置”. 2022年10月22日閲覧。
  2. ^ a b 福岡市. “福岡市区の設置等に関する条例”. 2022年10月20日閲覧。 →別表第1
  3. ^ 福岡市. “福岡市交通事業の設置等に関する条例”. 2022年12月17日閲覧。
  4. ^ 福岡市. “福岡市水道事業の設置等に関する条例”. 2022年12月17日閲覧。
  5. ^ a b c d 福岡市役所北別館跡地 民間事業者に貸し出しへ 10-60年の定期借地で”. 西日本新聞. 2020年12月9日閲覧。
  6. ^ 天神一望ランチに別れ…福岡市役所食堂、31日閉店”. 西日本新聞. 2021年4月5日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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