永野川
栃木県の川
永野川(ながのがわ、ながのかわ)は、栃木県南部を流れる利根川水系巴波川支流の一級河川。巴波川の支流としては最長である。
永野川 | |
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二杉橋から下流を撮影 | |
水系 | 一級水系 利根川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 50[1] km |
平均流量 | 160[3] m3/s |
流域面積 | 172.0[1] km2 |
水源 | 鹿沼市粟野町上永野 尾出山 |
水源の標高 | 933[2] m |
河口・合流先 | 巴波川(小山市中里・栃木市大平町伯仲) |
流域 | 栃木県 |
流路と自然
編集水源は鹿沼市粟野町尾出山[3]。その後栃木市内を南下し、小山市中里と栃木市大平町伯仲の境界付近で巴波川に合流する。 上流では百川渓谷と呼ばれる渓谷を形成している[4]ほか、栃木市岩出町の河原では永野川緑地公園が整備され[5]、市民の憩いの場となっている。河川延長は約50 kmと[1]、本川である巴波川の28.5 kmよりも長い。
流域の自治体
編集支流
編集- 出流川
- 藤川
- 赤津川
橋梁
編集上流より
- 永原橋(栃木県道199号上永野下永野線)
- (栃木県道199号上永野下永野線)
- 寺岐橋
- 名称不明
- 倉本橋
- 星野橋[6](栃木県道32号栃木粕尾線)
- 山口橋[7]
- 牛落橋
- 名称不明
- 熊下橋(栃木県道32号栃木粕尾線)
- 寺尾橋
- 新田橋
- 鍋山橋(栃木県道202号仙波鍋山線)
- 藤沢橋
- 大久保橋
- 永倉橋
- 和田橋
- 尻内橋(国道293号)
- 千塚橋
- 百相橋[7]
- 宮の橋
- 永野川橋(東北自動車道)
- 対嶺橋(栃木県道75号栃木佐野線)
- 大砂橋
- 大岩橋
- 上人橋
- 高橋
- 睦橋
- 二杉橋(栃木県道269号太平山公園線)
- 大柳橋
- 両毛線
- 大平橋
- 永久橋 - 旧橋
- 永久橋(栃木県道11号栃木藤岡線)
- 東武日光線
- 川谷橋
- 諏訪橋
- 山下橋(栃木県道253号借宿八幡線)
- 町田橋
- 永豊橋(栃木県道311号小山大平線)
- 両明橋
- 永輪橋
- 千部橋(栃木県道36号岩舟小山線)
旧千部橋- 流失[8][9]- 新永野川橋(国道50号)
- 堀ノ内橋
- 伯楽橋
- 新落合橋
- 落合橋
脚注
編集- ^ a b c “一級河川利根川水系 巴波川圏域河川整備計画(変更)” (PDF). 栃木県. p. 3 (2004年9月). 2018年11月5日閲覧。
- ^ “尾出山 - ヤマレコ”. 2017年2月24日閲覧。
- ^ a b “河川事業の再評価概要書” (PDF). 栃木県. p. 1. 2017年1月29日閲覧。
- ^ “鹿沼観光だより 色彩のまち かぬま”. 2017年2月24日閲覧。
- ^ “栃木市 永野川緑地公園”. 栃木市. 2017年2月24日閲覧。
- ^ “マップルトラベル”. 昭文社. 2017年1月20日閲覧。
- ^ a b “栃木市橋梁長寿命化修繕計画” (PDF). 栃木市. p. 4 (2013年4月). 2017年1月20日閲覧。
- ^ “栃木に大雨特別警報 住宅に土砂、橋は崩落”. 日本テレビ放送網(日テレNEWS24) (2015年9月10日). 2017年1月20日閲覧。
- ^ “台風17号及び18号による出水状況報” (PDF). 国土交通省関東地方整備局. p. 2 (2015年9月15日). 2017年1月21日閲覧。