東町 (上尾市)
埼玉県上尾市の町丁
東町(あずまちょう)は、埼玉県上尾市の町名。現行行政地名は東町一丁目〜三丁目。住居表示実施済み[6](三丁目のみ未実施区域)。郵便番号は362-0031[3]。
東町 | |
---|---|
埼玉県立上尾特別支援学校 | |
北緯35度58分27.76秒 東経139度36分20.43秒 / 北緯35.9743778度 東経139.6056750度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | 上尾市 |
地区 | 上尾地区 |
面積 | |
• 合計 | 0.5012[1] km2 |
人口 (2019年(平成31年)1月1日現在)[2] | |
• 合計 | 3,481人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
362-0031[3] |
市外局番 | 048(浦和MA)[4][5] |
ナンバープレート | 大宮 |
座標の場所は上尾市立東町小学校を示す |
市の統計などでは上尾地区で分類されている。
地理
編集埼玉県の中央地域(県央地域)で、上尾市中央部のやや南に位置する。町域の東側を上尾下、南側を日の出、西側を愛宕、北側を本町や二ツ宮と隣接する。地区北部から東部の低地を芝川が流れ、上流から日の宮橋、鎌倉橋、国体橋、新橋が架かる[7]。町域の西部を国道17号大宮バイパス、南部を上尾環状線が東西に通る。
東町三丁目の一部(埼玉県道323号上尾環状線以南)を除き市街化区域[8]で主に第一種中高層住居専用地域(一部第一種住居地域、国道沿いは準住居地域、県道沿いは第二種住居地域)に指定され、全体的には住宅地が広がっているが、一部生産緑地地区として耕作地も見られる。かつては芝川流域周辺以外の大半は耕作地であった[9]。市街化調整区域も民間施設の駐車場や住宅が目立ち、農地は少ない。最南部は公園緑地や、上尾スポーツ総合センターがある。
地価
編集住宅地の地価は、2018年(平成30年)の都道府県地価調査によれば、東町二丁目1616番4の地点で9万6500円/m2となっている[10]。
歴史
編集- 1967年(昭和42年)7月1日 - 住居表示に関する法律に基づき住居表示(第三次)が実施され[11]、大字上尾宿の一部より東町一丁目・二丁目[11]が成立する[9][12]。また、大字上尾宿の一部より住居表示未実施で東町三丁目も成立する。
- 1977年(昭和52年)4月1日 - 地内に上尾市立東町小学校が開校する[13]。
- 1979年(昭和54年)4月1日 - 地内に埼玉県立春日部養護学校上尾分校(現、埼玉県立上尾特別支援学校)が開校する。
- 1982年(昭和57年)3月 - 地内に「県立スポーツ研修センター」(現スポーツ総合センター)が完成する[14]。
- 1985年(昭和60年) - 芝川に架かる鎌倉街道の「鎌倉橋」や、原市新道の「新橋」が架け換えられる[15]。
- 1988年(昭和63年) - 芝川に架かる「日の宮橋」が架け換えられる[15]。
世帯数と人口
編集2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
東町一丁目 | 623世帯 | 1,483人 |
東町二丁目 | 524世帯 | 2,063人 |
東町三丁目 | 234世帯 | 874人 |
計 | 1,381世帯 | 3,481人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[16]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
東町一丁目 | 全域 | 上尾市立東町小学校 | 上尾市立上尾中学校 |
東町二丁目 | 全域 | ||
東町三丁目 | 全域 |
交通
編集地区内に鉄道は敷設されていない。最寄り駅はJR東日本高崎線上尾駅で、東町二丁目の地点よりおよそ1.9 km[10]離れている。
道路
編集バス
編集- 原市平塚循環
- 地区内は「東町二丁目」、「水上公園入口」バス停留所が設置されている。
町内会
編集施設
編集さいたま水上公園- 水泳場部分は2022年2月27日に閉園。公園緑地は存続され、その一部が町域に掛かる- スポーツ総合センター - 指定緊急避難場所・指定一般避難所[22]
- 上尾市立東町小学校 - 指定緊急避難場所・指定一般避難所
- 埼玉県立上尾特別支援学校 - 指定緊急避難場所・指定一般避難所(地震時のみ使用可)
- 東町会館 - 勢至堂[9]跡地に立地。施設の前を鎌倉街道が通る[18]。市指定天然記念物のむくの木[23](1967年5月1日指定)が隣接する墓地にある。
- アザレアホール(斎場)
- 月待供養塔(板碑) - 市指定文化財(1965年3月1日指定)。地内1丁目の民家に所在する[11]。中分大悲庵の月待供養塔とは別物。
- 向源寺
- 芝川ポンプ場
- 東町公園 - 指定緊急避難場所
脚注
編集- ^ “統計あげお 平成30年版 第1章 土地・気象”. 上尾市役所. p. 2 (2019年5月30日). 2020年5月27日閲覧。
- ^ a b “町丁大字別人口表”. 上尾市 (2019年2月4日). 2019年2月28日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “単位料金区域別市外局番等一覧表”. NTT東日本. 2020年5月27日閲覧。
- ^ “住居表示に関する届け出”. 上尾市役所 (2017年12月28日). 2019年2月28日閲覧。
- ^ “上尾市災害ハザードマップ”. 上尾市役所 (2016年4月1日). 2019年3月12日閲覧。
- ^ 都市計画図がご覧になれます。 - 上尾市(2014年9月5日).2020年5月13日閲覧。
- ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 925頁。
- ^ a b 国土交通省地価公示・都道府県地価調査.2019年2月28日閲覧。
- ^ a b c 『上尾百年史』 233-235頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 75頁。
- ^ “学校の沿革および研究歴” (PDF). 上尾市立上尾小学校(上尾市教育委員会) (2019年8月28日). 2021年11月25日閲覧。
- ^ “上尾市のあゆみ - 統計あげお平成23年版” (PDF). 上尾市. pp. 135-144 (2012年3月). 2014年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月19日閲覧。
- ^ a b “上尾市橋梁長寿命化修繕計画” (PDF). 上尾市. p. 16-17 (2013年3月). 2020年8月13日閲覧。
- ^ “市内小・中学校通学区一覧”. 上尾市 (2018年4月1日). 2019年2月28日閲覧。
- ^ 『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』305-309頁。
- ^ a b “(上尾歴史散歩285)中世の上尾 鎌倉街道羽根倉道”. 上尾市役所. 2019年8月15日閲覧。
- ^ 路線バス - 丸建自動車.2019年2月28日閲覧。
- ^ ぐるっとくん 上尾市内循環バスROAD案内マップ (PDF) - 上尾市役所.2019年2月28日閲覧。
- ^ “自治会・町内会・区会に加入しましょう”. 上尾市役所 (2021年3月1日). 2022年4月30日閲覧。
- ^ “指定緊急避難場所・指定避難所・福祉避難所”. 上尾市役所 (2022年2月14日). 2022年4月30日閲覧。
- ^ “むくの木”. 上尾市教育委員会Webサイト. 上尾市教育委員会 (2010年11月24日). 2019年8月15日閲覧。
参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
- 上尾百年史編集委員会・編『上尾百年史』上尾市役所、1972年2月10日。
- 上尾市教育委員会・編『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』上尾市、1997年3月31日。
関連項目
編集外部リンク
編集- あげおガイド アピマップ - 上尾市役所