発寒中央駅
北海道札幌市西区にある北海道旅客鉄道の駅
発寒中央駅(はっさむちゅうおうえき)は、北海道札幌市西区発寒10条3丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はS04。電報略号はハチ。
発寒中央駅 | |
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駅舎(2017年5月) | |
はっさむちゅうおう Hassamuchūō | |
◄S05 発寒 (1.8 km) (1.5 km) 琴似 S03► | |
所在地 | 札幌市西区発寒10条3丁目1 |
駅番号 | ○S04 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 281.0 km(函館起点) |
電報略号 | ハチ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
4,502人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1986年(昭和61年)11月1日[1] |
備考 |
歴史
編集- 1986年(昭和61年)11月1日:日本国有鉄道の発寒中央臨時乗降場として開設[1]。旅客のみ取扱い[4]。駅員無配置駅[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[6]と共に旅客駅に昇格(簡易委託駅)。開業時は、簡素な相対式ホームとキヨスク(簡易委託で乗車券を発売していた)に併設の簡素な待合室のみであった。
- 1988年(昭和63年)3月:橋上駅舎完成(JR北海道発足後初の橋上駅舎化であった)[7]。
- 1998年(平成10年)12月3日:自動改札機を設置し、供用開始[8]。
- 2001年(平成13年)4月1日:駅業務を「日交観北海道」(現・北海道ジェイ・アール・サービスネット)に委託[2]。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施[9]。
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカード「Kitaca」使用開始[10]。
- 2011年(平成23年)3月5日:駅のバリアフリー化完了。エレベーター供用開始[11]。
駅名の由来
編集駅構造
編集相対式ホーム2面2線(ホーム長:135m[14])を持つ橋上駅。
手稲駅管理の業務委託駅(北海道ジェイ・アール・サービスネット)[2]。みどりの窓口、自動券売機、話せる券売機[3]、自動改札機、飲料自動販売機設置。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■函館本線 | 上り | 手稲・小樽・倶知安方面 |
2 | 下り | 札幌・岩見沢・新千歳空港方面 |
(出典:JR北海道:駅の情報検索)
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駅舎(北口)
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駅舎(南口)
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改札口
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ホーム
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駅名標
利用状況
編集「札幌市の都市交通データ」によると、2019年度の1日平均乗車人員は4,502人である[14]。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)3,012 | [15] |
: | ||
1995年(平成 | 7年)4,203 | [15] |
: | ||
2000年(平成12年) | 3,585 | [15] |
2001年(平成13年) | 3,505 | |
2002年(平成14年) | 3,473 | |
2003年(平成15年) | 3,492 | |
2004年(平成16年) | 3,545 | [15] |
2005年(平成17年) | 3,649 | |
2006年(平成18年) | 3,665 | |
2007年(平成19年) | 3,638 | |
2008年(平成20年) | 3,614 | |
2009年(平成21年) | 3,545 | |
2010年(平成22年) | 3,517 | |
2011年(平成23年) | 3,664 | |
2012年(平成24年) | 3,787 | |
2013年(平成25年) | 3,930 | |
2014年(平成26年) | 4,006 | |
2015年(平成27年) | 4,129 | |
2016年(平成28年) | 4,217 | |
2017年(平成29年) | 4,330 | |
2018年(平成30年) | 4,388 | |
2019年(令和元年) | 4,502 | [14] |
駅周辺
編集住宅街の中に位置し、周辺には商業施設などの利便施設が少なかったが、2011年12月にスーパーマーケットのダイイチ発寒中央駅前店が駅北口に開業した。
バス路線
編集駅北口に近接する道路上にジェイアール北海道バス「発寒中央駅」停留所がある。また、駅南側やや離れた道路上に北海道中央バス「発寒小学校」停留所がある。
路線は2021年4月1日現在。詳細は事業者・営業所記事参照
- 「発寒中央駅」(ジェイ・アール北海道バス琴似営業所)[16]
- 「発寒小学校」(北海道中央バス新川営業所)[17]
- 西48 地下鉄琴似駅行、新川営業所行
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b “札幌圏8駅が開業10年”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1996年11月8日)
- ^ a b c “JR北海道が5駅業務委託”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2001年3月19日)
- ^ a b “指定席券売機/話せる券売機|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company”. 北海道旅客鉄道. 2024年2月19日閲覧。
- ^ “日本国有鉄道公示第100号”. 官報. (1986年9月30日)
- ^ “「通報」●根室本線大成臨時乗降場ほか12臨時乗降場の開業について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 5. (1986年9月30日)
- ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、815頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 石黒, 俊昭「施工記録 札幌都市圏における輸送施設整備」『日本鉄道施設協会誌 = The journal of Japan Railway Civil Engineering Association』第28巻第10号、日本鉄道施設協会、1990年10月、42-59頁、doi:10.11501/3255339、2023年3月25日閲覧。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、181頁。ISBN 4-88283-120-1。
- ^ “駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2007年9月12日). 2014年9月6日閲覧。
- ^ “Kitacaサービス開始日決定について” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2008年9月10日). 2015年6月12日閲覧。
- ^ 『発寒中央駅バリアフリー化完成 エレベーターを3月5日から供用開始します!』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2011年2月25日。オリジナルの2020年7月9日時点におけるアーカイブ 。2020年7月9日閲覧。
- ^ 太田幸夫『北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~』(1版)富士コンテム、札幌市、2004年2月29日、39頁。ISBN 4-89391-549-5。
- ^ “新開設15駅の正式駅名を決定 北海道総局 61年11月改正”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年10月2日)
- ^ a b c “札幌の都市交通データ 3.JR (3)JR駅の概要(札幌市内)” (PDF). 北海道旅客鉄道. 2021年4月28日閲覧。
- ^ a b c d “札幌の都市交通データブック2019” (PDF). 札幌の都市交通データ. 札幌市. p. 46・47. 2020年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月28日閲覧。
- ^ “一般路線バス|札幌市内”. ジェイアール北海道バス. 2021年5月23日閲覧。
- ^ “札幌市内路線図”. 北海道中央バス. 2021年5月13日閲覧。
参考文献
編集- 本久公洋(著)『北海道鉄道駅大図鑑』北海道新聞社、2008年。ISBN 978-4-89453-464-3。
関連項目
編集- 日本の鉄道駅一覧
- 北海道旅客鉄道の鉄道駅一覧 (電報略号順)
- 発寒南駅 (札幌市営地下鉄) - 代替輸送の指定駅。直結していない。
外部リンク
編集- 発寒中央|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company