河内 悠紀(かわち ゆうき、1940年〈昭和15年〉2月14日 - 2023年〈令和5年〉6月21日)は、日本検察官弁護士(河内法律事務所)。元大阪高等検察庁検事長。位階は従三位

来歴

編集

1966年(昭和41年)検事任官。盛岡地検検事正、公安調査庁次長、京都地検検事正等を経て、1998年(平成10年)に法務総合研究所長。

その後、1999年(平成11年)仙台高検検事長、2001年(平成13年)名古屋高検検事長、2002年(平成14年)大阪高検検事長を歴任し、2003年(平成15年)に定年退官。2010年(平成22年)、瑞宝重光章受章[1]

退官後は弁護士登録し、住友倉庫監査役等を務める。2010年日本振興銀行特別調査委員会委員長。2012年(平成24年)株式会社東日本大震災事業者再生支援機構社外監査役。

2023年6月21日、膵頭部がんのため死去した[2]。83歳没。死没日付をもって従三位に叙された[3]

略歴

編集

脚注

編集
  1. ^ 『官報』号外93号、平成22年4月30日
  2. ^ “河内悠紀さん死去”. 朝日新聞. (2023年6月27日). https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S15672190.html 2023年6月27日閲覧。 
  3. ^ 『官報』第1027号 令和5年7月26日付10頁
先代
松浦恂
仙台高等検察庁検事長
1999年 - 2001年
次代
高野利雄
先代
石川達紘
名古屋高等検察庁検事長
2001年 - 2002年
次代
頃安健司
先代
東條伸一郎
大阪高等検察庁検事長
2002年 - 2003年
次代
頃安健司